新着情報 <一般の方の声>
- 2013/04/09
- 2013/4/7 上祐代表が福岡市内で経営コンサルタントのご招待を受けて講演しました
- 2013/01/06
- 2012/12/26 上祐代表が、映画『愛のゆくえ(仮)』上映後トークイベントに出演、木村文洋監督と対談しました
- 2013/01/06
- 2012/12/25 上祐代表がネット放送局の招待を受け大阪で講演しました
- 2012/12/10
- 2012/12/3 上祐代表が、ニコニコ動画に生出演、中森明夫氏らと対談しました
- 2012/12/09
- 2012/10/11上祐代表が、ザ・グレート・サスケ氏と公開対談しました
- 2012/10/26
- 2012/10/8上祐代表が鈴木邦男氏(一水会最高顧問)と対談
- 2012/08/08
- 2012/8/8 本日発売の『atプラス13 』に、上祐史浩+大田俊寛「宗教の未来 オウム真理教を超克する」が掲載
- 2011/07/25
- 2011/7/21 上祐史浩が、元俳優・黒田勇樹さんのネットテレビに出演
- 2011/04/09
- 2011/2/27【動画】上祐史浩の講演『オウム真理教の問題の心理学的な分析』 第269回・人間関係とストローク自主研修会にて(98min)
- 2011/01/19
- 上祐史浩氏の大阪オフ会に、もう一度参加しました(山本隆雄氏)
- 2011/01/05
- 超感激!ひかりの輪代表の上祐史浩さんのオフ会に参加・上祐さんの隣に座りいろいろとおしゃべり(山本隆雄氏)
- 2010/12/22
- ロフト席亭・平野悠の「好奇心 何でも見てやろう」ひかりの輪(元オウム)と行く聖地巡礼同行記(その1~3)
- 2010/08/04
- 「サリン事件から15年。オウムとは何だったのか?―上祐さん達、元幹部に聞いた(鈴木邦男氏HPより)
このコーナーについて
さまざまな一般・会員の方の声、感想、体験などをご紹介
このコーナーでは、ひかりの輪と接点を持たれた著名人・一般の方のご感想やご意見、そして、ひかりの輪との接点によって、オウムから脱会することのできた元オウム・アレフ信者の体験記、新たな入会者、現ひかりの輪会員などの、さまざまな学びと実践でのご感想・体験談などをご紹介していきます。
識者の方の上祐・団体の評価
田原総一郎氏(ジャーナリスト)
■田原総一郎氏(ジャーナリスト)
ひかりの輪は、宗教じゃないよ。
麻原彰晃をいまでも信仰してるアレフは宗教です。
麻原を一番の神として。
彼(上祐史浩)がやっている、オウム・麻原を全面的に批判するひかりの輪は宗教じゃないんですよ。
麻原を批判し、オウムを批判し、人間とはいかに生きるべきか(を学ぶもので)、どっちかというと、哲学に近いのね。
ひかりの輪っていうのは。
上祐さんは、宗教の怖さを身をもってよく知ってる。
(2013.06.21放送「田原総一朗のタブーに挑戦! アベノミクスは成功するのか?」 田原総一朗、上祐史浩との対談について語る、から)
■2013年6月14日 文化放送・ニコニコ生放送に出演、田原総一朗氏(ジャーナリスト)と対談
■田原氏との共著 『危険な宗教の見分け方』
〈田原総一朗・上祐史浩著 ポプラ社、2013〉
■書評『危険な宗教の見分け方』(ポプラ社 対談・田原総一郎氏 2013)
島田裕巳さん(文筆家、宗教学者)、平野悠さん(ロフトグループ)、鈴木邦男さん(著述家)、サイゾー
鈴木邦男氏 (思想家・著述家)
■鈴木邦男氏(思想家、著述家)
上祐さんは、あれだけの事件に遭遇し、その後も贖罪を背負いながら必死に生きている。
その姿には心打たれるものがある(中略)。
「ひかりの輪」のHPを見せてもらったが、凄い。充実している。
これを見ただけで、上祐さんの考えが分かるし、ヨガも出来る。又、「聖地巡礼」も出来る。 ヨガや、仏教の素晴らしい点は、どんどん取り入れて、修行している。
完全に麻原色は脱却している。
オウムの時なら、「他の宗教はニセモノだ!」と言われ、神社やお寺に行くなんて考えもつかなかった。(中略)
でも、逮捕され、苦しみ、地獄を見たのだろう。
大きく脱皮していた。
実にバランス感覚のある人になっていた。 誠実だと思った。
過去のことも謝罪し、反省し、そして今も自分を戒めている。
謙虚な宗教家だと思った。 凄い体験をした。修行もした。
「世界史的大事件」を体験したのだ。 その中で知ったことも多い。
何が間違いで、何が正しいかも知った。
優秀な人だし、「宗教」として、大きくするノウハウも知ってるだろう。 「宗教家」として大成する道も知っているだろう。
しかし、それを敢えてやらない。
自分が傲慢にならないように自戒している。
宗教家として厳しく戒めている。
これはなかなか出来ないことだと思った。
そこまで自分を責めなくてもいいだろう、と私などは思った。
もしかしたら、一般の宗教という概念を超えたものを目指しているのかもしれない。 そんな感じがした。
(鈴木氏のサイトより)◎2012年10月8日 鈴木邦男氏と公開対談
「鈴木邦男ゼミin西宮」第13回「オウム事件17年目の真実と意味」にゲスト出演
■『終わらないオウム』〈上祐史浩・鈴木邦男・徐裕行著:田原総一朗解説〉
(鹿砦社:2013年5月30日刊行)
●『錯乱の時代を生き抜く思想、未来を切り拓く言葉--鈴木邦男ゼミin西宮 報告集vol.3』(鹿砦社)
〈鈴木邦男×上祐史浩〉
平野悠氏 (事業家・ロフト)
■平野悠氏 (事業家・ライブハウスロフトグループ創始者)
先日のライブハウス「ネイキッドロフト」での4時間にも及ぶ討論(?)で、上祐氏が出す衝動波の残像が凄すぎて、次の日の夜、立ち上がれず、突き動かされるように4時間も世田谷界隈を歩き、疑問を自分に問いかけながらただ愚直に歩き続けたのだった。
上祐史浩氏のあの波動はなんなのか?自己内部で消化するにはしばらくかかると思った。
