動画[講義]
上祐代表などの講義などの動画をご紹介しています

2015年3月

  • 第232回『不安、コンプレックス、死の恐怖を超える考え方(2015年3月8日福岡135min)』 (2015年3月17日)

    1.不安の原因を論理的に考える

    2.不安は欲求に比例する。過剰な執着を放棄すること。

    3.心を静めることで、物事を正しく見ることができる

    4.一定の不安は向上の原動力、過剰な不安を制御する。

    5.不安とコンプレックスの関連。

    6.コンプレックスは自他の破壊にさえ向かう

    7.ブッダの教え、自と他の繋がりに気づくこと

    8.慈悲・分かち合いで、過剰な優等・劣等の意識を超える

    9.死の不安を超えるには生死は一体と悟り、感謝と恩返しの心を持つ

     

  • 第231回(2015年3月1日東京61min) (2015年3月16日)

  • 第230回『コンプレックスの苦しみを乗り越える。アドラーの心理学と、仏教心理学の唯識思想から(2015年2月15日大阪 94min)』 (2015年3月15日)

    1.人のコンプレックスの苦しみは、人間関係の問題・破たん、鬱病等の精神病、さらには集団・国家のテロや戦争など、様々な問題の原因になっている。これは、西洋のアドラー心理学と、仏教の心理学である唯識思想の視点から分析する。

    2.アドラー心理学から
    劣等感とその解消が、人間の進歩の原動力でもあるが、うまっく解決できないと、歪んだ心理状態=コンプレックスとなり、他との人間関係に耐えられず、引きこもったり(劣等コンプレックス)、その真逆に、自分が優れているという妄想的な考えにのめり込む場合(優等コンプレックス、例えば反社会的なカルト集団の心理状態)がある。この問題に対対しては、劣等感を健全に解決する努力を勇気付けたり、何らかの共同体への所属・信頼・貢献によって、社会との健全なつながりを持つことが解決策となる。

    3.仏教の心理学と家われる唯識思想から

    仏教の唯識思想では、人間には、自と他が全く別ものだと錯覚し、自分に過剰に愛着し、自分こそが価値があると思いたいという煩悩がある。
    そこで、優越感の罠に陥らないように、自分が優れていると思っても、それは自分の力(だけ)ではなく、他者・全体に支えられて与えられたものであるという謙虚かな認識を持つように努め、他者・全体に感謝に、自分の幸福を他者と分かち合うことが大切である。
    また、劣等感の苦しみを乗り越えるためには、自分はダメだとか、自分だけが劣っているかのような意識に陥らずに、自分と同じような欠点を持った者は世界には無数に存在していることに気づき、その人たちの気持ちを理解し、苦しみを分かち合い、ともに乗り越えていこうと考えて慈悲を培うべきである。すると、欠点を慈悲の源になり、長所に変わっていく。
    21世紀には、優越感と劣等感に揺れる乗り終えた、感謝と苦楽の分かち合いによる幸福という、「幸福観のパラダイムシフト」が必要である。

     

  • 第222回『ひかりの輪の思想は、イスラム国のテロを防止するワクチンとなる。(2015年2月8日福岡98min)』 (2015年3月15日)

    1.イスラム国には、一部にオウムと似た要素がある(違う点も多いが)。そして、実は、日本でも、世界でも、「オウム的なもの」が繰り返し生まれている。イスラム原理主義に限らず、欧米の植民地侵略、大日本帝国・ナチスの活動、そして、1970年代の極左テロ、1990年代オウム、2010年代のイスラム国と、20年周期のテロ災厄がある。

    2.この「オウム的なもの」の繰り返しを止めるためには、その原因である精神病理的な心理状態に感染しないようにすることであるが、感染を防ぐには、その免疫(抗体)が必要である。そして、これが心の問題であるため、感染して脱却した者こそ、原因と脱却の方法を理解できる部分があり、免疫(抗体)を形成するワクチンを提供できる面があるが、それが、オウムを超えた、ひかりの輪の思想・実践は、そのワクチンの一つである。

    3.ひかりの輪は、オウム的なものに感染した人の治療(アレフ信者の脱会支援など)と、感染の予防のための思想を普及したいと考えている。

     

  • 第221回『イスラム国、宗教のテロ・戦争はどうしたら防げるか。オウムの反省・教訓から(2015年1月25日大阪56min)』 (2015年3月15日)

    イスラム国の人質事件と戦争をどう考えるのか
    イスラム国とオウムの類似性と相違点は?
    オウムの反省・教訓から見て、こうした宗教の戦争・テロをどのようにしたら 防げるのか?
    イスラム国の心理の歪み 欧米の民主社会の過去の闇=植民地侵略
    イスラム国などの宗教原理主義を生み出す現在の人類社会の土壌とは?
    イスラム原理主義、欧米帝国主義、大日本帝国、オウムなど、全体をつなげてみてわかる真相がある。
    人類はつながっていて、彼らは自分たちの過去の投影では?それが、真の解決への鍵にならないか。

     

  • 2014~15年末年始セミナー特別教本『哲学・科学・宗教』解説講義 (2015年3月15日)

    2014年~2015年の年末年始セミナーにて行われた、上祐史浩の講話全6話の解説講話の動画です。

    ◆第1回(12月30日 98min)

    第1章 哲学・科学・宗教:人類の叡智を総覧するについての解説となります。

     


    ◆第2回(12月30日 103min)

    第2章 「足るを知る」を土台とした智恵と愛の思想についての解説となります。

     


    ◆第3回(12月31日 65min)

    第3章 山の思想・修験道の実践:体で学ぶものについての解説となります。

     


    ◆第4回(12月31日 60min)

    参加者・視聴者の方からの質疑応答から開始。その後、巻末エッセイ1:太陽の周りの虹の光の輪についての解説となります。

     


    ◆第5回(1月1日 80min)

    参加者、視聴者の方からの質疑応答から、日常生活に役に立つ仏教思想の教えの解説となります。

     


    ◆第6回(1月1日 70min)

    心理学特別講義「ユングのタイプ論」についての解説となります。

    ユング心理学は、対立する要素(例えば、陰陽)のバランスをとること、人格の偏りをなくし、バランスのとれた全体性へ向かうことを間の成長と捉える。
    人格の対極の要素(例えば、外向-内向)のバランス、調和を実現していくために、今の自分の状態を知ることが必要で、その手がかりとなります。

    2つの一般的態度:外向-内向、4つの心理機能:思考・感情・感覚・直感

     


    ◆第7回(1月2日 70min)

    参加者、視聴者の方からの質疑応答に答えながら、さまざまな東洋の叡智についての話となります。

     


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