動画[講義]
上祐史浩の仏教・心理学等の講義の動画をご紹介します。

【動画[講義]】の新着情報

2018/12/10
第390回『仏教思想の精髄:煩悩が苦の原因・慈悲が幸福の条件』(2018年12月9日 大阪 62min)
2018/12/03
第389回『自我意識と悟りの意識、循環の中の上昇期の思想』(2018年11月25日東京 62min)
2018/11/19
第388回『未来の苦を直視して対処する仏陀の人生哲学:高齢化社会・消費税の不安も』(2018年11月18日 福岡 75min)
2018/11/05
第387回『人類の未来を予見する諸思想と心の制御の精髄』(2018年11月4日 大阪 68min)
2018/10/30
第386回『ネガティブな感情への対処法』(2018年10月28日福岡 60min)
2018/10/28
第385回『ポスト平成=変革の時代の経済と精神世界の予想』(2018年10月21日東京 52min)
2018/10/15
第384回『霊障と真の霊的浄化、自己愛の問題と全体愛の幸福』(2018年10月14日大阪 62min)
2018/10/02
第383回『無我の思想:「私」は実在せず、「自由意思」も存在しない?』(2018年9月30日東京63min)
2018/09/24
第382回『苦楽を感じる心理構造と、苦しみに強い心の培い方』(2018年9月23日 福岡 61min)
2018/09/12
第381回『皆が幸福になれない理由:無智』(2018年9月9日 大阪 64min)
2018/08/28
第380回『ヨーガと仏教の本来の思想と幸福になる資源・手段の思想』(2018年8月26日 東京 65min)
2018/08/15
第379回『夏期セミナー総集編:ポスト平成の人生観と仏教・ヨーガの根幹』(8月15日 ひかりの輪夏期セミナー第7回 77min)
2018/08/15
2018年夏期セミナー心理学講義『差別の心理』(2018年8月14日 60min)
2018/08/15
第378回『身体心理学:体の使い方で心をコントロールする方法』(8月13日夏期セミナー講義 第4回 83min)
2018/08/15
第377回『仏教とヨーガの思想の根幹と実践の基本』(2018年8月12日・夏期セミナー講義 第3回 96min)
2018/07/23
第376回『真実か幻覚か:神秘体験の科学:妄信を超えるために』(2018年7月22日東京 63min)
2018/07/16
第375回『マントラヨーガ:心の解放・安定・脳の開発に役立つ』(2018年7月15日福岡63min)
2018/07/10
第374回『身体心理学:心が安定する弛緩法・呼吸法・姿勢・発声』(2018年7月8日 大阪 57min)
2018/07/02
第373回『ポスト平成の精神世界の展望:オウムの特徴と顛末から予見』(2018年7月1日 東京 69min)
2018/06/26
第372回『苦の原因は自動化された比較の心、その脱却法とは』(2018年6月24日 福岡 70min)
2018/06/19
第371回『知られていないヨーガ、瞑想、仏教、仏陀の本来の意味』(2018年6月17日 大阪 73min)
2018/05/28
第370回『抗加齢薬で近づく人生120年の時代に悟りが大衆化する』(2018年5月27日東京 64min)
2018/05/21
第369回『大衆が悟るポスト平成の長寿社会の展望と仏教思想』(2018年5月20日 福岡 81min)
2018/05/07
第368回GWセミナー第7回『麻原執行:詐病か心神喪失か、クンダリニー症候群』(2018年5月5日 80min)
2018/05/07
2018年GWセミナー心理学講義第1部『現代に急増する孤独感を乗り越える心理学と仏教の知恵』(2018年5月4日 80min)
2018/05/03
第367回GWセミナー第5回 上祐代表講義『感謝を培う仏教由来の内省法「内観」』(2018年5月3日 111min)
2018/05/03
第366回GWセミナー第2回講義『総合解説:感謝の瞑想・仏陀の覚醒の扉』(2018年5月2日 85min)
2018/05/02
第365回『ポスト平成は悟りの時代』(2018年4月29日 東京 55min)
2018/04/23
第364回『30代から始まる心と脳の老化とそれを防ぐ方法』(2018年4月22日福岡 66min)
2018/04/18
第363回『ポスト平成の時代の社会と心の問題:長寿社会』(2018年4月15日 大阪 68min)
2018/04/06
第362回『ポスト平成=長寿社会の心理的な問題と悟りの可能性』(2018年4月1日東京 53min)
2018/03/26
第361回『大きな力となる朝と夜・食事の際の瞑想』(2018年3月25日 福岡 53min)
2018/03/04
第360回『心の視野の拡大が感謝・尊重・愛の心の幸福をもたらす』(2018年3月4日大阪 64min)
2018/02/27
第359回『仏陀の悟り=気づきの幸福の思想』(2018年2月25日 東京 59min)
2018/02/18
第358回『心のコントロール:否定的な感情への対処法』(2018年2月18日 福岡 66min)
2018/02/04
第357回『意識・視野の拡大こそ幸福の鍵・仏陀の智恵:第2回』(2018年2月4日大阪 64min)
2018/01/29
第356回『意識・視野の拡大こそ幸福の鍵・仏陀の智恵』(2018年1月28日 東京45min)
2018/01/04
第354回年末年始セミナー講義第5回『仏陀の心:慈悲と精進:苦しい人生を生き抜く勇気と万物を尊重する心』(2018年1月1日 東京 103min)
2018/01/04
2018年1月1日心理学講義『愛着理論』対人関係に強い不安を覚え、回避するなどの愛着障害とは?(74min)
2017/12/31
第353回年末年始セミナー第3回『心の安定・集中・悟りのためのヨーガの奥儀:5つの呼吸法』(2017年12月30日 東京 138min)
2017/12/18
第352回『仏教思想の精髄:慈悲=苦しみを喜びに変えて生き抜く力』(2017年12月17日東京 60min)
2017/12/11
第351回『天皇退位・30年間の平成の終焉で見えて来る今後の日本と世界の流れ』(2017年12月10日大阪62min)
2017/11/27
第350回『仏教が説く幸福の奥儀:自分と他人を変える精進の教え』(2017年11月26日東京 98min)
2017/11/21
第349回『仏教の深層心理学が説く幸福の決め手:全ての苦の根源=無智とは何か』(2017年11月19日福岡 70min)
2017/11/06
第348回『仏教思想と最新科学の一致・総集編:物理学から脳科学まで』(2017年11月5日 大阪 65min)
2017/10/30
第347回『万物は一体:最新科学が裏付ける仏教・道教の一元的世界観』(2017年10月29日 東京 71min)
2017/10/22
第346回『脳科学が説く人間の感情制御システムの暴走とその制御法』(171022 福岡 63min)
2017/10/17
第345回『心のコントロールの重要性とヨーガと仏教の行法・瞑想法』(2017年10月15日大阪 46min)
2017/10/02
第344回『ヨーガの呼吸法:プラーナーヤーマ(調気法)の奥儀』(2017年10月1日東京 60min)
2017/09/26
第343回『願望成就の心理学と仏教思想』(2017年9月24日大阪 60min)
2017/09/10
第342回『人の中の内なる神と、それを引き出す聖なる象徴・シンボル』(2017年9月10日福岡 80min)
2017/09/03
第341回『苦を和らげ、苦に強くなる仏教・心理学の智恵』(2017年8月27日 東京 68min)
2017/08/17
第340回8月15日夏期セミナー上祐代表講義第7回『仏陀の最も重要な修行法「八正道」の奥義とは?』(2017年8月15日 90min)
2017/08/14
第339回8月13日上祐代表セミナー講義第5回「仏教の中核の思想・縁起の法の全て」(2017年8月13日 84min)
2017/08/13
第338回8月12日上祐代表夏期セミナー講義第2回 「総合解説:気の霊的科学:東洋思想の心身の健康・悟りの奥義」(2017年8月12日116min)
2017/08/06
第337回『全ての人が持つ内なる仏:如来蔵思想』(2017年8月6日 福岡 61min)
2017/07/26
第336回『気の霊的科学:身の回りの環境の気(外気)の浄化法』(2017年6月23日 東京 40min)
2017/07/16
第335回『死後の世界・転生の可能性を科学して哲学する』(2017年7月16日大阪 52min)
2017/07/09
第334回『死後の世界・転生の可能性を科学する新しい時代』(2017年7月9日福岡 62min)
2017/06/26
第333回『仏教が説く真の苦と真の幸福、ヨーガの真の意味と姿・仏教との違い』(2017年6月25日東京51min)
2017/06/18
第332回『苦を楽を錯覚する心理構造とは?ヨーガと仏教の違いとは?』(2017年6月18日福岡 60min)
2017/06/12
第331回『苦楽の本質は劣等感と優越感:慈悲は苦しみを喜びに変える』(2017年6月11日大阪 66min)
2017/05/29
第330回『初期仏教の思想の総覧:苦の解消の奥義とは』(2017年5月28日 東京 62min)
2017/05/21
第329回『仏教心理学の恩恵:苦しみの解消と心の平安・智慧と自己実現・慈悲に生きる』(2017年5月21日福岡 62min)
2017/05/14
第328回5月14日上祐代表大阪セミナー講義第1回『仏教の中核思想・四法印と、苦しみ解決する仏教の奥義』(2017年5月14日 大阪 68min)
2017/05/08
第327回5月6日GWセミナー上祐代表講義第7回『仏教思想の総合的な理解:現世の否定・中立・肯定の3段階』(2017年5月6日 93min)
2017/05/04
第326回5月4日GWセミナー上祐代表講義第5回『マインドフルネスと仏教の念の瞑想』(2017年5月4日 73min)
2017/05/04
第325回『上祐代表2017年GWセミナー講義第2回 特別教本第2章「八正道・苦しみの解消の道・パート1」』(2017年5月3日 93min)
2017/05/02
第324回『仏教思想の象徴「四法印」:落ち着いた大きな心で生きるために』(2017年4月30日 東京 63min)
2017/04/24
第323回『マインドフルネス瞑想の本質と効果と限界』(2017年4月23日 大阪 60min)
2017/04/17
第322回『人生は長い夢と気づく悟り、その障害は自己特別視』(2017年4月16日 福岡 76min)
2017/03/27
第321回『万物は一体:最新科学が描く世界と一致する仏教の悟りの境地』(2017年3月26日 東京 63min)
2017/03/12
第320回『皆が悟る社会が来る!科学技術が生み出す未来の人類の革新』(2017年3月12日 福岡 90min)
2017/02/26
第319回『2020年から新しい思想の時代に突入か!?』(2017年2月26日 東京 67min)
2017/02/20
第318回『苦の解消と善悪の思想:いったい何が善で何が悪なのか』(2017年2月19日福岡 95min)
2017/02/13
第317回『苦しみを取り除く三つの哲学:知識と技術、神への信仰、そして智慧』(2017年2月12日 大阪 54min)
2017/01/30
第316回『仏教の奥義:一切の苦の原因は心の乱れ=心の安定集中のための瞑想とは』(2017年1月29日 東京 41min)
2017/01/23
第315回『2017年以降の世界の展望:ポスト資本主義と仏教の悟りの思想の再生』(2017年1月22日 福岡 93min)
2017/01/15
第314回『蘇る仏陀の最初の教え:苦しみを滅する四諦・八正道の智恵』(2017年1月15日 大阪 62min)
2017/01/04
心理学講義『アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)』前編(2017年1月1日 78min)
2017/01/01
第313回2017年1月1日・年末年始セミナーの上祐代表講義(第6回)「総合解説 四無量心と六つ完成」(87min)
2017/01/01
第312回12月30日・年末年始セミナーの上祐代表講義(第4回)「総合解説 四無量心と六つの完成」(90min)
2016/12/30
第311回12月29日・年末年始セミナーの上祐代表講義(第1回)「総合解説 四無量心と六つ完成」(67min) (2016年12月29日 67min)
2016/12/21
第310回『四無量心の教えの中核:他を利することは自己を利すること』(2016年12月21日 長野 53min)
2016/12/21
第309回『日本の葬儀習慣と仏陀の本来の教え:真に有意義な葬儀とは』(2016年12月18日 東京 59min)
2016/12/13
第308回『仏教思想の中核「四無量心」の総合解説パート2』(2016年12月11日 福岡 91min)
2016/11/28
第307回『仏教思想の中核「四無量心」を総合的に解説』(2016年11月27日 東京 55min)
2016/11/20