上祐氏やオウムやアレフを脱会した出家信者に、あれから一体何があって、どんな修行体験を積んで、今があるのかを知りたいと思った。
初めて会う上祐さんがとてもキラキラしていて、そこから出てくる波動というかオーラが、私を打ちのめすというか圧倒する感じになった。
ひかりの輪ホームページを見るといかにひかりの輪がオウム事件の反省の上に成り立っているかが解ります。 (平野氏のツィッターより)
私は今回、このひかりの輪主催の聖地巡礼に参加しながら、一連のオウム事件がどんどん風化し、結果的に何も解決されないまま教祖と幹部達の死刑は確定したが、この事件を解っていない自分を見た。
「この集団の目指すものは何か?」という疑問は、上祐代表の「立ち位置」で、それなりにすっきりした感じが残っている。
オウム事件は、未だ市井の目が許していない。
この孤立無援の新しい目的を持った集団はどこに行くのか、長い目で見守ってゆこうと思った。
ある若い参加者と話した「なぜこの巡礼に参加を」「オウム事件から逃げないで今、この光の輪はあって、その苦境をどうやって克服しようとしているのかを肌で感じたかった」には胸がじーんと来た
(「ひかりの輪と行く聖地巡礼同行記」より)
上祐氏の主催する「ひかりの輪」はいわゆる絶対的教祖がいる宗教団体でなく「東洋思想を中心に東西の思想哲学を学習・実践する教室」だとして、今までの宗教とは違うというのが繰り返し述べられている。
さて上裕?ひかりの輪はこれからどこへ向かって行くのか、全く新たな「輪の思想」を構築出来るのか興味はある。
私自身も上裕さんとは数度対談し、ひかりの輪主催の「聖地巡礼」にも参加したことがあるので、今の上裕さんの「立ち位置」は信用していいと思っている。
(ブログ「Rooftop」レビュー2013年)
■2010年10月9~10日、ひかりの輪では栃木県・日光への聖地巡礼を行いましたが、その際、新宿でトークライブハウスを展開するロフトプロジェクトの代表・平野悠氏が同行し、巡礼の一部始終を取材され、そのレポートが "Rooftop"上に掲載されましたのでご紹介します。
>>ロフト席亭・平野悠の「好奇心 何でも見てやろう」ひかりの輪(元オウム)と行く聖地巡礼同行記(その1~3)
山本隆雄さん(事業家)
■山本隆雄さん (事業家・日本コンピュータクラブ連盟・日本霊能者連盟・日本占い師連盟理事長)
上祐さんの話を聞いた率直な感想としては、「まともやん」「怖くないやん」というものでした。
ひかりの輪は、2度とあのような(オウムのような)行動を起こす教団じゃないと思われました。これから、宗教も大改革が起こり、パチモンの新興宗教は滅びていきます。
ひかりの輪・上祐さんは、ホンマモンで、これから伸びていくとうちの霊能者の先生方が言っているので、日本霊能者連盟として、上祐さんとお付き合いしていくのが賢明と判断。オフ会には、参加することにしているわけです。
ちなみに、私は、真言宗の熱心な信徒なので、ひかりの輪に鞍替えする予定はありません。普通、宗教団体の代表が開くオフ会って、その宗教のPRと勧誘のはずなのですが、上祐さんのオフ会には、自身の宗教上の考えを述べることはあっても、ひかりの輪のPRをすることもなく、勧誘をすることもなく、 ある意味、純粋な意味での上祐さんのオフ会という感じがします。
オススメのオフ会です。(山本さんのブログより)
大田俊寛さん(宗教学者)
■大田俊寛さん(宗教学者)
●オウムとは何だったのかという問いに真摯に向き合っている(上祐代表との対談より)
私が上祐氏の態度や発言から強く感じたのは、「上祐氏はどうして逃げずに、ここまで持ちこたえることができたのだろうか」ということであった。(中略)
上祐氏は、元オウム幹部としてはほぼ唯一教団に残り続け、分派という形にはなったものの、麻原信仰からの脱却の必要性を主唱し、オウムとは何だったのかという問いに真摯に向き合い、被害者への賠償に積極的に取り組むことを明言している。
また、明確な方向性を見出せないまま麻原信仰に回帰しようとしているAlephの現状について、いくつもの重要な警告を発している。(中略)
上祐氏は現在、その立場ゆえに批判や非難を受けることも多いが、それはすなわち、氏がオウム事件の責任に応答する主体として、誰よりも正面に立ち続けているということを意味するものだろう。
私は少なくともこうした点において、現在の上祐氏を評価したいと考える。
しかし、オウム事件に対する応答という責務は、上祐氏一人が背負いきれるものではないし、背負わせて良いものでもない。
氏が対談のなかで強調したように、「社会対オウム」という構図から、「社会のなかのオウム」という構図へと、私たちは徐々に視点を移していかなければならない。
私たちにとって何より重要なのは、「オウムとは何だったのか」という問いを、上祐氏やひかりの輪の会員たちと共有し続けること、そして再び彼らを孤立させず、オウムの問題、宗教や宗教学の問題、オウムを生んだ日本社会の問題を、これからも共に考えていくことではないだろうか。
(『atプラス13号』「対談を終えて ひかりの輪と日本社会のこれから」より)◎2012年8月 大田俊寛氏(宗教学者)との対談が、『atプラス』13号に掲載
「特集・宗教の未来:オウム真理教を超克する~その魅力と陥穽をめぐって」
大田俊寛氏・対談後記「対談を終えて--ひかりの輪と日本社会のこれから」
●オウムの危険な三要素から脱却している(大田氏の意見書より)
......このように、オウムにおける暴力性の根源には、人間を「霊的に進化する人間」と「堕落する人間」に区別する二分法的世界観、さらには、それに基づく陰謀論が存在していたわけだが、翻って現在の「ひかりの輪」では、こうした観念が何らかの仕方で残存しているだろうか。
まず結論から言えば、そのような形跡は見当たらない。同団体の思想においては、二元論を乗り越え、「万人万物が輪のように一体」であることが強調されているが、これは具体的には、オウムにおける二分法的人間観が無差別大量殺人に繋がったという自覚と反省の上に提唱されたものと理解することができる。
