動画[講義]
上祐史浩の仏教・心理学等の講義の動画をご紹介します。

2018年06月

  • 第372回『苦の原因は自動化された比較の心、その脱却法とは』(2018年6月24日 福岡 70min) (2018年06月26日)

    1.現代人の苦悩の原因は、過剰な自己愛・承認欲求が充足されないこと

      孤独感・寂しさ、卑屈、妬み、不満、怒り(の暴走、切れる)、
      鬱、生きる目的の喪失・自殺、他者への八つ当たり的な批判・攻撃。

    2.心は無意識的に絶えず、狭い視野での比較を行なって苦しむ

      近い知人と自分の比較、少し前の自分と今の自分の比較など。
      →自動的な比較の思考により、自動的な否定的な感情が生じる
      卑屈・妬み・後悔・不安・見下し・怒りなど。

    3.釈迦の遺訓:心をコントロールして、心の主人となれ

      ヨーガ・瞑想とは、心のコントロールである。
      仏陀=目覚めた人=智慧を得た者=意識の拡大:時空間に広がった意識
      狭い視野での自動的な比較を超えて、宇宙・世界的な視点をもつ

      無数の生き物の中で、21世紀の日本人に生まれる奇跡的な幸運の理解
      自分を支える他者・万物の労苦と、恩返し=利他・慈悲の必要性)

     

  • 第371回『知られていないヨーガ、瞑想、仏教、仏陀の本来の意味』(2018年6月17日 大阪 73min) (2018年06月19日)

    1.ヨーガ:心のコントロール

    2.瞑想:心の安定と集中をもたらす修習
    仏教での瞑想=禅定はヨーガに由来。

    3.ヨーガの修行体系:戒律→体操→呼吸法→瞑想

    4.仏教の修行体系(三学):戒律→瞑想→智慧

    5.仏教とヨーガの違い:禅定から智慧を得る
    仏陀=目覚めた人=智慧を得た人
    智慧=物事をありのままに見る力(縁起や空の道理の理解)

    6.仏陀の中心思想:苦の原因は無智による貪りや怒りの煩悩。
    → 間違った貪り・怒りで自ら自滅的に苦しむ。

    7.仏陀と凡夫(普通の人)の違い
    仏陀=心の目も目覚めた人=覚者=智慧・慈悲・平安・幸福
    凡夫=体の目だけの目覚め=夢者=無智・貪り・怒り・苦

    8.仏陀=覚醒への扉を開く秘訣
    (1)朝起きた時に「自分はまだ目覚めていない」と自覚し、
    目覚めの法則(仏陀のダルマ)を修習するか否か。
    (2)心の安定が智慧を与える。禅定→智恵、止観の教え。

    9.煩悩を静める瞑想の事例
    (1)感謝の瞑想:21世紀の日本人に生まれた幸運
    (2)万物一体の瞑想:自他の優劣の比較は無意味
    現代の精神的傾向:自己愛・承認欲求→孤独・鬱・自殺
    人間の脳が現代社会に適応障害を起こしている?

    10.ポスト平成の長寿社会:二極化する高齢者
    (1)長寿だが精神の危機が広がる:感情の暴走・鬱・認知症
    前頭葉に関係する心・感情(怒り・鬱)の問題が老化の根本原因
    (2)一部の高齢者には「悟り」的状態が広がる:「老年的超越」現象
    1989年に社会学者が提唱:2割の高齢者に宇宙意識の芽生えなど

    11.平成からポスト平成への精神世界の未来観の変化
    (1)平成は終末思想の未来観が顕著:オウム・極右キリスト教・イスラム原理主義
    (2)ポスト平成:老年的超越=悟りが大衆化する始まりの可能性
    釈迦:人類が長寿化し、精神性が向上し、多くの人が悟ると予言した。

     

2018年07月
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