第306回『心を変える4つの方法と静まった心の利益、トランプ後の世界の展望』(2016年11月20日 福岡 76min)
2016/11/14
第305回『日常の世界と悟りの境地の違いと、双方に生きる道』(2016年11月13日 大阪 74min)
2016/10/31
第304回『苦しみに強くなるには?初期仏教の苦の思想の智恵』(2016年10月29日 東京 59min)
2016/10/17
第303回『幸福と平和の仏陀の究極の智恵:尾を噛む蛇とは』(2016年10月16日 福岡 78min)
2016/10/09
第302回『気を強化・浄化するヨーガ行法の解説(主に調気法)』(2016年10月9日 大阪 67min)
2016/09/27
第301回『悟りの境地を阻む日常の中の錯覚とは』(2016年9月25日 東京 65min)
2016/09/11
第300回『プライドの効能と弊害、それを超える瞑想法』(2016年9月11日 福岡 72min)
2016/09/04
第299回『仏教的な瞑想法の総合解説」』(2016年9月4日 大阪 65min)
2016/08/31
第298回『聖地巡りの効能と悟りの境地に関して』(2016年8月28日 東京 58min)
2016/08/21
第297回「気の霊的科学:人類の革新の可能性」(2016年8月21日福岡 70min)
2016/08/15
第296回夏期セミナー特別教本『気の霊的科学と人類革新の道』 「質疑応答集編」(2016年8月15日 60min)
2016/08/15
第295回『夏期セミナー特別教本『気の霊的科学と人類革新の道』第6回 第6章 真の成長のための向上心:競争心と菩提心』(2016年8月14日 57min)
2016/08/15
心理学講義『私に価値があるの? ~自己存在価値を求めて~』(2016年5月1日 72min)
2016/08/14
心理学講義『選択理論』(2016年8月13日 89min)
2016/08/13
第294回夏期セミナー特別教本『気の霊的科学と人類革新の道』第4回 (2016年8月12日 100min)
2016/08/11
第293回夏期セミナー特別教本『気の霊的科学と人類革新の道』第1回(2016年8月11日 67min)
2016/07/25
第292回『悟りと健康の奥儀:気の霊的科学の詳細:気の強化と浄化の実践法』(2016年7月24日 東京 40min)
2016/07/17
第291回『「気」の霊的科学とヨーガの修行:悟りと心身の健康の奥儀』(2016年7月17日 大阪 64min)
2016/07/10
第290回『気(生命エネルギー)の霊的科学:悟りと平和のための人類革新の技術』(2016年7月10日 88min)
2016/06/27
第289回『英国EU離脱:自国中心主義と戦争の歴史を繰り返さないための人類の幸福感の革新とは』(2016年6月26日 東京 63min)
2016/06/20
第288回『極限の集中状態=サマディを得るヨーガ行法の効果と問題とその解決』(2016年6月19日 福岡 68min)
2016/06/13
第287回『悟りの道程と、それを加速するヨーガ行法』(2016年6月12日 大阪 51min)
2016/06/03
第286回『仏教的な生き方の恩恵と法縁の貴重さ』(2016年5月29日 東京 62min)
2016/05/25
真の成長のための向上心:競争心と菩提心(2016年5月25日 代表勉強会)
2016/05/23
第285回『本当に成長するための心構え:競争心と菩提心』(2016年5月22日 福岡 59min)
2016/05/20
第283回 GWセミナー特別教本『新しい幸福と成長の哲学』第7回(2016年5月3日 108min)
2016/05/16
第282回 GWセミナー特別教本『新しい幸福と成長の哲学』第6回(2016年5月2日 97min)
2016/05/15
第281回 GWセミナー特別教本『新しい幸福と成長の哲学』第4回(2016年4月30日 95min)
2016/04/29
第280回GWセミナー特別教本『新しい幸福と成長の哲学』第1回(2016年4月29日67min)
2016/04/26
第279回『仏教的な幸福と成長の哲学』(2016年4月24日 東京 58min)
2016/04/18
第278回『輪廻転生の総合解説と輪廻を超越する悟り』(2016年4月17日 福岡 75min)
2016/04/11
第277回『生まれ変わりはあるか』(2016年4月10日 大阪 61min)
2016/03/28
第276回『仏教心理学(唯識思想):幸福・不幸を決めるのは心の持ち方』(2016年3月27日 東京 50min)
2016/03/13
第275回『苦楽の分かち合い、キリスト教と仏教の違い、死を乗り超える感謝の教えなど』(2016年3月13日 福岡 75min)
2016/03/06
第274回『 全ては心の現れと説く仏教哲学‐敵と友も心が作り出す』(2016年3月6日 名古屋 56min)
2016/02/28
第273回『苦しみを和らげる仏教の法則』(2016年2月28日 東京 60min)
2016/02/14
第272回『自分の真の価値を発見する智恵』(2016年2月14日 大阪 66min)
2016/02/09
第271回『自分と他人を自然に愛せるようになる三つの方法』(2016年2月7日 福岡 89min)
2016/02/07
第270回『仏教思想が与える現実生活での五つの幸福』(2016年1月31日 53min 東京)
2016/01/24
第269回『劣等感への3つの対応と、優越感の4つの落とし穴とその脱却法』(2016年1月24日 60min 東京)
2016/01/24
第268回『現代人のための新しい仏教解釈:「輪の法則」 』(2016年1月17日 63min 大阪)
2016/01/18
第264回~267回 年末年始セミナー特別教本『総合解説 一元の智慧 万物一体の真理』の解説講話
2016/01/08
心理学講義『愛着理論(前編)』(2016年1月1日 85min)
2015/12/24
第262回『常識の中にある錯覚を超える智慧』(2015年12月13日 大阪 58min)
2015/12/18
上祐代表の講義の、DVD、動画、音声データ(MP3)の販売のお知らせ
2015/12/07
心理学講義『ポジティブ心理学』(2015年8月13日 69min(前編))
2015/12/02
心理学講義『アドラー心理学』(2015年5月2日 93min(前編))
2015/12/01
心理学講義『ユングのタイプ論』(2015年1月1日 70min(前半))
2015/11/20
第261回『苦楽は比較で生じると知り、苦楽をコントロールする智恵』(2015年11月15日 大阪 60min)
2015/10/20
第259回『悟りの哲学が教える新しい幸福観・価値観とは?』(2015年10月11日 大阪 59min)
2015/10/19
第257回『卑屈、妬み、コンプレックスについて』(2015年9月27日 東京 45min)
2015/10/07
第258回『悟りの人生哲学ー生きる意味や幸福について』(2015年10月4日 福岡 64min)
2015/09/15
第256回『言葉による思考の弊害:心の苦しみ』(2015年9月13日 大阪 76min)
2015/09/11
第255回『仏教の心理学:唯識思想から』(2015年9月6日 福岡 65min)
2015/09/01
第254回『言葉、言葉による思考について』(2015年 8月30日 55min)
2015/08/10
第249回『仏教の心理学 心の三毒と知恵と慈悲について』(2015年8月9日 大阪 101min)
2015/08/03
第248回『苦楽表裏・心の器・スピリチュアルエゴ・苦は無常』(2015年8月2日 福岡 74min)
2015/07/31
第247回『日本の宗教史と2045年問題について』(2015年7月19日 東京 105min)
2015/07/22
第245回『心の安定・輪の人間観・苦楽中道の教え』(2015年7月5日 福岡 83min)
2015/06/30
第244回『コンプレックスによる心の歪みについて』(2015年6月21日 大阪 43min)
2015/06/21
第243回『仏教における4つの広大な心と幸福観』(2015年6月14日 福岡 95min)
2015/06/05
第242回『悟りの3つの視点と悟りを体験する方法』(2015年5月31日 大阪 64min)
2015/05/20
241回『不安は欲求を和らげることで弱まる』(2015年4月26日 大阪 53min)
2015/05/19
第240回 『感謝と慈悲について』(2015年5月10日 福岡 76min) 
2015/05/11
第237〜239回GWセミナー特別教本『心の安定のための人生哲学 不安・卑屈・孤独・怒りの解消』解説講話
2015/04/24
第236回『孤独、寂しさをどのように和らげるか(2015年4月19日東京60min)』
2015/04/20
第235回『悩み・後悔について(2015年4月5日福岡61min)』
2015/04/19
第234回(2015年3月29日東京60min)
2015/04/07
第233回『卑屈・うつの予防になる思考習慣(2015年3月15日名古屋63min)』
2015/03/17
第232回『不安、コンプレックス、死の恐怖を超える考え方(2015年3月8日福岡135min)』
2015/03/16
第231回(2015年3月1日東京61min)
2015/03/15
第230回『コンプレックスの苦しみを乗り越える。アドラーの心理学と、仏教心理学の唯識思想から(2015年2月15日 大阪94min)』
2015/03/15
第229回『ひかりの輪の思想は、イスラム国のテロを防止するワクチンとなる。(2015年2月8日福岡98min)』
2015/03/15
第228回『イスラム国、宗教のテロ・戦争はどうしたら防げるか。オウムの反省・教訓から (2015年1月25日 大阪 56min)』
2015/03/15
第221〜227回年末年始セミナー特別教本『哲学・科学・宗教』解説講話
2014/12/20
第220回『自他の区別を超えた感謝と恩返しー家族・人間関係・政治 2014年12月7日福岡91min』
2014/12/20
第218回『知性(哲学、科学、宗教)の分析と霊性 2014年11月23日大阪60min』
2014/11/26
【動画の内容に関するご注意】ひかりの輪の団体改革に関連して
2014/11/24
第217回『ひかりの輪における科学と幸福2014年11月9日福岡85min』
2014/11/24
第216回『宗教と哲学について、科学と非科学について 2014年10月26日東京64min』
2014/11/08
第215回『依存の脱却と感謝の思想:公安当局・祭壇破棄・イスラム国2014年10月19日大阪62min』
2014/10/28
第214回『「輪の思想、法則、悟り」について 2014年9月28日東京47min』
2014/09/12
第213回『ひかりの輪の幸福哲学ー心の成長のために2014年9月7日福岡89min』
2014/08/13
『心理学講義:自己愛について(2014年8月13日 93min)』
2014/08/10
第206回『空の思想について 2014年8月3日福岡96min』
2014/08/08
第203回『ブッダの智慧ー苦をどう考えるか・忍辱の教え 2014年7月6日福岡94min』
2014/08/07
第205回『苦しみを喜びに変える方法について 2014年7月20日東京51min』
2014/07/25
第204回『苦しみをやわらげ、喜びに変える3つのブッダの教え 2014年7月14日大阪57min』
2014/07/25
第201回『仏教における苦しみの解決法・悟りの状態とその道 2014年6月22日大阪67min』
2014/07/10
第202回『仏陀の教えの精髄 2014年6月29日 東京 56min』
2014/06/14
第199回『マインドフルネス:心をコントロールする技法 2014年5月25日 東京 48min』
2014/05/02
『 心理学講義:「認知療法」の理論と実践(2014年5月2日97min)』
2014/05/02
第190回『平等社会の希求ー未来社会の思想を考える 大阪2014年4月13日74min』
2014/05/01
第189回『多様な幸福観に基づく未来の慈悲の社会 2014年4月6月 福岡 98min』
2014/05/01
第188回『 四つの広大な仏の心について・人類の近代の歴史:思想哲学、宗教の視点から 2014年3月30 東京72min』
2014/05/01
第187回『優劣の比較をしないものの考え方について 2014年3月9日名古屋 64min』
2014/05/01
第186回『自他を比較せずに皆を尊重する道 2014年3月2日福岡 78min』
2014/03/02
第184回『なぜ皆が幸福になりたいのに不幸になるのか。不幸に繋がる喜びと、幸福に繋がる苦しみを知る2014年2月2日福岡101min』
2014/03/02
第183回『2014年1月26日東京64min』
2014/02/09
第182回『敗北の苦しみから慈悲の幸福へ2014年1月19日大阪65min』
2014/02/04
ひかりの輪「YouTubeチャンネル」開設しました
2010/01/01
2017~18年年末年始セミナー代表講義特別教本1月1日(中継/1月1日 12:00より)