(中略)
差し当たり重要なのは、現在の「ひかりの輪」において、理不尽な惨劇を生み出すに至ったオウム的思考法や世界観に対する明確な反省・考察が行われ、その上で、そこからの脱却が図られているということである。
(中略)
それでは、現在の「ひかりの輪」では、依然として麻原彰晃に対するグルイズムが維持されているだろうか。ここでも端的に結論を言えば、それはすでに、完全に破棄されている。
(中略)
加えて、しばらく前まで「ひかりの輪」は、「大黒天」や「三仏(釈迦・弥勒・観音)」を宗教的シンボルとして用いていたのだが、公安調査庁はこれらを、麻原彰晃に対する崇拝が形を変えて(偽装されて)維持されているものと見なした。確かに、このような解釈を引き寄せてしまう余地が少なからずあったとはいえ、「ひかりの輪」の宗教的見解の変遷をアレフ時代まで遡って時系列的に振り返ってみると、そうした主張もまた、事実を正確に捉えたものとは言い難い。
(中略)
なかでも「最終解脱者」である麻原が有すると考えられた「ポワ」の技法は、オウムの犯罪行為に直結するものであったと見なければならない。
これに対して、現在の「ひかりの輪」の思想では、あらゆる教えや観念を絶対視しないことが前提とされているため、「輪廻転生」もまた、文字通りの実在としては捉えられていない。それに代えてむしろ、釈迦が示したと言われる「無記」の態度が重視されている。すなわち、世界の無限性や死後の世界の実在など、いくら議論を尽くしても回答が出ない形而上学的問題に頭を悩ますことより、「苦からの解放」に繋がる事柄を優先するという態度である(『中道の教え、卑屈と怒りの超越宗教哲学・21世紀の思想』六四頁を参照)。
(中略)
以上、オウムにおける無差別大量殺人に深く関連したと考えられる三点、すなわち、二分法的世界観、グルイズム、ポアという技法について、その概要と、現在の「ひかりの輪」における見解について考察してきた。全体として言えば、「ひかりの輪」においては、過去のオウムに存在していたさまざまな問題点が適切に反省・考察されているとともに、それらを乗り越えるための新たな宗教観が探究されていると結論することができるだろう。
(中略)
今後も変化を続けるであろう「ひかりの輪」に対し、私自身も一人の対話者として、その「学び」の一端に加わりたいと考えている。そして、団体規制法に基づく「ひかりの輪」への観察処分が、オウム事件を真摯に反省し、外部に開かれていこうとする同団体の動きを阻害するものであってはならないということを、最後に付言しておきたい。〈ひかりの輪外部監査委員会宛の大田氏の意見書より抜粋〉
下條信輔さん(認知心理学者)
■下條信輔さん(認知心理学者・カリフォルニア工科大学生物学部教授)
(上祐氏の著作は)オウム事件関係の類書の中で「もっともよく整理され」「もっとも深く突き詰めている」と評価が高い。(中略)
何と言っても麻原と若い信者たちの心理を、内側から分析したのが出色だ。(中略)
筆者はといえば、かねてから抱えていた謎を解く、大きなヒントを本書から与えられた。
インパクトが大きかったので書き留めておきたい。(中略)
優れた知性が全力を挙げて解明せんとした痕跡を、少なくとも筆者は認める。(中略)
個人的には本書によって「なるほど」と解明のヒントを与えられた大きな謎が、ふたつほどあった。
(「オウム事件17年目の告白」を読む(WEBRONZA・朝日新聞社)より)
有田芳生氏(参議院議員)
■有田芳生氏 (ジャーナリスト・参議院議員)
(上祐氏の書いた「オウム事件17年目の告白」の原稿の)目次を見て驚いた。
すぐに哲学者フリードリッヒ・ニーチェの言葉が心に浮かんだ。
「脱皮することのできない蛇は滅びる。」(中略)
この目次の項目が具体的に説明されているならば、上祐史浩氏は「脱皮」あるいは「脱皮しつつある」 のかもしれない。
一気に原稿を読み終えた。(中略)
そして、対談では私が指摘した疑問に上祐氏は具体的に答えている。
(『オウム事件 17年目の告白』の「特別検証」寄稿より)
今回は、この本の目次を見た段階でぜひ(上祐氏と)話をしてみたいと思ったんです。
というのは(中略)上祐さんのご両親の話が書かれていたからです。
これは率直に驚きでした。(中略)
自分と両親について語ることは、「社会の中のオウム」について語ることだと思うんです。
多くのまじめな若者たちがどうしてオウムに魅力を感じ、さらには凶悪な犯罪に走ってしまったのか。
日本社会がどうしてそのような集団を生み出してしまったのか。
上祐さんがそれを考える中で自分と両親の話に行き着いたのだとしたら、オウムばかりでなく、現代社会におけるカルトの問題、若者の内面に潜む根源の問題にまでたどり着いたはずだと思えたんです。(中略)
本書を読み、今日のお話も聞いて、上祐さんや周りの人たちが大きく脱皮しつつあることはわかりました。 (『オウム事件 17年目の告白』の「検証対談」より)
人間っていうのは変わりうるものだと僕は思ってますから、(中略)
この17年間(上祐さんは)ここまで変わったかっていう印象がものすごく強いんですよ。
で、番組でも言ったけども、自分の父親とか母親のことについてですね、彼が普通なら語らないようなことまで書いているんですよ。
その心境の変化っていうのは、やはり変化として認めておかなければいけないというふう思うんですよね。 (そこまで言って委員会「辛坊たまらん」(読売テレビ)での発言より)
◎2012年11月12日 有田芳生氏(国会議員・ジャーナリスト)と、扶桑社による対談
ジャーナリストA氏
以下は、雑誌の特派員としてフランスに長期にわたって滞在した経験を持ち、フランスに関する知見を有するジャーナリストA氏が、1年近くにわたって取材目的のために「ひかりの輪」の活動に参加して執筆し、公的機関に2011年末に提出した意見書の一部です。
