動画[講義]
上祐史浩の仏教・心理学等の講義の動画をご紹介します。

2018年01月

  • 第355回大阪セミナー講義『仏陀の智慧:縁起と空:苦しみの根源とそれを越える叡智』(2018年1月7日大阪 88min) (2018年01月11日)

      この講義は、年末年始セミナーの特別教本の第4章「仏教思想が説く幸福の奥儀:智慧・慈悲・精進」の中で、まず、人が苦しむ根本的な原因は何かを分かり易い例を多数使いながら解説している。
      そして、その原因である根本煩悩の「無智」を越える仏陀の「智慧」として、喜びと苦しみや、自分の幸福と他人の幸福といった、対極的な2者が、実際には、相互依存=セットで存在するという「縁起と空」の叡智について述べている。こうして、これは、全ての苦しみの原因の解明であって、苦しみを越えるための奥儀でもある。

      なお、特別教本第四章の該当部分の目次は以下の通り。

    10.智慧とは何か...........................................................................56

    11.縁起と空の思想:相依性縁起と一切皆空.......................................57

    12.空の思想:一切皆空..................................................................58

    13.仏教用語を使わない、無智と智慧の簡明な説明..............................58

    14.煩悩の本質:自己中心的で妄想的な意識.......................................59

    15.蜘蛛の糸が説く苦しみ=地獄の原因:「自分だけ良ければいい」と
    いう心の働き...........................................................................60

    16.仏陀が説いた二つの苦の解消の道:輪廻からの解脱と、菩薩道・仏陀
    の境地....................................................................................60

    17.智慧の簡明な説明.....................................................................61

     

  • 第354回年末年始セミナー講義第5回『仏陀の心:慈悲と精進:苦しい人生を生き抜く勇気と万物を尊重する心』(2018年1月1日 東京 103min) (2018年01月04日)

      この講義は、仏陀・菩薩の心とされる大慈悲・四無量心に関して、丁寧に解説しています。さらに、その中で、特に、①慈悲の心は、なかなか思い通りにはならず苦しみも多い人生を生きるための智恵・勇気を与えてくれること、②四無量心の実践は、継続的な努力を意味する精進と一体不可分であること、③精進の実践は、世界の全てを尊重して愛する心(仏陀の心)に近づくことが出来ることなどを解説しています。


    1.仏陀・菩薩の心:大慈悲・四無量心(慈・悲・喜・捨)

    2.慈(マイトリー):他の幸福を願い、幸福を与える

    3.悲(カルナー):他の苦しみを悲しみ、苦しみを取り除く

    4.慈悲の化身・観音菩薩:苦しみは慈悲の源

    5.慈悲こそが生きる力・勇気・智慧

    6.喜(ムディター):他の幸福を喜び、妬まない。

    7.捨(ウペクシャー):怒りを越え平静で平等な心

    8.慈悲=苦楽の分かち合いが、幸福な世界を作る理由

    9.精進の実践:智慧と慈悲は一体であり、仏道修行の要

    10.初期仏教の四正勤の教え

    11.大乗仏教の六つの完成が説く三つの精進

    12.緊緩中道の精進:焦らずたゆまず、無理せず怠けず

    13.精進のための良き法友・サンガの重要性

    14.精進と様々な煩悩の関係

    15.他人がどう見えるかは、自分の心・物の見方次第である

    16.ひかりの輪の読経瞑想:「三悟心経」

     

  • 2018年1月1日心理学講義『愛着理論』対人関係に強い不安を覚え、回避するなどの愛着障害とは?(74min) (2018年01月04日)

    著名な心理学理論である「愛着理論」とは、乳幼児期の養育者との関係を一因として、対人関係において安定するタイプに加え、強い不安を覚えるタイプ、深い関係を回避するタイプ、これらの混合型のタイプなどの「愛着障害」と呼ばれる人格が形成されやすいと説く。

    ただし、その繊細な対人関係に関する感覚は、例えば芸術分野などでカリスマを生無ことはよく知られており、更には、芸術の分野以外でも、政治や宗教、ビジネスや社会活動の領域で、偉大な働きや貢献をする人は、しばしば愛着障害を抱え、それを乗り越えてきたというケースは少なくないとされる。

    ※なお、心理学においては、仏教用語とは異なって、「愛着」という概念は、養育者との情緒的な特別な結びつきのことを言い、乳幼児期の赤ちゃんが心身の健全な成長のために必要な安心・安全を提供するものと定義していることに留意されたい。

    1.愛着とは
    (1)愛着とは何か
    (2)愛着とは生物学的な現象
    (3)愛着は母子の相互関係

    2.ボウルビィの愛着理論
    (1)ホスピタリズム
    (2)アケゲザルの実験
    (3)母親との特別な結びつき「愛着」
    (4)愛着とは特定の人との関係

    3.愛着形成は1歳半まで

    4.愛着のスタイル

    (1)4つの愛着スタイル
    1.安定型
    2.不安定型:不安型・回避型・混乱型(混合型)
    (2)愛着スタイルを明らかにする実験
    (3)愛着のスタイルが認知・認識・行動の鋳型となる
    (4)4つの愛着スタイルの特徴

    5.独特の創造性との関係 ~愛着は創造の源~

    繊細な感覚から際立つ芸術分野のカリスマ性
    愛着障害を乗り越えれば、各分野の偉人にも

    6.愛着障害に共通する特徴

    7.愛着と諸問題との関連

    8.安全基地

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