このコーナーについて

  • 上祐代表の講義の動画などをご紹介 (2015年12月08日)

    このコーナーでは、上祐代表の講義の動画などをご紹介しています。
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ネット生中継用教本テキスト(セミナー)

  • 真の成長のための向上心:競争心と菩提心(2016年5月25日 代表勉強会) (2016年05月25日)

    1.努力・向上の動機としての競争心

    競争社会の影響もあって、努力する・向上しようとする動機として、多くの場合、他に勝ちたい、人並みでありたいといった欲求がある。すなわち、優越感を求め、劣等感を嫌がる欲求、競争心である。


    2.競争心による努力・向上の限界

    しかし、これだけでは、本当の努力・向上・成長は実現できない。もう少し正確に言えば、優越感を求め過ぎたり、劣等感を嫌がり過ぎると、以下のような様々な落とし穴にはまって努力が出来なくなるのである。

    第一に、勝利・成功の見込みが薄いと、努力しないで早々に諦める、という場合がある。引きこもり・ニートなどの最近の若者に多いとも言われる。勝てないなら努力しないということである。これは、劣等感への嫌悪が強すぎるのである。

    心理学においても似た理論がある。劣等感(と優越感)を重視するアドラーの心理学においては、劣等感が強すぎる場合(劣等感を感じることをひどく嫌う場合)、自分が他より劣っていると感じる状況を恐れて、人間関係に極めて消極的になる、という問題があるとする(劣等コンプレックス)。昨今のチャンレンジしない、恋愛しない一部の若者の背景心理と考えられる。
    また、劣等感と直接は関係がないが似た心理状態として、愛着理論という心理学理論では、子供の時に親に十分に愛されない体験などをした場合に、自分が愛されるという自信が乏しく、愛されないことを恐れて、深い人間関係を回避する問題が生じるという(愛着回避型の人格)。

    第二に、逆に少し成功しただけで、すぐに慢心・自己満足に陥り、努力が緩む場合がある。この背景にも、強い優越感への欲求がある。成功すると、気づかないうちに、全て自分の力だと思いたがるのである。実際には、自分の成功の背景には、他の支えを含めた幸運があるはずである。しかし、こうした謙虚な認識と、それに基づいた他への感謝や継続的な努力ができないのである。

    第三に、他人から学ぶ努力を怠ることが多い。優越感を感じたいために、気づかないうちに、他人の問題・失敗を自己の反面教師と見ることができず、自分にはないと思いたがるのである。また、同じように、優越感の欲求が強過ぎると、優れた他者は自分の邪魔にばかり見えてしまい(嫉妬心)、他者から素直に学ぶことができず、それを否定してしまう。

    第四に、勝利・成功のために、不正を行うことが多い。例えば、自分の力を実際以上に見せたり、他人を事実に反して貶める嘘などである。最近は、激化する競争のためか、企業・政治・スポーツなど、あらゆる分野での不正が、度々報道されている。こうした不正は、当然、本当の努力と向上を妨げて、その人を堕落させる。最後は不正が発覚し、破滅する。

    これについても、心理学にも似た理論がある。アドラーの心理学では、自分の劣等感を紛らわすために、他者との関係で不当な行動をとる心理状態があるとする(優越コンプレックス)。例えば、いたずらに他人を貶める、責任転嫁・無理な言い訳、ありがた迷惑など。また、愛着理論でも、愛されていない不安が強いために、他に対して不適切な行動をとることが多い人がいるという(愛着不安型)。


    3.競争心だけでは、着実な成長が阻まれる

    こうして、単に競争心で努力する場合は、人は、1.すぐ諦めたり、2.努力を緩めたり、3.他から学ぶことが乏しく、4.不正をなすといった問題がある。言い換えれば、不正を避け、簡単に諦めず、他からも学び、継続的に努力していくことができないのである。

    その結果、少し努力して良くなっても、慢心に陥って努力が緩み、気づいて見ると、逆戻りしているという場合も多い。気づいて見れば、同じ間違いを繰り返し、なかなか進歩・成長していない場合も多い。「歴史は繰り返す」とか、「歴史から学ばぬものは歴史を繰り返す」と言うが、人類は、徐々に進歩していると思われるが、同じ間違いを繰り返している面も多いだろう。

    この人間観は、仏教の六道輪廻の思想にも反映されている。これは、生まれ変わりながら、幸福な生と不幸な生を繰り返すという思想である。そのために、輪廻と呼ばれている。


    4.仏教の説く向上心:勝利ではなく、純粋な成長を目指す

    仏教が説く、人の持つべき向上心とは、他に勝つこと、優越感の充足を目的としない。それは、純粋に自己の(精神的な)成長を目的としたものである。その究極が、悟り・解脱などと言われるものである。

    さらに、純粋に自己の成長を目的とすると、それは、他の成長とも一体だと気づく。自分が他に勝つことは、他が勝つことは相いれないが、自分が純粋に成長することは、他も同じように成長することと一体ということである。これについては、後で詳しく述べる。

    よって、特に大乗仏教は、自他双方の精神的な成長を目的とした努力を説き、その究極として、全ての人々を悟りに導く道を歩むことを説く。これを菩薩道、菩薩の利他行、大慈悲の実践など言う。そして、この菩薩の心の有り様を「菩提心」と呼ぶ。

    なお、少し脱線するが、大乗仏教では、人は皆、仏性、すなわち、未来に仏陀になる可能性があると説く。全ての人に悟りの可能性があると言う思想である。すなわち、人を本質的に成長する存在として見ている。そのため、全ての人々を悟りに導くことを究極の理想とするのである。


    5 仏教思想と競争の関係

    なお、仏教の思想は、競争を全て否定するものだとは私は考えていない。

    競争には、自分が勝つことばかりを目的としたものもあるが、全体の向上を目的とし、その手段として、互いに切磋琢磨して学び合う仕組みとしての競争というものもある。

    現実として、人はそもそも不完全であるから、お互いの悪い所を曖昧にせず指摘し合ったり、お互いの良い所を積極的に(競って)学ぶような状況にない場合、悪い意味で慣れ合ってしまい、全体が堕落、腐敗してしまう場合が少なくない。

    よって、自己の勝利のみを目的とした競争ではなく、自他双方、全体の向上の手段としての競争であれば、仏教の思想と矛盾するものではなく、仏陀・菩薩の菩提心・大慈悲・四無量心の一環と考えることができると思う。

    6.他者への感謝・尊重・愛を伴う菩提心

    さて、菩提心は、他者への感謝・尊重・愛と一体となっている。
    まず、他者を悟りに導く菩薩の道に入る前に、他者に対する感謝の瞑想を行う。というのは、菩薩の利他行とは、他者への感謝に基づく恩返しの実践であるからだ。

    人は、自分一人で生きて、修行し、悟ることはできない。それは、両親・友人知人に限らず、見知らぬ人の支えがある。教えを学ぶにも、いにしえからの悟りの教えの先達と、それを支えた無数の人たちの支えがある。さらに、生きるためには、人以外の様々な生き物と大自然の支えがあり、突き詰めれば、地球の生命圏・太陽系を含んだ宇宙の万物のおかげである。

    よって、菩薩の道に入ろうとする者は、他者・万物に恩があることを気づく修行を行う(憶恩の瞑想)。次に、その恩に報いようとする瞑想を行う(報恩の瞑想)。こうして、菩薩の利他の行は、実は、恩返しの実践として行われるのである。


    7.利他の行自体が、更に他者への感謝・尊重・愛を深める

    そして、この利他の行は、実は、菩薩自身の成長に繋がる行でもある。というのは、他を利することは自己を利し、他の成長を助けることは、自己の成長を助けるのであるからである。

    例えば、(今の自分にはない)他の苦しみを取り除くことは、自分が未来に同じような苦しみを抱えることを予防したり、抱えた際の対処法を事前に理解することになる。

    これは、他の苦しみは自分の潜在的な苦しみであり、他の苦しみを取り除くことは、自分の潜在的な苦しみを取り除くことという視点である。これは、先ほど述べた、他者に見る問題・欠点は、自分と無関係ではなく、自分の反面教師であるという発想に通じる。よって、これは、競争心による努力の問題を回避できる。

    また、幸福を自分で独占せずに、他に分け与えることも、自分の幸福を保つことになる。というのは、幸福を独占すれば、様々な苦しみに陥るからである(貪りの招く苦しみ)。

    さらに、自分の幸福は多くの他者が支えているが、そうした他者に自分の幸福を分け与えることは、恩返しでもあり、他者に自分の幸福を支え続けてもらうことができる結果となる。これは、自分が何か成功した時に、それが自分の力によるものだとばかり思い込んで、慢心に陥らずに、それを支えた他者に感謝し、恩返しをすることに通じる。この意味でも、競争心による努力の問題を回避できる。

    今の自分にはない他の才能・幸福を妬まずに、自分の見本として素直に学んだり、その他の才能を(全体の幸福のために)活かそうとすることは、当然、自分や全体の幸福につながる。これは、先ほど述べた、優れた他者を自分の教師として学ぶという発想に通じる。この意味でも、競争心による努力の問題を回避できる。

    こうして、利他の行は、利己の行でもある。よって、菩薩は、他者への恩返しとして、利他の行を始めるが、その利他の行自体が、さらに自分を利するので、さらに他者への感謝を深めることになる。よって、感謝と恩返しの利他行の無限の好循環が続く。そのため、菩提心による努力は、途絶えることなく継続し、深まっていくのである。

    なお、仏教の根本哲学は縁起の法であるが、これは、万物が相互依存という意味を持つ。自と他も、相互依存で一体であり、自と他の幸福、自と他の成長も、相互依存で一体であると考える。これは、自と他を区別して、優劣の比較ばかりしていると、全く見えなくなってしまう重要な智慧である。


    8.人の不幸の根本原因の無智と、それを越える智恵

    無智とは仏教が説く根本煩悩である。この説明は単純ではないが、物事が正しく見えていない状態であり、仏教用語を使えば、縁起や空の法則を理解できない状態である。さらに言い換えれば、自分と他人の(幸福の)繋がりや、目先の楽と後の苦しみなどの繋がりが見えていないのである。よって、無智を簡潔に説明すると、「今の自分さえよければいい」、「自分だけ早く楽に幸福になりたい」、といった心の働きである。

    そして、この無智が強いと、優越感を求め過ぎたり、劣等感を嫌がり過ぎたりなどして、適切な努力による成長ができなくなる。すぐに慢心、妬み、見下し、卑屈などに陥るからである。

    一方、無智が解消された状態を智慧という。これは、自と他の幸福・成長のつながりや、目先の楽の後の苦しみの繋がりを理解できる状態である。よって、自分の真の幸福は、他と共に、地道な努力によって得られるものであるという理解がある。

    この智慧は、着実に成長するための努力を支える。そして、全ての人々・生き物を救う菩薩の道を歩むという大慈悲・菩提心を支えるものである。

  • 2017~18年年末年始セミナー代表講義特別教本1月1日(中継/1月1日)12:00より) (2010年01月01日)

       2017~18年年末年始セミナーにて、1月1日 12:00から行われる、上祐代表講話のネット生中継で使用されるテキストです。

     

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       Ustreamひかりの輪チャンネル http://hikarinowa.net/tv/

    12/29~1/2までの夏期セミナー期間中の講話中継の日程>>>こちら 

     

      第4章 仏教思想が説く幸福の奥儀:智慧・慈悲・精進

    ※第4章の途中「18.仏陀・菩薩の心:大慈悲・四無量心」から掲載しています。


    18.仏陀・菩薩の心:大慈悲・四無量心

    仏陀・菩薩の心である大慈悲・四無量心の基本的な部分に関しては、すでに前章の仏教の瞑想の解説の所で言及しており、それを参照されたい。
    ざっと復習すれば、四無量心とは、四つの計り知れない利他の心といった意味であり、その四つとは、慈・悲・喜・捨である。また、無量(ないし計り知れない)という言葉は、具体的には、遍満無量という意味で、遍く(あまねく)全ての衆生を完全な幸福(=仏陀の境地)に導いて完全に満たすという意味がある。
    そして、この四無量心は、先ほど述べたように、自と他を一体と見る智慧、自と他の幸福を一体と見る智慧、苦と楽を一体表裏と見る智慧などに基づいていることが、非常に重要である。
    まず、智慧を有する者は、他の幸福=自己の幸福と見て、社会(衆生)全体の幸福=自分の真の幸福と見る。よって、自ずと大慈悲・四無量心が生じるのである。その四無量心に基づいて、「全ての衆生を仏陀の境地に導くために、自らが仏陀の境地に至ろう」とする心を「菩薩心」(菩薩の心)といい、その決心をすることを「発(ほつ)菩(ぼ)提(だい)心(しん)」といい、その修行の道を「菩薩道」という。
    また、この菩提心は、自と他を一体と見る智慧に基づいているから、自分の今の幸福が他者・万物に支えられたものであると認識している。すなわち、今まで自分が生きて修行ができたことについて、それを支えてきた全ての衆生を自己の恩人と見て、その恩に報いようとする心が、大慈悲・四無量心・菩提心の背景になるのである。この衆生に恩を思うことを、知恩の修行ともいい、衆生の恩に報いようとすることを報恩ともいう。
    こうして、四無量心・菩提心は、衆生に対する感謝に基づく恩返しの側面があり、それゆえに、自分が他者の上に立つ慢心・見下しの意識を超えている。あくまでも自他一体の境地なのである。そして、感謝に基づく恩返しとして、利他の実践をすることが、すなわち自分自身の利益にもなるのである。
    では以下に、慈・悲・喜・捨という利他の心と実践の一つ一つが、いかに自と他の双方を利するものであるかという視点から解説する。


    19.慈(マイトリー)