フランス議会が定めたカルト基準に照らしても、ひかりの輪はカルトとは言えないと結論づけています。
―――――――――――――――――――――――――――――意見書 『ひかりの輪』とフランス共和国のセクト概念・構成要件
(中略)
さて、公共における非宗教性・政治と宗教の分離というライシテを世界でもっとも厳格に運用しているフランス共和国は、オウム真理教事件や世界や自国のセクト(カルト)による複数の凶悪な事件を受けて、国民議会が調査委員会を設置し(アラン・ジュスト委員長)、1995年12月に『フランスにおけるセクト』という報告書を採択いたしました。セクト(カルト)というものは何であるかを厳密に定義した上で、その構成要件とは何であるかを厳密に考察しています。
報告書はセクトの概念を次のように解説しています。
「(セクトとは)精神の不安定化を狙った操作で、メンバーからの無条件の忠誠、批判精神の低下を誘い、一般社会にある価値観(倫理的、科学的、公民的、教育的)との断絶をもくろもうとする集団で、これは個人の自由、健康、教育、民主制度に危険を与える。この集団は哲学や宗教、精神医療といった仮面を被ることで、その裏にある権力の獲得や支配、メンバーからの摂取といった真の目的を隠蔽している」
こうした点を踏まえて、調査委員会がフランス内務省の基準を参考にしながら、セクトの構成要件として挙げたのが、次の十項目です。
①精神の不安定化
②法外な金銭要求
③住み慣れた生活環境からの断絶
④肉体的損傷
⑤子どもの囲い込み
⑥大なり小なりの反社会的な言説
⑦公共の秩序に対する錯乱
⑧裁判沙汰の多さ
⑨通常の経済回路からの逸脱
⑩公権力へ浸透とする企てひかりの輪はセクトの構成要件の十項目にあたるか、取材を基にした私見を述べたいと思います。
まず、精神の不安定についてですが、ひかりの輪は心身が一体となった健康を追求して、説法やオフ会(※引用者注:懇親会のこと)の前には軽いヨガをやり、会員には『エンライトメントヨガ』や『ナチュラルヨガ』といった精神的健康を与えるを奨励しています。かつてのオウムのような肉体を酷使するヨガではなく、精神的やすらぎと快活さをもたらすソフトなヨガでありました。これにつきましては、『○○○○』という雑誌が1日ヨガ体験して、ひじょうに、幸福感を得られたという記事を過去に掲載しています。
法外な金銭要求につきましては、入会費一万円、説法一回について参加費が1000円で、極めて、妥当な金額でありました。
住み慣れた生活環境からの断絶を会員に強いることは行われておりませんでした。会員はそれぞれ自分の自宅から説法会に通う方がほとんどでありました。
肉体的損傷につきましては、過去に死者も出た体を酷使する修行をオウムがしていたため、今ではそのような手法は戒める傾向に有り、安全性には十分な配慮がなされているように見受けられました。
子どもの囲い込みは、私が見た限りありませんでした。
反社会的な言説につきましては、入会する時に、麻原回帰やテロ肯定のような思想を持たれる方にはご遠慮いただく旨の説明がございました。
公共の秩序については、護る努力を不断にしており、地域住民との対話・相互理解をひかりの輪は積極的に試みていました。
裁判沙汰の多さという点では、ひかりの輪から法外な賠償請求をするといった、あるいは批判者に対して訴訟を起こすという旧オウムのような真似はしておりません。
通常の経済回路からの逸脱については、税務署にご確認なさるのがよろしいかと思います。
公権力へ浸透しようとする志向は感じられません。団体規制法の延長を申請するのは、世田谷区議会でありますが、区民の権利として、議員一人、一人に自分たちの活動を理解するように陳情することもできたでしょうに、そのような働きかけもありませんでした。
セクト(カルト)の定義にあるように、その危険性は「個人の自由、健康、教育、民主制度に危険を与える」ことでありますが、上記の陳述したとおり、ひかりの輪の危険性はきわめて低いと考察いたします。
(中略)
最後に結論めいたものになりますが、セクト(カルト)規制が厳しいフランス共和国の基準に鑑みれば、ひかりの輪はセクト(カルト)の概念・構成要件からはかけ離れているといえます。
活動に参加した識者の方の声
ロフト席亭・平野悠の「好奇心 何でも見てやろう」ひかりの輪(元オウム)と行く聖地巡礼同行記(その1~3)
2010年10月9~10日、ひかりの輪では栃木県・日光への聖地巡礼を行いましたが、その際、新宿でトークライブハウスを展開するロフトプロジェクトの代表・平野悠氏が同行し、巡礼の一部始終を取材され、そのレポートが "Rooftop"上に掲載されましたのでご紹介します。
超感激!ひかりの輪代表の上祐史浩さんのオフ会に参加・上祐さんの隣に座りいろいろとおしゃべり(山本隆雄氏)
昨年12月26日に行われた「大阪オフ会」に初参加の、山本隆雄氏(日本コンピュータクラブ連盟・日本霊能者連盟・日本占い師連盟理事長)より、ご自身のブログで「おすすめのオフ会です」とご紹介いただきました。
サイト掲載をご快諾いただきましたので、少し引用してリンクでご紹介します。オフ会には、フリーの記者の方のお誘いで参加されたという山本氏。
オフ会では、上祐代表にさまざまな質問をされ、じっくり語り合われたとのこと。
霊能力のこと。
麻原の空中浮遊のこと
オウムの金儲けのこと
オウムの修行カリキュラムのこと・・・
それらの質疑の内容が詳しく掲載されています。また、ひかりの輪についても、
「まともやん」「こわくないやん」
「二度とあのような行動を起こす教団(※)じゃないと思われました」
「上祐さんには、その概念がないので、人殺しを肯定する理由がないと思われました」などと、
感じられたご感想が掲載されています。
◎掲載ブログ
「ハッカー伝言板改めえむびーまんの日記帳」よりご紹介
※「えむぴーまん」とは、山本氏のネット上のハンドルネームです。
