動画[講義]
上祐史浩の仏教・心理学等の講義の動画をご紹介します。

上祐史浩・一般向け講義【2017】

第344回『ヨーガの呼吸法:プラーナーヤーマ(調気法)の奥儀』(2017年10月1日東京 60min)
(2017年10月02日)

1)ヨーガの呼吸法の効果・意味

1.ヨーガの真の意味は、体操ではなく、心のコントロール。心をコントロールする
瞑想の準備段階がヨーガの呼吸法であり、それ自体が瞑想とも言える。

2.ヨーガの呼吸法=プラーナーヤーマの目的は、気のコントロールで、調気法とも。
気(プラーナ)は、中国とインドの哲学共通の概念で、目に見えない生命エネルギー。
体には、気が流れる道=気道と、複数の気道の交差点があり、気は、息、血流、筋肉、神経、熱・音・波動(光)に連動して変化するが、プラーナーヤーマは、呼吸の調節で、気を強化し、気道を浄化する方法。

3.プラーナーヤーマによる気の強化・気道の浄化は、体の諸機能の正常化、健康、
心の安定、集中力の増大、欲望・煩悩の減少、瞑想(による悟り)に役立つ。
呼吸法と瞑想などによる心の安定は、物事を正しく見る智慧、それによる悟り
をもたらす。智慧があれば、悟りに限らず、世俗の物事の達成も可能となる。


2)3種の呼吸法の解説・実習:基本から高度な行法まで

1.呼吸法の基本(基本的な呼吸法)

  1.背筋を伸ばし肩・腕の力は抜き、口ではなく鼻から腹式呼吸で息を出し入れす     る。
  2.息を吸った後に、多少息を止める、入息・保息・出息をリズミカルに繰り返す。
  目・顔は前に向け、下や横を向けない。

2.左右の気道を浄化する呼吸法

  1.体の右側を通る右気道(交感神経に対応)と、左側を通る左気道(副交感神経)  があり、それぞれ、右鼻腔だけないし左気道だけでの呼吸法で浄化できる。音が  するくらい強く出し入れするのがコツ。なお、経典上は、やり方は二通りある。
  2.右気道が詰まっていると、怒り・嫌悪・イライラ・緊張が生じやすい。
  3.左気道が詰まっている、無智・愚鈍・頭が働かない・ぼっとした状態・眠気・無関  心、冷淡さが生じる。
  4.左右の両気道を浄化すると、心の安定と集中、落ち着いた鮮明な意識を得ら   れ、日中の学業・仕事、夜の深い睡眠、悟りの瞑想に役立つ。

3.両気道の浄化と集中力を高める呼吸法

  1.左右の鼻腔を交替々々に使って出息・保息・入息を繰り返す。
  2.左右の両気道の浄化、体内の気の強化に加え、特に保息が時間を長くしていくと、集中力の増大を助ける効果を持つ、高度な呼吸法の一つ。

 

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