    「慈」とは、他の幸福を願う心と、他に幸福を与える実践である。そして、これは以下の通り、自他双方を利して、自他双方の幸福を増大させる実践である。
    第一に、前章で紹介した釈迦牟尼の実子ラーフラへの説法にあるように、自己の煩悩によって、自己の苦しみが強くなることを回避・予防することに役立つ。他と幸福を奪い合うことが、逆に様々な苦しみを招くことは、四苦八苦の教えなどで示した通りである。一方、他と幸福を分かち合うならば、この奪い合いの苦しみを防止・予防することができる。貪りと、貪りを背景とした怒りによる苦しみの回避・解消である。
    第二に、一般的にいっても、他に幸福を与えた者は、他から幸福を与えられる人間関係を作ることができる。その意味で、幸福を与え合う循環が形成される。そもそも自分の幸福は、自分だけの力ではなく、他者に支えられている。その意味で、自分だけの幸福ではないと考えて、その幸福を他と分かち合う義務があるが、そうして自分を支えている他が幸福になるならば、自分も他の支えを得続けることが容易になり、自分の幸福も続いていく。これは、幸福の与え合いの循環である。
    第三に、幸福になるための資源は、前に述べたように、心の安定・知性(智慧)・健康・良い人間関係などであるが、他と幸福を奪い合わずに足るを知って、他と幸福を分かち合えば、心が安定し、広く温かくなるという精神的な幸福が得られる。さらには、そうした安定した心は、ストレスなどが少なく健康を改善し、奪い合いがないために人間関係が良好となる。さらには、安定した心がもたらす物事を正しく理解・判断する智慧も得て、幸福になる資源を得ることができる。
    最後に、「万物が同根であり、一体である」という一元的な悟りの境地を得ようとする視点から見てみる。宇宙の全てはビッグバンの一点から始まり、全ては同根であるから、自分の幸福・恵みは、根本的・本質的には、幸運によるものであって、自分と同根である他者が不幸であるということは、意図せずにではあっても、他が自分に幸運を譲ったともいうことができる。よって、そうした他と自分の幸福を分かち合うことによって、自分の一元(万物同根)の悟りが深まることになる。


    20.悲(カルナー)

    「悲」とは、他の苦しみを悲しむ心と、他の苦しみを取り除く実践である。そして、これも以下の通り、自と他の双方を利して、自他双方の苦しみを和らげる実践である。
    第一に、これも、釈迦牟尼の説法にあるように、自己の煩悩とそれによる苦しみを回避することにつながる。他と幸福を奪い合って、他と苦しみを押し付け合うことが、逆に苦しみを招くことは、四苦八苦の教えにおいて述べた通りである。一方、他の苦しみを分かち合うならば、この押し付け合いによる苦しみを、防止・予防することができる。その結果、怒り・憎しみ・恨み・妬み・残虐な心による苦しみの回避・解消につながる。
    第二に、他の苦しみを取り除けば、他から自分の苦しみを取り除いてもらう人間関係を得ることができる。これは、苦しみを分かち合う循環である。そもそも、他の苦しみは、未来に自分に生じる可能性があり、今、他の苦しみを取り除く手伝いをすることは、未来の自己の苦しみを予防することになる。他の苦しみの原因を理解すれば、自分はその原因を作らないように努めることができるし、たとえ自分に生じたとしても、他のそれを取り除いた経験から、それに対処することができる。
    第三に、他の苦しみを気づかう習慣が深まり、世界には自分と同じように、または自分以上に苦しんでいる人が無数に存在することが、視界に入ってくるならば、自分の苦しみは小さく感じられるようになり、この意味で苦しみに強くなることができるだろう。


    21.慈悲の化身・観音菩薩:苦しみは慈悲の源

    第四に、自分の苦しみに尊い貴重な価値を見出すことができるのも、この、他の苦しみを取り除く慈悲の実践を行う場合である。これを表すものが、観音菩薩の誕生の説話である。観音菩薩は、観音菩薩として転生する前に、子供の時に親に死に別れ、悪い人間に騙され、一生奴隷としての苦しみ・苦役ばかりの人生を経験したという。
    しかし、その死の間際において、観音菩薩は、「それらの様々な苦しみの経験を通して、自分は人の世界の様々な苦しみを知った」と考えた。そして、さらに、「それを逆に縁として、来世は同じ苦しみに嘆く人たちを救っていこう」と決心したのである。その結果として誕生したのが、慈悲の化身、慈悲から生まれたともいわれる観音菩薩である。
    観音菩薩は、苦しみばかりの薄幸の人生には、人の世の苦しみを知り、慈悲という最も尊い心を培うための宝が隠されており、他の苦しみ取り除く慈悲の心と実践が、自分の苦しみをも取り除くと悟ったのだと思われる。
    一般にも、人生はなかなか思いのままにならず、自殺を考える人も少なくない。しかし、この苦しみ多い人生であっても、慈悲の心で生きようとすれば、生きるための力・勇気を得ることができるということである。実際に、自分が苦しんでいる時に、誰かがそれを分かち合ってくれれば、苦しみが和らぐことは誰しも経験していることだろう。逆に自殺する人は、孤立した人が多いという。
    だとすれば、自分の苦しみの経験を活かして、他の苦しみを取り除くという新しい生き方に目覚めることが、生き抜くための力・勇気・智慧を与えてくれるのではないだろうか。普通の人が経験しないほどの苦しみを経験したのだから、普通は「二度と人の世界には生まれ変わりたくない」と思ってもよいはずの観音菩薩が、あえて再び苦しみ多き世界に生まれ変わる力・勇気を与えたのが、この慈悲の智慧だったのである。


    22.慈悲こそが生きる力・勇気・智慧

    そういった意味では、慈悲は、生きるための力、生命力自体ということもできる。よって、慈悲を長所とする仏陀は、生命そのものであるという思想もある。慈悲の化身とされる観音菩薩の本体とされる阿弥陀如来は、極楽浄土の教主であるとともに、無量寿仏ともいわれ、無限の生命を生み出す力を持っているというが、その力の源は、慈悲の心なのではないだろうか。
    これを言い換えれば、苦しみが多い環境条件であっても、自分だけの幸福を考えることが、苦しみの根本原因としてあるということである。これは蜘蛛の糸の説話ともつながる。その説話では、地獄という最大の苦しみの原因は、自分の幸福ばかり考える無慈悲な心であることを示している。
    なお、この観音説話の詳細は、2016~17年の年末年始セミナー特別教本『四無量心と六つの完成』(ひかりの輪刊)に記載してあるので、是非参照されたい。
    さて、悲の実践は、幸福になるための資源である心の安定・知性(智慧)・健康・良い人間関係を培うという視点から見ても、他と苦しみを押し付け合わずに、逆に他の苦しみを取り除くことで、嫌悪から解放され、心が安定し、広く温かくなるという精神的な幸福を得られることになる。さらには、そうした安定した心は、ストレスなどが少なく健康をもたらし、奪い合いがないために人間関係が良好となり、安定した心がもたらす、物事を正しく理解・判断する智慧も得ることになる。
    そして、「万物が同根であり、一体である」という一元的な悟りの境地を得ようとする視点から見るならば、宇宙の全てが同根である以上、自分よりも他者の苦しみが多いということは、意図せずにであっても、他が、自分に幸運を譲ったという一面があるのだから、そうした他の苦しみを分かち合うことは、自分がなすべき実践であり、そうすることで、一元(万物同根)の悟りも深まることになる。


    23.喜(ムディター)

    「喜」とは、他の幸福を喜び、妬まない実践である。さらには、他の善行を称賛して見習うことも含まれる。これは、自と他双方の幸福・喜び・善行を増大させるものである。
    第一に、釈迦牟尼の説法にあるように、自己の煩悩による自己の苦しみを回避することにつながる。他の幸福を妬み奪い合うことは、逆に苦しみを招くものである(四苦八苦の教え)。一方、他の幸福を妬まずに喜ぶことで、奪い合いによる苦しみを防止・予防する。これは、妬みや、妬みの背景にある貪り・不満・独占欲などの解消につながる。
    第二に、他の幸福を喜ぶことで、自分の幸福も他から喜んでもらえる人間関係を作ることができる。実際に、他の幸福は、自分の幸福の邪魔ではなく、自分や全体の幸福の見本や手助けとして活かすことができるものである。特に、他人の幸福の源である善行を称賛して見習うことで、自分の善行を増やすことができる。これは、他に勝って幸福になるのではなく、他を活かして幸福になる道である。
    第三に、幸福になるための資源--心の安定・健康・人間関係・知性(智慧)を得るという視点からも、他の幸福を妬まずに喜ぶならば、妬みから解放された心は、安定し、広く温かくなるという精神的な幸福が得られる。さらには、そうした安定した心は、ストレスなどが少なく健康を改善し、奪い合いがないために人間関係が良好となり、安定した心がもたらす、物事を正しく理解・判断する智慧も得ることができる。
    最後に、「万物が同根であり、一体である」という一元的な悟りの境地を得ようとする視点から見るならば、宇宙の全てが同根である以上、全ての他者は自分の家族・同胞ともいうべき存在であって、その幸福・才能は自分の家族のそれのように自分の誉れでもあると考えて喜ぶことが、一元の悟りを深めることになる。


    24.捨(ウペクシャー)

    「捨」とは、万物に対して平静で平等な心であり、他の悪行に対して怒り・憎しみを持たない心とも解釈される実践である。これは、自と他双方の怒り・悪行を減少させるものである。
    第一に、釈迦牟尼の説法にあるように、自己の煩悩による自己の苦しみを回避することにつながる。他への怒り・憎しみは、相手の怒りをも呼び、逆に苦しみを招く。他に怒り・憎しみを持たずに、平静を保つことで、怒り・憎しみの応酬を防止・予防することができる。
    第二に、他の悪行に怒り・憎しみを持たずに、平静な心を保って、他の悪行の原因を理解するならば、他の悪行を取りのぞくことができる。怒りは、他の悪行の原因をまだ理解できておらず、他と自分のつながりを認識できていない無智によって生じている面がある。
    第三に、他の悪行に怒り・憎しみを持たず、平静を保ち、それを自己の反面教師でもあると気づいて、内省と自己改善に活かせば、自分の悪行とそれによる苦しみを解消できる。実際に、他の悪行は、自分と全く無関係なものではない。例えば、自分の自我執着が強ければ強いほど、他の悪行で苦しむ度合いが大きくなり、自我執着を弱めれば、苦しみも少なくすることが出来るから、それを内省すれば、悟りが深まり、執着と苦しみが減る。
    また、怒りの心の背景には、相手を「ずるい」と思うような妬みに近い心がある場合もあるし、「他に優位でありたい」という慢心を背景として、他を反面教師として学ぶことを避けようとする怠惰な心がある場合もある。それに気づいて反省すれば、自分の潜在的な悪行と、それによる苦しみを取り除くことができる。
    第四に、幸福になるための資源である心の安定・健康・良い人間関係・知性(智慧)を得るという視点からは、他の悪行を自分と区別して怒らずに、自分の内省に用いるならば、怒りから解放された心は安定し、広く温かくなるという精神的な幸福が得られる。さらには、そうした安定した心は、ストレスなどが少なく健康を改善し、奪い合い・憎しみ合いなどがないために、人間関係が良好となり、安定した心がもたらす、物事を正しく理解・判断する智慧も得ることができる。
    最後に、「万物が同根であり、一体である」という一元的な悟りの境地を得ようとする視点から見てみる。宇宙の全てが同根である以上、自分よりも、他人の悪行とそれによる苦しみが多ければ、自分の方がそうした他人よりも幸運だったともいうことができるから、そうした他の悪行を怒らずに受け止めることで、一元の悟りを深めることができる。

    最後に、慈・悲・喜・捨は、自分と他人の楽・苦・善・悪に対応しているということができる。すなわち、「慈」は、他に楽を与えて自分を楽にし、「悲」は、他の苦しみを取り除いて自分の苦しみをも取り除く。「喜」は、他の善行を称賛して、自分の善行も増大させ、「捨」は、他の悪行に怒らずに取り除いて、自分の悪行も防止するものである。


    25.慈悲=苦楽の分かち合いが、幸福な世界を作る理由

    これまでの四無量心の教えを背景として、一つ付け加えておきたい。仏陀の住まう極楽浄土などの高次元の世界に苦しみが少なく幸福が多いとされる理由は、そこに住む人たちの慈悲が強いからということである。
    すなわち、人の幸福は、それを喜ぶ他人がいれば倍になり、妬む人によって半減する。よって、ある人が幸福を得た時に、それをその世界の皆が心から喜べば、それは非常に大きくなる。これが極楽浄土の極楽の原因ではないだろうか。逆に、皆で妬んで憎み、それを奪い取ろうとすれば、どんな喜びも吹っ飛んでしまうだろう。
    同じように、ある人が苦しみを得たとしても、それをその世界の全ての人が、心から同情し、分かち合おうとすれば、苦しみなど吹っ飛んでしまうだろう。これが、極楽浄土にはほとんど苦しみがない原因ではないだろうか。逆に、皆で、その人の苦しみを残虐な心で喜んで、いっそう苦しみを押し付け合おうとするならば、ちょっとの苦しみでも非常に大きく感じるだろう。
    こうして、苦楽というのは、他との関係が、慈悲に基づくものか自己中心的なものかということで大きく変わるものであり、その意味では、自分や他人の心が作り出す実体のないものである。端的にいえば、幸福は慈悲から生じ、苦しみは無慈悲から生じるのである。