上祐さんの話を聞いた率直な感想としては、
「まともやん」「怖くないやん」というものでした。
上祐さんから出た言葉は、麻原批判が多く、
かつ、輪廻転生を狂信的に信じていた。と反省していたので、
ひかりの輪は、2度とあのような行動を起こす教団(※)じゃないと思われました。ちなみに、私は輪廻転生を信じていますが、
上祐さんは信じていないそうで、
その理由としてあげたのは、ヨガでの仮死体験、いわゆる臨死体験で、
あの世に行って、天国を見たり地獄を見たりしているので、
あの世があると信じているわけであるが、
あくまで、仮死体験であって、死んであの世を見てきた人は誰一人いない。
そのため、輪廻転生を狂信的に信じることができなくなったということでした。輪廻転生を狂信的に信じていたオウムにはポアという概念があって、
どうせ輪廻転生するのだから殺してもよいという発想があったわけで、
上祐さんには、その概念がないので、人殺しを肯定する理由がないと思われました。(中略)
上祐さんのオフ会。2次会も含めて費用は1420円。
特徴は、ひかりの輪に入れと一言も言われることなく、
上祐さんや他の信者さんと話し放題。有意義なものでした。
来月もあるとのことで、是非とのこと。
オススメのオフ会です。ひかりの輪では、随時オフ会(懇親会)を開催しています。
一般の方の声
ひかりの輪のセミナー、聖地巡りなどに参加された一般および会員の方の声
ひかりの輪のイベント(上祐代表のセミナー・勉強会・心理学講義・瞑想講座・聖地巡りなど)に参加された方の声・感想・体験談をブログ『ひかりの輪の広場』でご紹介しています。
こちらからご覧ください>>> 『ひかりの輪の広場』
著名人との対談など
2022年までの著名人等との対談
2022年までの著名人等との対談については、以下のページをご覧ください(対談の多くは、マスコミ等の出演やトークショーでの対談などで行われることが多いため、以下のページをご紹介します)。
●上祐のトークショーでの対談・講演
●上祐のマスコミ・ネットへの出演等
●上祐以外のスタッフのトークショーでの対談・講演
●上祐以外のスタッフのマスコミ・ネットへの出演等2013/4/7 上祐代表が福岡市内で経営コンサルタントのご招待を受けて講演しました
2013年4月7日(日)、上祐代表は、主に九州で活躍されている経営コンサルタント・講演家・著述家の栢野克己さんが運営する企業経営者などを対象とした「九州ベンチャー大学」からのご招待を受けて、福岡市内で講演をしました。
参加者が40名を超える盛況で、会場は超満員。有名な企業指導者の方なども参加され、熱心な質疑応答を含め、大いに盛り上がりました。
詳細は、九州ベンチャー大学のHPのレポート記事をご覧下さい。 以下は、上記HPに掲載されたコメントです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●主催の栢野氏のコメント あのランチェスター経営・竹田陽一も上祐さんを絶賛。
すぐ横にいた私は、「そこまでじゃないでしょ」と、これは何かを上祐さんから引き出すためのヨイショかと思ったが、どうもそうではない。戦争体験者で死人が身近だった世代だから、殺人に関わって紙一重で生還した人間の言葉に何かを感じたのか。他の参加者のブログとかフェイスブックでのコメント見ると、どうも感心感服してる。洗脳されたか?参加したのに、音声ファイルを別途有料で買おうとした人もいた。2人も!もちろん、無料で送付したが。
●企業経営者(年収2000万) 地獄体験した者しか、わからない解脱?した内容の数々、洗脳された時期から10年以上かけて、解き放たれた現在の姿、もう怖いものはなにもない気迫、ある使命感をもって、踏まれてもめげない根性、毎日、いかにいかに生きるべきかを考えているなその姿勢、大小はあってもその道では名を残すだろうと感じました。しかし、打てれてもめげないのが参考になりますね。バッシングも肥やしですね。彼にとっては」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
また、参加された上祐代表の大学時代の友人の方は、フェイスブックで以下のようなコメントを記されていました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●上祐代表の学生時代の友人(企業経営者) 九州ベンチャー大学 栢野さんの勉強会に出席中。本日は、EXオウム真理教、現在ひかりの輪代表 上祐史浩氏の登壇です。マジで。40名を超える参加者でランチェスターの竹田先生も参加してます。そう、あくまでも経営の勉強会です、ブランドの究極は宗教ともいえる…。今回リスキーに感じるが非常に深いものがある。
因みに20年以上前だが某大学英語討論大会の時、当時早稲田ESA卒業のモデルディベーターだった上祐氏をジャッジとして招いたことがあり、その時の印象があまりに良かったので、オウムの広報としてテレビに出てきたときは驚いた。それで「今、どうなんだ!」がとても興味深々なり。 元オウムのNo.2だった方ということで、恐らく嫌悪する方もおられるのではないかと思い、ちょっと恐縮ですが、すごく深い内容でした。
純粋に人が変わるということ、環境、組織、経営、人生観ということを本当に深く実感をもって学ぶこととができました。 善悪の判断を私はするつもりはありません、ただ、上祐史浩氏のたどり着いたものとその奇跡は、経営者として学ぶことが多かったと思います。
個人的には20年以上前に一回会っているんです。大学時代、ディベート大会のジャッジとして来て頂いた以来の再会です。主観なので何とも言えませんが、あの時に会った彼に戻っているように感じられました。 全ては百聞は一見に如かず、自分の足で動いて自分の目と耳を信じるだけですかね。再度、嫌悪感のある方、申し訳けありませんでしたm(_ _)m最後に、果敢にもこの企画をしていただいたかやのさんに感謝、感謝(V)o¥o(V)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――2012/12/26 上祐代表が、映画『愛のゆくえ(仮)』上映後トークイベントに出演、木村文洋監督と対談しました
2012年12月26日の夜、上祐代表は、東京・東中野の映画館「ポレポレ東中野」において、映画『愛のゆくえ(仮)』の緊急トークイベントのご招待を受け、出演いたしました。
この映画は、オウム事件被疑者として17年間も逃走し昨年出頭した平田信と、平田を支え続けた元女性信者の逃亡生活をモチーフに制作されたもので、全国各地の映画館で上映され始め、話題を集めています。
上祐代表は、著書『オウム事件 17年目の告白』(扶桑社)においても、平田らの逃亡に関する真実を明らかにしましたが、当日は、この映画の夜9時の上映後に、監督の木村文洋氏と映画の感想やオウム事件の真相などについて、約30分間、語り合いました。
映画のトークイベントにお呼びいただいたのは、上祐代表にとって初めてのことでした。
●広報部スタッフの感想
ところで、このイベントには、広報部スタッフも同行しましたが、平田といって思い出されるのは、今からちょうど1年前の年末年始の平田の出頭騒動で、緊急のコメントを出すなどして、マスコミ対応に忙殺されたことでした。
それだけに、広報部が、平田等をモチーフにした映画があると最初にお聞きしたときは、正直なところ戸惑いも感じました。
しかし、木村監督のトークや主演の前川麻子さんのお話をお聞きし、映画のモノトーンの映像と音、そしてその空気をポレポレ東中野でじかに感じ、その不思議な空気感、間合いには、何かわからないのですが心に響いてくるものがありました。
広報部の業務では、明確な言葉で説明する機会ばかりだったのですが、映画は、いろいろなことが合わさって、新たに独特の空気を作っているということが、とても新鮮に感じられました。
舞台照明のスタッフの方のお話によれば、舞台や映画には間合いがあって、余韻があって、照らす光も組み合わせでいろいろな表現になるということで、とても惹かれました。
今回の映画館・ポレポレ東中野は、以前「BOX東中野」という名称だった時、森達也監督の映画『A2』を観に行って以来でしたが、とても温かな、手作りのような素敵な映画館でした。入り口の受付で、いろいろなお客様ともお話ができて、とても楽しかったです。
映画や演劇を作り出す作り手の方々との交流は初めてでしたが、何かとても大切なものを、心にいただいたと感じています。ありがとうございました。
※左から、木村監督、上祐代表、主演の前川麻子さん
●関連サイト
なお、当日のトークイベントの模様や感想は、以下のサイトにもご紹介されていますので、あわせてご覧下さい。
◎「映画.com」サイト「上祐史浩氏、オウム逃亡犯題材の映画の感想を『言語化難しい』」
●上祐代表と木村監督の対談の全文は、以下のサイトに掲示されていますので、ぜひご覧下さい。◎『neoneo web』【Report】『愛のゆくえ(仮)』上祐史浩(「ひかりの輪」代表)×木村文洋監督 トーク
2012/12/3 上祐代表が、ニコニコ動画に生出演、中森明夫氏らと対談しました
2012年12月3日、上祐代表は、ニコニコ動画に生出演しました。
「あの頃、僕もサブカルっこだった~上祐史浩、17年目の告白~」というテーマで、おたく文化に詳しいコラムニスト・中森明夫氏や、「霊能宮司」として知られる東京福生・熊川神社の北條宗親宮司と対談しました。
上祐代表は、オウムを生んだ背景にあるサブカルチャーについて中森氏と充実したお話をさせていただきました。
また、北条宮司とも、オウム問題のキーワードともいえる「霊能力」について、一致した見解を共有することができ、有意義な対談となりました。
この生放送には、3万人に近いアクセスがあり、強い関心を集めたようです。
この対談の動画は、以下に公開されていますので、詳細はそちらをご覧下さい(ニコニコ動画のアカウントが必要です)。
また、以下の上祐代表のブログと、当日スタジオに同行した水野副代表のブログにもレポートがありますので、ご覧下さい。
●水野副代表のブログ
※上の写真は、生放送終了後の記念撮影。右から、中森明夫氏、司会の芹沢あいりさん、上祐代表。
2012/10/11上祐代表が、ザ・グレート・サスケ氏と公開対談しました
2012年10月11日(木)、上祐代表は、プロレスラーで元岩手県議会議員のザ・グレート・サスケ氏と、新宿のトークライブハウス「ロフトプラスワン」で公開対談しました。これまで上祐代表は、同じロフトプラスワンで、プチ鹿島氏等との対談や、ターザン山本氏等との対談の中で、対談相手の方がプロレスファンだったこともあって、プロレス談義に及んだことがありましたが、今回、正真正銘のプロレスラーの方とお会いするのは、これが初めてでした。
会場は大入り満員で、開演前は、あたかもプロレスの試合が始まる前のように、サスケ氏に対するかけ声も客席から上がるほどの熱気でした。
さて意外にも、サスケ氏は、プロレスの事故で臨死体験をしたというリアルな体験からお話を始められ、スムーズな話の運びとなりました。
サスケ氏や、サスケ氏と同じ事務所所属の司会者・アクア新渡戸さんは、事前にオウムやひかりの輪について懸命に調査をしてこられたご様子で、上祐代表に、さまざまな質問をされていました。
特にサスケ氏は、オウム事件に関連するキーワードを大きく紙に書いて、次々に提示しながら、上祐代表に疑問をぶつけ、活発な意見のやりとりとなりました。
上祐代表の回答に対して、サスケ氏は何度も「それは爆弾発言ですね!」と声を上げていらっしゃいましたが、それは上祐代表やひかりの輪によるオウム総括が意外と深いという驚きの声だったのかもしれません。
プロレスラーとして勇猛果敢なサスケ氏ですが、ステージ上や舞台裏では、たいへん物腰が丁寧な方で、気持ちのよい対談をさせていただきました。