    26.精進の実践:智慧と慈悲は一体であり、仏道修行の要

    ここまで検討してきたことに基づけば、仏陀の智慧と慈悲は、怠惰を乗り越えて継続的な改善努力をなすことと一体不可分であり、それは仏教が説く「精進」の実践である。
    この精進の実践は、実際に非常に多くの仏教の修行体系において強調されており、その要になっている。例えば、八正道の正精進、五(ご)根(ごん)五(ご)力(りき)の精進根・精進力、七(しち)覚(かく)支(し)の精進覚支、四(し)如(にょ)意(い)足(そく)の精進如意足、大乗仏教の六波羅蜜の精進など、重要な修行体系において頻繁に強調されている。
    さらに、各修行体系の中で、禅定による智慧を得るという最終段階の一歩手前の実践課題となっており、その意味では悟りの達成の要となっている。例えば、八正道は、正精進の実践の後に、正念(正しい思念)、正定(正しい禅定)によって、正智(正見)を得ると説いている。六波羅蜜も、精進の実践の後に、禅定による智慧を得ると説く。
    これは、仏教の最終的な目標である智慧と慈悲を得るために、精進が必要不可欠であるからである。もう少しいえば、智慧と慈悲と精進がセットであり、その対極である無智と煩悩(貪り・怒り)と怠惰もセットである。

    27.初期仏教の四(し)正(しょう)勤(ごん)の教え

    第一に、初期仏教が説く精進の教え(八正道などの正精進)は、四正勤(四(し)正(しょう)断(だん))と呼ばれており、具体的には、以下の通りである。

    (1) 今なしている善行を、続ける・強める。
    (2) 今なしていない善行を、未来になすように努める。
    (3) 今なしている悪行を、止める。
    (4) 今なしていない悪行を、未来にもなさないように努める。


    28.大乗仏教の六つの完成が説く三つの精進

    第二に、大乗仏教が説く精進の教え(六波羅蜜=六つの完成における精進の教え)は、具体的には以下の通りである。

    (1) 鎧の精進:勇気を持って修行の道(菩薩の道)に入る努力(始める精進)。
    (2) 実行の精進:今日できることは今日行って明日に延ばさない努力(遅らせない精進)。
    (3) あくなき精進:一生たゆまずに努力し続ける努力(弛まぬ精進)。


    29.緊緩(きんかん)中道(ちゅうどう)の精進:焦らずたゆまず、無理せず怠けず

    第三に、精進の実践においては、焦らず弛まず、無理せず怠けず、という精神が重要である。
    卑屈などを背景として、すぐに結果を求めて焦ると、無理をする場合がある。また、慢心があると、すぐに弛む。仏教の考えでは、人の業(カルマ)=精神的な傾向は、すぐには変わらないものの、こつこつ努力をすれば、少しずつではあっても着実に変わるものである。よって、川の流れのように、毎日毎日、焦らずたゆまず、無理せず怠けず、一歩一歩進んでいくような心構えが適切である。そして、その結果、気づいてみれば、大海に出ているのである。
    なお、釈迦牟尼も、瞑想を修行している弟子の中で、力が入り過ぎて逆にうまくいかない弟子を見て、「弦楽器の弦は、たるみすぎれば音が出ないが、引っ張りすぎれば切れる」と述べて、瞑想修行においても、緊張と弛緩のバランスが重要であることを説いている。


    30.精進のための良き法友・サンガの重要性

    最後に、継続的に努力していく上では、環境条件、特に人間関係は非常に重要である。特に、仏道修行者=法友の集い=サンガは重要である。何事を学ぶにしても、一人の力・独力には限りがある。学校も、塾も、会社・企業、武道や、学芸の道場でもそうであるように、同じ学びの道を行く者同士の間で、良い意味での他人からの刺激を得ること、切磋琢磨することは、非常に貴重である。
    ここで一つ紹介したいことが、修行を進める上での苦しみというものである。人は、煩悩的な欲求を追求してばかりでは、前に述べた空しい苦しみの循環に陥り、本当の幸福を得ることができないが、さりとて、煩悩を超える修行はすぐに完成するものではなく、率直にいえば時間がかかり、困難を伴うものである。
    こうして、人には、煩悩による苦しみと、煩悩を脱却する上での修行上の苦しみという、二重の苦しみがあることになる。実際に、本当の苦しみとは、二重の苦しみであり、すぐには、にっちもさっちも、いかないことであろう。すぐに突破口が見つかり、抜け出せれば、それは大した苦しみではないからである。
    しかし、釈迦牟尼が問うているように、人の煩悩からの脱却を妨げているこれまでの悪習慣(悪業)は、地道な努力によって、徐々にだが着実に減少していくものである。そして、この修行の道の苦しみを分かち合う者が、法友でもあるだろう。そして、釈迦牟尼は、「自分こそが(弟子たちの)最良の友である」とも言ったという。
    実際、釈迦牟尼は、布教を決断する前に、自分の教えを人々が理解するかどうかと思い、布教するかを迷ったという。そこで、梵天という神が、「それでは悟れる者も悟れません」と言って布教を懇願し(梵天勧請)、あらためて世界を見渡して、悟れる者がいることを確認して、布教を開始したという。
    そして、50年近くの布教の中で、完全な悟りといわれる阿羅漢の境地に達した者は、500人であったという。仏教の宗派によっては、阿羅漢の境地も非常に高く、仏陀が現れない時代には現れないともいわれているので、500人の阿羅漢といえば非常に多いということができる。しかし、当時のインド亜大陸の全人口から見れば圧倒的に少ないことはいうまでもない。
    こうして、布教してもすぐに全ての人が悟ることはないことを知りながら布教した釈迦牟尼は、自分の死後延々と仏教の教えが引き継がれる中で、人類の寿命が8万歳にも到達するという遠い未来において、数百億人を悟りに導く弥勒如来の予言を残した。
    こうして、全ての衆生を救済することを志す仏陀・菩薩の菩提心は、何度も輪廻転生を繰り返しながら救済を続ける遠大・広大な心の働きであるとされる。これこそが、最も高度な精進の実践であろう。


    31.精進と様々な煩悩の関係

    精進の不足(怠惰)は、無智と結びついているから、様々な煩悩・否定的な心の働きとつながっている。
    例えば、慢心である。これは、自分の力を過信し、「継続的な努力なく今が続く」という思いである。これには、自分の幸福が、幸運・他者の支えによるものであるとか、他人の苦しみ・問題が、自分の反面教師であるといった謙虚さ・感謝の心も乏しい。こうして、慢心と怠惰はセットであり、謙虚・感謝と精進もセットである。
    次に、卑屈であるが、これは、「自分はだめ、自分はできない」という思いである。その心の奥に、できるようになる地道な努力を嫌がる心=怠惰がある場合がある。「自分はできない」と考えれば(言えば)、努力をせずに済むからである。一方、地道な努力を続けている人は、あまり卑屈にはならない。そして、努力は、欠点を徐々に長所に変えていく。逆に、慢心・怠惰によって、長所さえも徐々に欠点になっていく。
    妬みは、優れた・恵まれた他者への否定的な思いであり、それを自分の幸福の邪魔と見る心の働きである。しかし、本来は、優れた他人は、自分の見本、切磋琢磨の対象、全体のために活かすべき存在である。ところが、努力を嫌がる者には、どんな優れた見本や切磋琢磨の対象も無意味であり、努力をせずに自分が一番になること・勝つことばかりを考える者には、邪魔にしか見えない。こうして、妬みは、本来は自分の助力者・友である者を邪魔・敵に見せてしまう。これは、仏陀さえも悪魔に見せることになる。
    怒りとは、「なぜこいつはこんなことをするのか」「なぜやめないのか」「こんなことはありえない」などといった思いである。しかし、この言葉を見ればわかる通り、人は、こうして怒る時は、怒りの対象である他人の悪行の原因がわかっていない。原因の理解とは、同じ原因があれば、自分も同じ行為をする可能性を理解することにつながり、対象が自分と結びついて、怒りが静まる。さらには、自分の反面教師にさえなる場合がある。


    32.他人がどう見えるかは、自分の心・物の見方次第である

    これまで見てきたことに基づけば、他人がどう見えるかは、自分の心・物の見方次第であることがわかる。怠惰の心が強ければ、卑屈・慢心・妬みが強くなって、他人は自分の幸福の邪魔・敵か、価値がないと感じる。そして、卑屈であるために、自分にも価値を見いだせない。
    そして、現代社会でも、この怠惰・精進の精神の不足による病理的な行動が少なくない。例えば、「容易には得られない」と思うと、地道な努力をせずに逃げ、引きこもり、さらには自殺に至るケースがある。また、幸福になれないことを自分の努力不足ではなく、不合理に他人の責任にする責任転嫁も多く、これは自己中心・自己愛型人格・被害妄想などにつながり、他害行為に発展する場合もある。
    また、最近日本の大企業でも次々と発覚しているが、正当な努力ではなく、不正な手段で幸福(勝利・優位)を得ようとするケースが相当に広がっている。これは、時とともに破綻をきたすが、そもそも自分を甘やかしているのであるから、実力を培うことができない。さらに、薬物その他の不健康・不健全な手段に依存するケースがある。
    さらにいえば、オウム真理教が自らの教えを広めるために暴力手段を使おうとしたことも同様である。

    33.ひかりの輪の読経瞑想:「三悟心経」

    逆に、精進(謙虚・感謝)と智慧・慈悲といった心の働きを強めて、世界を見るように努めれば、万人・万物は皆、長所・欠点を持っており、自分と無関係ではない自分の教師・反面教師としての学びの対象であり、仏陀に準じる者と感じることができる。
    こうして、万物が、恩恵、仏であり、自分と一体と見えてくる。経典にも、仏陀の境地に至ると、世界万物が仏の現れ、この世界は仏の浄土に見えると説かれている。そして、ひかりの輪の現代人のための読経瞑想である「三悟心経」は、そうした仏陀の境地を表したものであり、それに近づくためのものである。

    「三悟心経」
    万物恩恵、万物感謝
    万物仏(ほとけ)、万物尊重
    万物一体、万物愛す

     

     

     

お知らせ

  • 上祐代表の講義の、DVD、動画、音声データ(MP3)の販売のお知らせ (2015年12月18日)

    上祐代表の様々な講義のDVD、動画データ、音声データ(MP3)の販売を行っています。代表と山口指導員による心理学講義も扱っております。

    そして、このHPで無料公開している講義に加え、このHPで公開していない、有料非公開の講義も、販売しております。

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    ◆お申込み方法

    お申し込み方法は、その対象によって、下記の2通りに分かれています。


    (1)ネットショップでのお申込み

    ネットショップには、上祐代表の有料非公開の講義のDVD多数が掲示・販売されております。これについては、ネットショップのお申し込み方法に従って、お申し込み下さい。


    (2)下記メールアドレスによるご注文

    ネットショップで販売している講義のDVD以外のお申し込みは、下記メールアドレスまで、下記のメールに必要事項を記載してお申し込みください。

    ●メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net

    ●必要記載事項

    1.お客様のメールアドレス
    2.お客様のお名前(口座振込みのお名前)
    3.お客様のご希望の講義のタイトルと日付
    4.お申込みの講義の合計数と、合計金額
    5.お振込み日
    6.DVDをお申し込みの方は、郵送先の住所と宛名
    ※動画・音声データはメールアドレスのみで結構です

    ●料金
    DVD:一つの講義につき 1000円
    動画データ:一つの講義につき 800円
    音声データ:一つの講義につき 300円

    ●お振込先

    三井住友銀行 津田沼駅前支店 普通1255416 ホソカワミカ

    ※振込手数料は、ご希望者さまのご負担でお願いいたします。

    ●お届けする方法など

    銀行振込みでのご入金が確認でき次第、
    1.DVDは、指定された宛先・宛名に郵送いたします。
    2.動画データ、音声データは、指定されたメールアドレスにメールにてお送りいたします。

    ●お申込みいただける講義


    1)本HPで無料公開している講義の全て

    ご自身で動画・音声データ・DVDにするのではなく、当団体に依頼されたい方のご注文をお受けします。


    2)ネットショップで販売しているDVDの動画データ・音声データ

    DVDではなく動画・音声データでほしい方のためです。


    3)下記の非公開の講義(ネットショップでも販売していません)


    ◆上祐史浩の講義

    1.2015年GWセミナー特別教本
    『心の安定のための人生哲学 不安・卑屈・孤独・怒りの解消』の解説講義の4回~6回

    ※下記の講義タイトルの数字は、年月日を表しています。

    ◎20150503 GWセミナー講義 第4回
    第3章「孤独・寂しさを越える」についての解説と質疑応答

    ◎20150503 GWセミナー講義第5回
    第4章「怒りを超え、広い心を培う(前半)」についての解説と質疑応答

    ◎20150504 GWセミナー講義第6回
    第4章「怒りを超え、広い心を培う(後半)」についての解説と質疑応答


    2.2015年夏期セミナー特別教本
    『仏教の心理学 心の三毒、智慧と慈悲』の解説講義2回、4回、6回、7回

    ◎20150812 夏期セミナー講義 第2回
    第1章 「仏教心理学の精髄:心の三毒と、智恵と慈悲」の解説と質疑応答

    ◎20150813 夏期セミナー講義 第4回
    第2章 「自と他に対する嫌悪を超える智慧」の解説と質疑応答

    ◎20150814 夏期セミナー講義 第6回
    第3章 「現代社会の心の闇を解く:無差別殺人の心理学」の解説と質疑応答

    ◎20150815 夏期セミナー講義第7回
    第4章 「悟りとは何か:目から鱗の仏教思想」


    ◆心理学講義;山口指導員と上祐代表による対談形式


    ◎20150502 心理学講義第1部:『アドラー心理学1』
    (フロイト、ユングと並び「心理学界の三大巨頭」と称されるアドラーの心理学)

    ●内容紹介

    1.アドラー心理学の基礎である劣等感について
    劣等感は必ずしもマイナスなものではなく、劣等感をバネに成長に導くものである。しかし、劣等感が甚だしく、劣等コンプレックスに陥り、引きこもりなどになってしまうこともある。

    2.また、他を批判したり、他に責任転嫁することで他を貶めて優越感を感じようとする優越コンプレックスになることもある。
    劣等コンプレックスの解消は、自分の居場所があり、仲間を信頼し、仲間の役に立とうとする感覚(共同体感覚)を身につけることで、社会の中で精神的に健康に生きていける。

    3.「ライフスタイル」が人生を決める。ライフスタイル」とは、生き方を方向付ける価値観、どのように生きるかの態度・性格。

    4.「ライフスタイル診断」テスト:「ライフスタイル診断」を行い、自分のライフスタイルを知る。


    ◎20150502 心理学講義第2部:アドラー心理学2
    『勇気づけによって、ライフスタイルを変える』

    ●内容紹介

    1.共同体感覚に基づいたライフスタイルに変える
    社会と不適切な関係になるライフスタイルは自分の利益のみを中心に考えるものであり、それは、劣等コンプレックスー優越コンプレックス的なライフスタイルである。

    2.社会の中で精神的に健康に生きていくには、共同体感覚に基づいたライフスタイルに変えていくことが必要。

    3.共同体感覚を身につける
    ①自己利益なく、共同体感覚に従うようこころがける
    ②自分を受け入れる
    ③仲間として平等の感覚を持つ
    ④自分を他に対して開く

    4.勇気づけとは?
    勇気づけとほめることの違い。勇気づけは継続的効果があり、相手にやる気を出させる。勇気づけをどのように行うのか。


    4)その他

    ここに具体的な内容をご紹介しませんが、
    1.本部教室で行っている代表勉強会
    2.非公開での各教室での代表の講義
    についても、その動画・音声のデータ販売を行っております。

    ご興味のある方は、下記の連絡先までお問い合わせをお願いいたします。


    ◆担当 細川美香
    メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net
    連絡先:080-2273-3588

     

  • ひかりの輪・YouTubeチャンネル (2014年02月04日)

    ひかりの輪

    チャンネル
    を開設しました。

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    >>再生リスト※種類別に分かれています。



    出演・講演・トークショー、講義など、各種の動画が分かりやすく掲載されています。



    ぜひ、チャンネル登録して、お楽しみください。

上祐史浩・一般向け講義【2018】

  • 第390回『仏教思想の精髄:煩悩が苦の原因・慈悲が幸福の条件』(2018年12月9日 大阪 62min) (2018年12月10日)

      この講義は、苦の原因は煩悩という仏教の思想の精髄を詳細に解説したものである。

      釈迦の中核の思想である四諦の教えは、人の苦しみの原因は、自己の能力の不足や、悪い他者や社会などでではなく、自分の内側の煩悩とする。そして、何を根拠にそう言い切れるかを理解することは、人間の苦の原因を深く分析し、苦を解消する重要なポイントである。

      そのためには、
    1.仏教用語としての「苦」(サンスクリット原語ではドゥッカ)の正確な意味、
    2.人の苦しみを分類的に分析した「四苦八苦」の教え、
    3.煩悩的な喜びがとらわれを増大せるために苦の原因を増やすとする「苦楽表裏」の教え、
    4.煩悩的な喜びは、上に行くほど得ることが難しい構造があること、
    5.煩悩的な喜びは、人生の先に行くほど得ることが難しい構造があること、
      などを理解する必要がある。

      更に、苦の原因には、?内的な原因として、煩悩があり、?外的な原因として、煩悩が満たされていない状態があるが、外的な原因を改善すると(=より煩悩を満たすと)、とらわれ=煩悩も増えて苦が減らないため、内的な原因=煩悩こそが真の苦の原因と解釈される。

      講義の後半には、煩悩を追求する人生と、煩悩の対極である慈悲の実践を行う人生を比較して、①心の安定や苦に対する強さ、②健康・寿命、③人間関係、④知性、⑤自己実現や競争に勝つ能力などにおいて、どのような違いがあるかを詳しく解説している。

     

  • 第389回『自我意識と悟りの意識、循環の中の上昇期の思想』(2018年11月25日東京 62min) (2018年12月03日)

    1.自我意識と悟りの意識

    (1)自我意識の特徴
      自己中心の狭い心・目先の利益中心の短期的視点
      自と他、苦と楽の区別が強い。
      貪りと怒りで、不安定で不平等な心

    (2)悟りの意識(宇宙意識)の特徴
      他者万物を包む広い心・無常を認識する長期的視点
      自と他の繋がり、苦楽が表裏と理解する智恵(智慧)
      万物に平静・平等な広い意識

    (3)宇宙意識の恩恵

      ①苦に強く安定した心:多くの他者の苦を理解する広い心
      ②広い心による精神的・生理的な幸福・心地良さ(内的歓喜も)
      ③健康・長寿:低ストレス・良い気の流れ・折れぬ前向きな心
      ④良い人間関係:奪い合わずに分かち合う行動
      ⑤人生の重要な目的を実現する(奪わずとも自ずと他者に勝る)


    2.終末思想と循環上昇思想:宗教の未来観

    (1)1990年代:終末思想の流行

      ①終末思想:人類は最終戦争・最後の審判で週末に向かう
      ②オウム真理教、IS・アルカイダ、ブランチダビディアン、
      キリスト教保守主義・イスラム原理主義

    (2)今後の未来観の可能性:循環の中の上昇期の思想

      ①インド思想(ヒンズー教・仏教)が説く循環論的な宇宙観
      宇宙は生成と消滅、人類は上昇と下降を繰り返す。

      ②当面の人類は上昇期とするインドの宗教者の思想
      1.釈迦牟尼:寿命が伸び、多くの人が悟る弥勒仏の時代へ
      2.ヨーガ行者:今後は上昇期で科学技術と精神性が向上。

    (3)ニューエージ思想・占星学が説く循環の中の上昇期

      ①水瓶座の新時代=ニューエージ・ムーブメント
      占星学が説く天宮十二星座を巡る人類文明の循環の思想。
      今後は魚座の時代から水瓶座の新時代へ移行して上昇期へ。

      ②水瓶座・土星の時代:水=水平・平等の時代
      土星の象意の長寿・科学・安定・平等=民主主義が特徴
      →仏教の弥勒仏の予言と同じ水瓶が象徴の長寿の時代を予見。

      ③魚座・木星の時代:母子の魚=近親者の対立の時代
      木星の象意は、宗教、外国、拡大:世界宗教の登場と対立

    (4)現状の時代分析:上昇期を予感させる諸要素

      ①終末思想の衰退:最終戦争・第三次世界大戦の危機は減退
      核戦争・大国間戦争の危機よりも、経済貿易戦争の危機へ

      ②長寿社会の到来と高齢者の2極化
      1.老化防止の医療革命の始まり
      2.長寿だが不幸な高齢者:鬱・認知症・自殺・感情暴走
      3.一部の高齢者に悟りの境地の広がり:老年的超越の新現象

     

  • 第388回『未来の苦を直視して対処する仏陀の人生哲学:高齢化社会・消費税の不安も』(2018年11月18日 福岡 75min) (2018年11月19日)

    1.講義の趣旨

      仏教開祖ゴータマ・シッダッタの思想は、その最初の説法に見られるように、人生の苦しみを直視して正しく予期し、それに対処する準備をなして乗り越える性質を持つ。

      一方、仏陀の生き方と比較すると、普通の人は、人生の苦を十分に直視して予期することができておらず、単に「幸福になりたい」「苦しみが来ないで欲しい」と願うだけに等しく、そのため、毎日ないし時々に訪れる苦しみに翻弄されている状態にある。

      より具体的には、人の時々の思考と感情は、それまでに習慣によって自動的に生じており、その中には、不適切・不合理なものが多々あるにもかかわらず、人は、自分の心を自分自身と錯覚し、いわばその奴隷となっており、心を客観視して、自分の意志で心を制御することが乏しい。ヨーガ・仏教は、様々な修行によって、自分の心を制御し、心の主となること目指す。

    2.質疑応答

    (1)高齢化社会の中で、高齢期の経済的な不安に関する対処を仏教思想・心理学的な視点から回答

    (2)消費税の値上げを前にして、今後の経済の不安(アベノミクス・バブルの崩壊など)への対処を仏教思想・心理学的な視点から回答

     

上祐史浩・一般向け講義【2017】

  • 第353回年末年始セミナー第3回『心の安定・集中・悟りのためのヨーガの奥儀:5つの呼吸法』(2017年12月30日 東京 138min) (2017年12月31日)

    1.仏教とヨーガの思想における心の安定の重要性

    2.心の安定による様々な利益
      精神的な幸福・高い知性・健康長寿・人間関係の改善

    3.心のコントロールの四つの方法
      思考・イメージ、行動、身体、環境の浄化で心をコントロールする

    4.ヨーガの身体行法

      (1)アーサナ:単なる体操ではなく、座法・体位法 姿勢が重要
      (2)プラーナーヤーマ:単なる呼吸法ではなく、調息法・調気法 気の流れのコントロール

    5.5つのプラーナーヤーマ

    (1)基本的な呼吸法:すべての呼吸法の基礎となるもの

      (2)右の気道と左の気道を浄化する呼吸法
      怒りと愚鈍を和らげ、安定した集中した意識を実現する

      ①右気道の浄化 : スーリヤ・ベーダナ・プラーナーヤーマ
      ②左気道の浄化 : チャンドラ・ベーダナ・プラーナーヤーマ

      (3)両気道の浄化と集中力を高める呼吸法:
      初心者ができ、熟達すれば高い集中・解脱を得る
    →スクハプールヴァカ・プラーナーヤーマ

      (4)気道を強力に浄化する特別な呼吸法:
    →カパーラ・バーティ・プラーナーヤーマ

      (5)心を静めるヴァイブレーションを作る特別な呼吸法
    最も深い瞑想=サマディに入ることもできる
    →ブラーマリー・プラーナーヤーマ

     

  • 第352回『仏教思想の精髄:慈悲=苦しみを喜びに変えて生き抜く力』(2017年12月17日東京 60min) (2017年12月18日)

      失敗・挫折・不安・敗北・卑屈・妬み・後悔・孤独などなど、様々な苦しみがある誰しも人生に、確かに尊い価値を与える仏教思想の精髄、「慈悲の思想」が生む生きる力・智恵・勇気とは何か。


    第1 大慈悲・四無量心の教えを理解する基本的な知識

    (1)蜘蛛の糸の説話の本質:苦の根本原因:自分だけ良ければいい。

    (2)釈迦の苦の思想(一切皆苦)とは

    (3)苦を乗り越える道:解脱と仏陀の境地=菩薩道

    (4)近くに見える自分だけの幸福と、遠くに見える全体の幸福

    (5)観音菩薩の誕生の説話:苦しみを慈悲に変えた菩薩

    (6)慈悲=苦楽の分かち合いが、幸福な世界を作る理由。

    (7)本当の意味での苦とは、二重の苦しみである

    (8)他者の救済・衆生の救済は長い時間がかかる

    第2.四無量心(大慈悲)とは

    (1)四無量心

    (2)四無量心は、自と他の幸福を一体と見る智慧に基づく

    (3)慈(マイトリー)

    (4)悲(カルナー)

    (5)喜(ムディター)

    (6)捨(ウペクシャー)

     

  • 第351回『天皇退位・30年間の平成の終焉で見えて来る今後の日本と世界の流れ』(2017年12月10日大阪62min) (2017年12月11日)