サスケ氏をはじめとした出演者の方々、スタッフ、運営者、そして会場にお集まりいただいた皆様に感謝いたします。
当日の模様は、以下の出演者・関係者の皆さんのブログにも紹介されていますので、ぜひご覧下さい。
2012/10/8上祐代表が鈴木邦男氏(一水会最高顧問)と公開対談しました
上祐代表が鈴木邦男氏(一水会最高顧問)と公開対談しました
2012年10月8日(月・祭日)、上祐代表は、新右翼団体「一水会」最高顧問で政治活動家の鈴木邦男氏と、兵庫県西宮市内で公開対談を行いました。
これは、同市の出版社・鹿砦社が定期的に企画・開催している「鈴木邦男ゼミin西宮」の第13回にあたる企画です。どなたでも参加可能なため、会場定員の40名を大きく超える多数の方が、臨時に設けられた席に座ったり立ち見をしたりして参加し、会場は満員となりました。
あまりに満員となったため、定刻(午後2時)より少し早いスタートとなりました。
最初に、主催者である鹿砦社の松岡社長や司会者の方からのご挨拶の後、「オウム事件17年目の真実と意味」をテーマにした上祐代表と鈴木氏との対談が始まりました。
鈴木氏からの質問に応える形で、上祐代表が、これまでのオウム総括や、近日発売予定の上祐代表の著作『私しか知らないオウム--17年目の告白』(朝日新聞出版)の内容に沿った話を行いました。
オウム事件を引き起こした麻原彰晃の異常心理や、そのような心理を生み出すに至った麻原の生い立ち、そして、それに多くのオウム信者らが付き従っていった理由等について、深く突っ込んだ話がなされました。
鈴木氏は、ご自身も若い頃からの右翼運動を通じて、運動が過激化したり、偏狭なものとなっていったりする事情を体験し、真剣に総括してこられました。それだけに、オウム事件についても卓越した見解をお持ちであり、上祐代表から適切に深い話を引き出していらっしゃったのが印象的でした。
最後に、一般参加の皆さんから、たくさんの質問が寄せられましたので、その一つ一つに上祐代表がお答えしました。
熱気に満ちた2時間半以上にわたる対談の後は、希望される方が残っての懇親会となりました。
懇親会でも、上祐代表と鈴木氏、一般参加者の皆さんとの間で、さらに活気あるやりとりが展開されました。
ところで、これまでの「鈴木邦男ゼミin西宮」の内容につきましては、対談のすべてを反訳(テープ起こし)して収載した書籍(『生きた思想を求めて--鈴木邦男ゼミin西宮 報告集Vol.1』)が鹿砦社から発刊されていますが、今回の上祐代表と鈴木氏との対談も、後日刊行される続刊に掲載される予定です。
発刊次第、速やかにお知らせさせていただきます。また、今回の対談について、鈴木氏がご自身のサイト(『鈴木邦男をぶっとばせ!』)に書かれた「上祐さんが語る、『オウム、17年目の真実』」の記事も、あわせてご覧下さい。
最後に、この素晴らしい企画を提供してくださった鈴木氏や鹿砦社の皆様、そしてお集まり下さった方々に感謝いたします。
2012/8/8発売の『atプラス13 』に、上祐史浩+大田俊寛「宗教の未来 オウム真理教を超克する」が掲載
本日発売の『atプラス13』(太田出版)の、「宗教と未来」の特集の中で、
上祐史浩+大田俊寛(宗教学者)
オウム真理教を超克する~その魅力と陥穽をめぐって」
と題して、長文の対談が掲載されました。対談の最後に、大田俊寛氏の対談の最後に、大田俊寛氏の
「対談を終えて-ひかりの輪と日本社会のこれから」
も掲載されています。大田俊寛氏は、現在大変注目されている新進気鋭の宗教学者です。
昨年、『オウム真理教の精神史』を出版され、
日本の宗教学が不用意にオウムの運動を後押ししてしまったことを認め、
宗教学を再構築するためにも、「オウムとは何であったのか」を
学問的に総括する必要性があることを指摘され、
オウムが二〇世紀末の日本に出現した理由を、
近代史の文脈の中で描き出されています。対談は、三時間半の長きに及び、大田氏の誠実で深い対話の試みによって
これまでにない、たいへん踏み込んだ議論が実現しました。これまでわたしたちも取り上げてきた
現在の、未解決のオウム問題であるアレフ問題についても、
かなりのページ数で語られています。ぜひご一読ください。
以下は対談時の写真です。
2011/1/16 上祐史浩氏の大阪オフ会に、もう一度参加しました(山本隆雄氏)
2011年1月16日に行われた「大阪オフ会」に、参加2回目の、山本隆雄氏(日本コンピュータクラブ連盟・日本霊能者連盟・日本占い師連盟理事長)より、ご自身のブログで、再度「オススメのオフ会です」とご紹介いただきました。
オフ会に参加する理由について、日本コンピュータクラブ連盟理事長としては、事件の真相を直接聞きたいため、そして、日本霊能者連盟理事長としては、霊能者の先生方の影響でと語る山本氏。オフ会での、事件についての率直な質問など、交流の模様を綴っていらっしゃいます。
サイト掲載をご快諾いただきましたので、少し引用してリンクでご紹介します。
◎掲載ブログ
ハッカー伝言板改めえむびーまんの日記帳よりご紹介
※「えむぴーまん」とは、山本氏のネット上のハンドルネームです。
昨日上祐史浩氏のオフ会に参加・国松長官事件・村井刺殺事件を聞き、本日は上祐さんから電話が
(前略)
それ以外、いろいろなことを聞けて、感激のオフ会でした。
上祐さんは、どんな質問に対しても丁寧に答えてくれるのでうれしかったです。
(中略)上祐さんのオフ会に参加する理由は、
日本コンピュータクラブ連盟理事長としては、興味本位。
過去のオウム事件の真相を上祐さんの口から聞きたくて。というもの。