      平成はちょうど30年で終わる中、30年周期説で予想する今後の世界とは何か。
    社会学・歴史学・物理学・宗教思想・占星学などに共通する「周期運動」という世界の根本原理とは何か

    1.21世紀の新しい思想の展望:「時の輪」の思想

    (1)2019年天皇退位、平成は1989~2019年の30年と確定

    (2)30年周期の新思想の台頭:

      1990:共産主義の終焉と宗教の復活と原理主義
      1960:共産主義の広がり・米ソ冷戦・極左運動
      1930:自国中心・国粋主義の広がり・中国進出と世界大戦
      1900:日清・日露の戦争・日本神国の思想の始まり
      1870:江戸時代の終焉と明治維新・富国強兵

    (3)今後の日本・世界を占う:1989・1900と2019・2020の類似性

      ①30年前は天皇崩御・昭和の終焉、今度は平成の終焉と共に新時代へ
      ②30年前はソ連邦崩壊・ドイツ統一、今度は北朝鮮の崩壊か
      ③30年前はバブルの崩壊の始まり、今現在もバブル経済の可能性
      ④30年前は湾岸戦争、今現在高まる中東や北朝鮮の緊張
      ⑤30年前はオウム事件の始まり、今オウム死刑囚の執行が間近か

    (4)社会学・物理学・宗教学など各分野での周期説

      ①社会学・歴史学の周期説:歴史は繰り返す:60年周期の学説

      ②最新科学が説く世界のミクロとマクロの基本構造が周期運動
      原子構造の周期運動、天体の周期運動(公転・自転)

      ③宗教経典の周期説:時輪経典(インド最後の仏教経典)
      世界の根本原理は周期運動(時の輪)と説く

      ④占星学思想:周期運動する天体配置と人の活動の相関関係
    インドでは真面目に学界・教授が占星学を研究

    (5)2020年代に、良き新たな思想を広げるために

      ①悪しき歴史の繰り返しを脱却するには、繰り返しを認識すること

      ②仏教は、苦楽の輪・六道輪廻を悟り、それを離脱=解脱する教え


    2.仏教思想が説く幸福の智慧の奥儀:「精進の教え」

    (1)仏教が説く全ての苦しみの根源は「無智」

    (2)伝統仏教の無智と智慧の概念

    (3)仏教用語を使わない無智と智慧の簡明な説明

    (4)精進の教え

      ①初期仏教の精進(八正道などの正精進)の教え:四正勤(四正断)

      ②大乗仏教の精進(六波羅蜜=六つの完成の精進)教え

    (5)精進の不足と様々な煩悩の関係

      ①慢心、②卑屈、③妬み、④怒り

     

上祐史浩・一般向け講義【2016】

  • 第312回12月30日・年末年始セミナーの上祐代表講義(第4回)「総合解説 四無量心と六つの完成」(90min) (2017年01月01日)

    年末年始セミナー特別教本『総合解説 四無量心と六つの完成』の第3章「平等心:六波羅蜜(六つの完成)の前行」を解説した講義の動画です。

    第3章は、「六つの完成」の準備の実践である「平等心」を培う必要性の解説。
    特に「優劣一体」の輪の法則について。優劣は、仏陀の智恵から見ると、表裏・一体であって実体がないことなどを含め、以下の項目について解説をしています。

    ・「優劣一体」の輪の法則:優劣は、比較対象によって逆転する
    ・優劣、短所と長所は表裏:価値観によって逆転する
    ・悪人が、時を経て善人になるという仏教の思想
    ・大煩悩大解脱・万物が仏の現れ
    ・「自他一体」の輪の法則:自と他は、相互依存・循環の関係にある

     

  • 第311回12月29日・年末年始セミナーの上祐代表講義(第1回)「総合解説 四無量心と六つ完成」(67min) (2016年12月30日)

      年末年始セミナー特別教本『総合解説 四無量心と六つの完成』の第1章「四無量心の教え:基礎編」を解説した講義の動画です。

      第1章は「四無量心とは何か」についての解説。「四無量心」は、仏陀や菩薩の心の在り方及び実践で、仏教の思想と実践の最も重要なものの一つで、仏道修行の基本で、究極の目的でもあります。

      具体的には、以下の項目についての解説をしています。

    1.「四無量心」とは何か
    2.四無量心の「無量」とは何か
    3.慈・悲・喜・捨とは何か
    4.慈・悲・喜・捨の、より具体的な解説
    5.仏教の伝統における四無量心の位置づけ
    6.四無量心が静める様々な煩悩
    7.「慈」が静める煩悩:貪りと怒り
    8.「悲」が静める煩悩:冷たさ・残虐性
    9.煩悩的な喜びは、自と他の間で奪い合うもの
    10.慈悲は、奪い合いを超えて、分かち合いを深める
    11.「喜」が静める煩悩:妬み
    12.「捨」が静める煩悩:怒り


     

  • 第310回『四無量心の教えの中核:他を利することは自己を利すること』(2016年12月21日 長野 53min) (2016年12月21日)

    これは、12月21日長野・小諸教室での講話であり、その講話の要点を記したレジメを以下に掲示する。


    1)四無量心の教え:基礎編

    1.四無量心は、仏陀の心であり、仏教の基本で、最も重要な教えの一つ

      一言で言えば、四つの計り知れない利他の心
      静まった落ち着いた、広大無辺な利他の心

    2.四つの無量心は、慈・悲・喜・捨の四つの無量心である。

    3.無量とは計り知れないとの意で、無量の広さと深さの利他の心
      計り知れない広さ:無数の全ての生き物への利他の心
      計り知れない深さ:仏陀の境地に導く深い利他の心

    4.慈:マイトリー:他の幸福を願い、楽を与える。

    5.悲:カルナー:他の苦しみを悲しみ、苦しみを取り除く

    6.喜:ムディター:他の幸福を喜ぶ。他の善行を称賛する

    7.捨:ウペクシャー:平静で平等な心

      平静な心:苦楽による浮き沈みがない落ち着いた心
      平等な心:好き嫌いがなく、万人万物に等しく利する心
      無関心・無頓着の意味も:自己の苦に頓着しない、他の悪行に怒らない


    2)四無量心の教え:上級編

    1.四無量心は煩悩を和らげる

      他に楽を与える(楽を分かち合う)慈は、貪り・独占を和らげる
      他の苦を抜く(苦を分かち合う)悲は、冷淡を和らげる
      他の幸福を喜び、善行を称賛する喜は、妬みを和らげる
      平静な心=捨は、怒り、苦楽を区別する無智を和らげる

    2.四無量心と智慧

    1.仏陀の智慧:無分別智(万物が相互依存という縁起の法を悟る智恵)
      智恵:自他は一つ、自他の幸福は一つであると悟った智恵(輪の悟り)
      無智:自他は別物、自他の幸福は別物と錯覚し、自分のものを際限なく求めて他と争う(煩悩)

    2.他に楽を与えることは、自己に楽を与えること
    例えば、楽への際限のない貪りを回避し、四苦八苦を超える

    3.他の苦を抜くことは、自己の苦を抜くこと
      例えば、他の苦を取り除き、自己の苦を未然に防ぐ
      観音菩薩の誕生の説話

    4.他の善行を称賛し見習えば、自己の善行が増える

    5.他の悪行に怒らずに、反面教師にすれば、自己の悪行が減る
      智慧と四無量心は一体、智慧が四無量心を支える
    →自他の幸福・不幸・善行・悪行は繋がっているとの悟り

     

上祐史浩・一般向け講義[2015]

  • 第262回『常識の中にある錯覚を超える智慧』(2015年12月13日 大阪 58min) (2015年12月24日)

    1.言葉による思考のメリットとデメリット
    【メリット】
    我々は言葉で思考し、事物の「違い」を認識することができる。近代哲学や近代科学の発展において言葉の果たした役割は大きい。
    【デメリット】
    言葉は実際の世界を認識するには粗雑な手段であり、事物の「違い」を際立たせる一方で実の間の「繋がり」が理解できなくなってしまう。

    2.五感がさらに認識を歪めている。
    私たちは言葉に加え、五感によっても物事を様々に誤って認識しており、自他の区別を過剰に意識して悩みや苦しみの原因となっている。色眼鏡を通してで外界を見ているようなもの。

    3.「良い」「悪い」も比較の結果に過ぎない。
    良いものには愛着、悪いものには嫌悪が生じるが、言葉と五感が与える善し悪しの印象は、実際のものとずれており、苦しみの増大につながっている。比較の対象が変われば、良いもの悪いものの評価は変わる。

    4.言葉による思考の弊害に気づこう。
    テロが解決できないのは、真の原因に行き着いていないから。西洋の文明を育てた智慧が、自分と他人の区別を増大させて誤解を生じさせ、憎悪・敵対を強めることに作用している。これを鎮めなければ解決しない。言葉と言葉による思考の弊害が、今の苦しみの根本原因ではないか。敵は外側ではなく、内側にいる。

  • 第261回『苦楽は比較で生じると知り、苦楽をコントロールする智恵』(2015年11月15日 大阪 60min) (2015年11月20日)

    仏教の説く智恵の奥義は、苦と楽の2つが実は一つ=セットであり、同時に生じるということ。
    これを理解すると、苦しみを和らげ、喜びを高める具体的な方法も分かる。
    突き詰めれば、悟りの境地に至り、万物を受け入れ、愛することができる。

    仏教が説く縁起と空の思想は、現象が、条件で生じ(=縁起)、条件が変われば、変化する(実体がない=空)と説く。楽や苦の体験も、無意識的に、何かと比較して感じているものである。

    この無意識の働きを理解し、自分の意思で、比較の対象を変える思考法・瞑想を行うと、苦しみが和らぎ、喜びが増大する。具体的には、感謝や慈悲の考え方・瞑想である。

    一方、他人に勝つことで、幸福になろうとしても行き詰る。求めても得られない幸福・勝利、逃げられない苦しみ・敗北もある。よって、地道な努力によって、自分の心の持ち方をコントロールするのが、本当の幸福の道である。

     

  • 第259回『悟りの哲学が教える新しい幸福観・価値観とは?』(2015年10月11日 大阪 59min) (2015年10月20日)

    悟りの人生哲学・価値観で見ると、新しい人生の道が見えてくる。

    私達は、無意識的に、「自分さえ早く幸福になれれば」と考えている。
    しかし、仏教では、これを「無智」と呼び、長期的には、苦しみを招く根本的な原因だとする。

    一方、悟りの哲学が説く幸福観は、「智慧(智恵)」に基づく。それは、苦と楽、自と他は繋がっていると洞察し、快楽を貪り過ぎず、苦しみを嫌がり過ぎず、他と苦楽を分かち合うこと(慈悲)が、真の幸福の道であることを解明したものである。

    その智恵(智慧)のエッセンスは、事物の繋がり・一体性(縁起の法)を理解することである、これは、万物への愛、慈悲を深めることに繋がり、この価値観こそが、人を長期的に幸福にする。

     

上祐史浩・一般向け講義[2014]

  • 第220回『自他の区別を超えた感謝と恩返しー家族・人間関係・政治 2014年12月7日福岡91min』 (2014年12月20日)

    1. 国民と政治家は、良く考えれば繋がっていて分けらないもの。
    大衆エゴで政治家を批判するばかりとなるのはどうか

    2. 自己評価は、他との優劣の比較・競争でばかり行うのではなく、自分自身の中でなすすべきであり、その際には、欠点の裏に長所があり、人と人の愛の違いは優劣ではなく個性であるという柔軟な発想も必要。

    3.親や政治家に対して批判しながら、過剰に依存することに気を付け本当の意味で自己は自立し、親や社会への恩返しを意識することが、真の成長のステップではないか。

    4.他に対する憎しみなどの否定的な感情を和らげる瞑想の方法
    憎しみと反対の慈愛などの心の持ち方を見出して静めることができる。
    悪いことをしている人に対しては、単なる怒り・憎しみではなく、慈悲心に基づいて善導することが相手にも自分に最善の道ではないか

    5.「感謝」という言葉を読んで字の如く、他から受けている恩恵を思う中で、自分の幸福の裏に他の労苦・犠牲があると気づいて、「謝罪を感じる」という意味合いがあるのでは。それは他への恩返しにつながる

     

  • 第218回『知性(哲学、科学、宗教)の分析と霊性 2014年11月23日大阪60min』 (2014年12月20日)

    1.哲学、科学、宗教の分析

    哲学とは何か。哲学と科学とは。宗教と科学との違い、科学と非科学と の違いとはなんなのだろうか。人間の知性の営みとしての哲学、科学、宗教の違いとその繋がりを明らかにする。そして、科学と非科学との違いを分析していく とその違いの判断は難しくなり、人間の欲望に絡んで集団心理が働き、科学界と宗教界、産業界がそれぞれに繋がって類似性を帯びていく姿を明らかにしていく ことで、違いと繋がりを理解することの大切さを説いている。

    2.質疑応答

    ①名誉棄損訴訟について。
    3円訴訟の理由と、弁護士の有無。

    ②宗教から脱皮して残ったものとは。
    宗教、科学、哲学、霊性をそれぞれ大切にしながらも絶対視せず、お互いが抑制しながらも支えあっていくバランスが大切であり、それが輪、和の思想である。脱皮して残ったものとは、混然一体とした調和、バランスを求めていく人類の叡智が存在している。

     

心理学講義

  • 2018年夏期セミナー心理学講義『差別の心理』(2018年8月14日 60min) (2018年08月15日)

    差別の心理的メカニズムを、

    ①深層心理的メカニズム
    ②社会心理的メカニズム
    ③認知療法による分析

    と、多重な心理分析に基づいた差別の心理を解明!
    このような多重な心理分析は他にはありません。

    ナチスドイツのユダヤ人虐殺、相模原障害者施設殺傷事件、国会議員の「LGBTは生産性がない」発

    言など最近の事例を含め分析しています。

    また、他にはない差別の心理メカニズムを改善する方法を解説。

     

  • 2018年GWセミナー心理学講義第1部『現代に急増する孤独感を乗り越える心理学と仏教の知恵』(2018年5月4日 80min) (2018年05月07日)

      孤独感は現代社会に急速に広がっている問題であり、心ばかりか体の健康・人間関係も損ない、自殺の要因となり、英国政府は今年1月「孤独担当相を新たに任命する」と発表して世界に衝撃を与えたが、日本でも問題が拡大している。

      この講義では、様々な社会学的・心理学的な調査・理論と仏教思想を結集して、孤独問題の現状と深刻さ、および、
    孤独感を解消する方法・智恵を総合的に解説する。

    1.世界各国で孤独を感じる人が増えている
    2.日本の孤独の実態
    3.社会的動物である人間は、孤独を恐れる
    4.孤独の心身への悪影響
    5.孤独感の要
    6.孤独感の解決方法

     

  • 2018年1月1日心理学講義『愛着理論』対人関係に強い不安を覚え、回避するなどの愛着障害とは?(74min) (2018年01月04日)

    著名な心理学理論である「愛着理論」とは、乳幼児期の養育者との関係を一因として、対人関係において安定するタイプに加え、強い不安を覚えるタイプ、深い関係を回避するタイプ、これらの混合型のタイプなどの「愛着障害」と呼ばれる人格が形成されやすいと説く。

    ただし、その繊細な対人関係に関する感覚は、例えば芸術分野などでカリスマを生無ことはよく知られており、更には、芸術の分野以外でも、政治や宗教、ビジネスや社会活動の領域で、偉大な働きや貢献をする人は、しばしば愛着障害を抱え、それを乗り越えてきたというケースは少なくないとされる。

    ※なお、心理学においては、仏教用語とは異なって、「愛着」という概念は、養育者との情緒的な特別な結びつきのことを言い、乳幼児期の赤ちゃんが心身の健全な成長のために必要な安心・安全を提供するものと定義していることに留意されたい。

    1.愛着とは
    (1)愛着とは何か
    (2)愛着とは生物学的な現象
    (3)愛着は母子の相互関係

    2.ボウルビィの愛着理論
    (1)ホスピタリズム
    (2)アケゲザルの実験
    (3)母親との特別な結びつき「愛着」
    (4)愛着とは特定の人との関係

    3.愛着形成は1歳半まで

    4.愛着のスタイル

    (1)4つの愛着スタイル
    1.安定型
    2.不安定型:不安型・回避型・混乱型(混合型)
    (2)愛着スタイルを明らかにする実験
    (3)愛着のスタイルが認知・認識・行動の鋳型となる
    (4)4つの愛着スタイルの特徴

    5.独特の創造性との関係 ~愛着は創造の源~

    繊細な感覚から際立つ芸術分野のカリスマ性
    愛着障害を乗り越えれば、各分野の偉人にも

    6.愛着障害に共通する特徴

    7.愛着と諸問題との関連

    8.安全基地

団体改革に伴うご注意

  • 【動画の内容に関するご注意】ひかりの輪の団体改革に関連して (2014年11月26日)

    ●哲学教室への改革前の動画の削除

    ひかりの輪は、2013年から14年位かけて、それ以前よりいっそう明確な形で、宗教的な団体ではなく、哲学教室として運営するために、団体活動の改革を行いました。そのため、改革以前の講義等の動画はHPから削除しています。

    ●過渡期の動画の扱い

    しかしながら、過渡期における講話等の内容の中には、改革前に用いていた用語や概念が若干残っているものの、内容が良いものがあり、それだけの理由で削除するのは、ご視聴を希望される皆さんの利益に反すると考え、哲学教室への改革として、大きな問題とは思われない範囲であれば、掲示を続ける方針を取っています。

    ●改革前と後の思想とその表現の違い

    そこで、改めて、改革後の団体の思想とその思想の表現方法について、必要に応じて、それ以前の思想と表現の違いについて、列挙しておきたいと思います。

    以前は、ひかりの輪は、「21世紀の新しい宗教の創造を目指す」と考えていました。改革後のひかりの輪の位置づけではなく、宗教ではなく、「東西の思想哲学の学習教室」、「哲学教室」といったものです。

    なお、この中には、宗教の思想を理性が納得いくように再解釈した「宗教哲学」の学習・実践は含みますが、それに加え、西洋の心理学・哲学・科学の思想の学習を含みます。

    また、思想哲学の教室として、何か特定の神・仏・人物、宗教・宗派・思想、経典・教典を信仰・崇拝・絶対視することは全くありません。生存中の人物に限らず、歴史上の人物も信仰・絶対視しません。特定の対象に祈願したり、供養したり、懺悔することもありません。特定の神仏に関連づけられた学習・修行も行いません。

    改革以前は、団体の教室に祭壇があり、お香・灯明をささげる供養や神仏に懺悔するといった仏教的・宗教的な儀礼などがありましたが、改革と共に廃止されています。なお、信仰を伴わない、仏教的瞑想法は解説される場合があります。

    この改革に伴い、各支部は、原則として、支部道場ではなく、支部教室と呼ばれるようになりました。
    また、ひかりの輪には、仏教が言う出家者と在家者の区別はなく、あるのは、団体の活動に専従する専従会員(略称はスタッフ)と、団体の教室に通う一般会員(略称は会員)です。

    ●他の宗教やその聖地の紹介に関して

    なお、他者の思想・哲学・宗教・文化の一部で、有益な話しがあれば、それを紹介することはありますが、これは団体として、それを信仰・崇拝するものではありません。

    また、団体が行う聖地巡りなどの中では、神社仏閣等を訪れますが、それは、その土地の宗教・文化を尊重しつつも、その宗教・神仏・聖人・仏像・法具・神具などを信仰・絶対視するものではありません。また、団体が特定の場所を聖地として認定し、他と区別する意図もありません。

    ●象徴物という概念

    ひかりの輪は、哲学教室として、特定の信仰・崇拝の対象をもちませんから、特定の仏像・仏具・法具・神具といったものを信仰・絶対視もしません。

    そうした中で、日本の仏教・神道の文化の中には、霊験あらたかな仏像・霊像などと紹介される仏像などもあり、それを紹介することはあります。

    しかし、それは、見る人の中の神聖な意識を引き出す手段=象徴・シンボルと解釈しており、神格化・絶対視・信仰の対象とするものではありません。また、そうした象徴というものは、当然のことですが、人によって違ってよく、またまったくなくても
    構わないと考えています。よって、何かの象徴物を義務付けることもありません。

    ●読経瞑想の名称の変更

    その中で、仏教の思想哲学・瞑想法の紹介もあります。その中で、以前、三仏の法則・三仏心経と呼ばれていた仏教的な瞑想は、三仏を含め特定の神仏を信仰・崇拝しないという意味から、名称が変わり三悟の法則・三悟心経に変更されています。
    その他の読経瞑想も名称が変更となりました(三仏輪経→三悟智経、三乗輪経→三縁起経、三性輪経→三性理経など)。

    ●神・神仏の存在に関して

    また、神、神仏といった言葉を用いる時がありますが、その存在を絶対視しません。神・神仏の存在は肯定も否定もできないというスタンスです。人は、神仏の存在のようなものを感じることはあるが、知ることはできないと考えます。

    ただし、人は自分一人の力で生きていくことができると考えるのは、逆に真実に反し、傲慢な考え方だと思いますので、自分の生命や活動を支える他者・万物を神仏と見なして感謝・尊重し、今後ともその支えを願うといった謙虚な考え方は大切だと考え、これについて語ることがあります。

    ●スピリチュアルな体験について

    また、聖地めぐりやヨガ・気功・瞑想などでは、不思議な体験、神秘的な体験、霊的な体験・霊性(スピリチュアリティ)などと呼ばれる体験をすることがあり、それが語られることがりますが、それらの体験を過大評価・神格化することを避けています。

    そのような体験は、心理学で言うシンクロニシティ現象とも解釈できるものもあるとは思いますが、不思議なものは不思議なものとして、鼻から錯覚と決めつけ否定もせず、過大評価・神格化もせず、という考え方で、バランスを取って解釈・表現するものです。

    ●ヒーリングとその意味合い

    なお、ひかりの輪では、各種のヒーリングがあります。例えば、仏教の法具や音叉など、心が静まる音(聖音)によるヒーリング、体が温まる成分を含んだお湯による入浴ヒーリング、読経瞑想によるヒーリング、認知療法などの心理療法的なヒーリング・カウンセリングなどです。
    しかし、これらは、決して、神・神霊・その他神格化された何かによる効能があると主張するものでもなければ、それを施す者(ヒーラー側)を神格化・絶対化するものでもありません。

    ●密教の扱いに関して

    団体は、かなり以前は、密教系の思想の学習や実践は行なっていましたが、ここ数年は、実質的にほとんど行なわなくなり、今回の改革後は、正式にとりやめました。

    同様にいわゆる密教の瞑想・儀式・儀礼・勧請・イニシエーション・エンパワーメントといったものも一切採用していません。また、密教を仏教の最高峰として、小乗・大乗・密教という三乗の考え方も採用していません。むしろ大乗仏教の一部としています。

    ただし、密教に限らず、ヨガ・仙道・中国医学に共通した思想として、体の中を流れる目に見えないエネルギーとその通り道や交点という思想は採用しています。具体的には、道教・仙道・気功・中国医学が説く気・気道・経絡・経穴、ヨーガのプラーナ・ナーディ・チャクラ、チベット仏教の管・風・心滴などの概念です。密教独自の話ではないと位置付け、講義で言及することがあります。

    真言(マントラ)も、密教独自の修行と誤解されがちですが、実際には大乗経典やヒンズー・ヨーガの修行法でもあります。しかし、今現在のひかりの輪では、団体の仏教学習では事実上、行っていません(三宝真言という仏教でもっと基本的なものだけは規定上は認めています)。

    また、国内外の密教系の宗派(日本の天台宗・真言宗・チベット密教など)の話題が出る場合もありますが、それを信仰・採用しているという意味ではありません。単純に、大乗仏教の一部として紹介しているに過ぎません。同様に、密教の経典と分類される世界観の一部を大乗仏教の思想の一部として紹介することもありますが、それも同様に信仰対象ではなく、紹介に過ぎません。

    なお、団体は、密教でよく用いられる、美しい音を出す仏教法具などをヒーリングに用いていますが、他の皆さんも行っているように、あくまでヒーリングツール・瞑想ツールであり、密教信仰を意味するものではありません。 

    ●霊性・霊能に関して

    なお、霊的・霊的な浄化・霊性という言葉を使ったり、霊能者の話題が出る場合がありますが、これは、決して神霊に関係した何かという意味で用いているのではありません。それらの概念・体験を過大評価・神格化・絶対化する意図はなく、そうしたものの問題・危険性を十分に指摘しながら、取り扱っています。
    なお、気の浄化、気の流れの浄化、波動の浄化といった表現を用いることがありますが、同様にそうした概念・体験を過大評価・神格化するものではありません。

    ●輪廻転生の存在に関して

    また、講話の中で、輪廻転生に関する話が出てきますが、ひかりの輪自体は、輪廻転生や生まれ変わりは、否定も肯定もしない立場です。
    その中で、仏教や他の宗教の思想として、それを紹介する場合があります。

    ●ひかりの輪の学習・実践(修行)に関して

    なお、心を安定させ、豊かにして、悟りに近づくために、ひかりの輪が提唱する4つの学習・実践として、思想の学習、言動の改善、行法と瞑想、環境の改善があります。これは、改革前には、教学・功徳・行法・聖地といった仏教的な用語で表現されていた場合があります。
    いずれにせよ、これらの学習・実践は、何かを信仰・崇拝する必要はないものです。

     

     

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