ひかりの輪・上祐さんは、ホンマモンで、これから伸びていくとうちの霊能者の先生方が言っているので、日本霊能者連盟として、上祐さんとお付き合いしていくのが賢明と判断。オフ会には、参加することにしているわけです。ちなみに、私は、真言宗の熱心な信徒なので、ひかりの輪に鞍替えする予定はありません。普通、団体の代表が開くオフ会って、その団体のPRと勧誘のはずなのですが、上祐さんのオフ会には、自身の宗教上の考えを述べることはあっても、ひかりの輪のPRをすることもなく、勧誘をすることもなく、ある意味、純粋な意味での上祐さんのオフ会という感じがします。オススメのオフ会です。
2010/7/21「サリン事件から15年。オウムとは何だったのか?―上祐さん達、元幹部に聞いた(鈴木邦男氏HPより)
2010年7月21日に、新宿のネイキッド・ロフトというトークショー専門のライブハウスにて、「平野悠の好奇心・何でも聞いてやろう オウムって何?」というトークイベントが行われました。
そのイベントのゲストのお一人、鈴木邦男氏(一水会顧問)が、ご自身のサイト(「鈴木邦男をぶっとばせ!」)にて、レポートを掲載されていましたので、リンクでご紹介します。
「サリン事件から15年。オウムとは何だったのか?―上祐さん達、元幹部に聞いた」
・・・7月21日(水)、ネーキッドロフトで、上祐史浩さんをはじめ、元「オウム真理教」の幹部達と会えたのだ。他では絶対に出来ない企画だ。怖くて出来ないだろうし、勇気がない。
その点、ロフトは偉い。平野悠さん(ロフト席亭)も偉い!感動しましたよ。予約はソールドアウト。超満員でした。ニコニコ動画でも生中継され、4万人が観た。そして、12万件の書き込みがあった。そりゃそうだろう。上祐さんが出るんだ。他のオウム幹部達も出るんだ。観るよ。・・・
・・・「よく来てくれましたね」と上祐さんに言ったら、「僕の周りの人達には鈴木さんは評判がいいんですよ」と上祐さんは言う。それは嬉しい。あれだけの事件に遭遇し、その後も贖罪を背負いながら必死に生きている。その姿には心打たれるものがある。
・・・この日、「ひかりの輪」のHPを見せてもらったが、凄い。充実している。これを見ただけで、上祐さんの考えが分かるし、ヨガも出来る。又、「聖地巡礼」も出来る。ヨガや、仏教の素晴らしい点は、どんどん取り入れて、修行している。完全に麻原色は脱却している。オウムの時なら、「他の宗教はニセモノだ!」と言われ、神社やお寺に行くなんて考えもつかなかった。
・・・上祐さんは、昔のように、ペラペラと喋り、他人を論破する上祐さんではなかった。「ああ言えば上祐」なんて昔は言われていた。テレビに出ては、一方的にまくしたてていた。
・・・でも、逮捕され、苦しみ、地獄を見たのだろう。大きく脱皮していた。実にバランス感覚のある人になっていた。誠実だと思った。過去のことも謝罪し、反省し、そして今も自分を戒めている。謙虚な宗教家だと思った。
ご招待を受けたトークショーや講演
2022年までのご招待を受けたトークショーや講演
2022年までのご招待を受けたトークショーや講演については、以下のページをご覧ください。
●上祐のトークショーでの対談・講演
●上祐以外のスタッフのトークショーでの対談・講演2012/12/25 上祐代表がネット放送局の招待を受け大阪で講演しました
上祐代表は、(2012年)12月25日(火)の午後7時から10時頃にかけて、大阪市内のホール「シアターセブン」にて、ネット放送局ユニミックスのご招待を受けて、講演を行わせていただきました。
また、この講演は、音楽活動等を通じて世界のあらゆる問題の解決を目指す市民のグループ「テハンノ」の協賛によって、企画されました。
講演のテーマは「日本の未来を考える」で、テハンノの司会者の方との対談形式で話が進みました。
最初に、「オウム真理教に出会うまでの上祐さんとは?」「ひかりの輪を創設するに至った動機や目的は?」「もし上祐さんが日本の首相ならどんな日本にしたいか?」「既存の宗教とひかりの輪との相違点はなにか?」というご質問に答えていく中で、今後の日本の未来につい、上祐代表の話が及んでいきました。
さらに、参加された会場の皆様からの書面や口頭でのご質問に対して、上祐代表が一つ一つお答えさせていただきました。
講演終了後は、会場の皆さんと輪になって座り、自由な形式での意見交換を活発に行わせていただきました。関西の一般市民の皆さんとの間で、熱気あるやりとりが展開されました。
今回の企画をしてくださったユニミックス、テハンノの皆様、そして参加してくださった市民の皆様に、この場を借りて心から感謝申しあげます。
2011/7/21 上祐代表が、元俳優・黒田勇樹さんのネットテレビに出演
2011年7月21日、上祐代表が、NHKの大河ドラマや仮面ライダー等に出演した元俳優・黒田勇樹さんのネットテレビに出演しました。
会場は東京・原宿のカフェで、観客は黒田さんの番組の常連さんを中心に30人弱ほどでしたが、ネットを通じて合計1200人ほどが訪れ、常時300人ほどの視聴者となりました。
最初は、上祐代表との質疑応答、そして「日本を元気にするには」というテーマでの話、最後にユニークなアドリブ劇場がありました。
2011/2/27【動画】上祐史浩の講演『オウム真理教の問題の心理学的な分析』 第269回・人間関係とストローク自主研修会にて(98min)
2011年2月27日、上祐史浩が、「東京セルフ研究会」という、30年以上の歴史を持つ市民団体の中の「人間関係とストローク自主研修会」にお招きいただき行った講演の録画です。
オウム真理教について、これまであまり分析されることのなかった、根本的な心の問題についての内容です。
わたしたちがオウム真理教の信仰をやめるに至った中で行った、内省・総括の作業の中で、心理学的な視点から、麻原がどういった心の問題を抱え、そのもとに集った信者がどのような点を麻原と共有し、ひいては、どういった戦後日本社会の傾向が、そういった信者たちを生み出すにいたったかという点を考察した結果をご紹介しています。
『オウム真理教の問題の心理学的な分析』
第269回・人間関係とストローク自主研修会での講演(2011年2月27日98min)