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上祐史浩・一般向け講義【2017】

第316回『仏教の奥義:一切の苦の原因は心の乱れ=心の安定集中のための瞑想とは』(2017年1月29日 東京 41min)
(2017年1月30日)

1.知識・情報では苦しみは解消しない

  多くの人は、苦しい時に、相談したり、ネットを見て、解決の知識・手段を求めるが、上手くいかず、空回りとなる場合も多い。苦しみが生じたり、消えたりしながら、年を重ねるにつれ、成熟せずに、苦しみが増える人も多い。

2.苦の原因は心の乱れと釈迦は説いた:心の安定と集中が苦を取り除く

  釈迦は、苦の原因は、環境・他人・生まれ・才能ではなく、「煩悩」であり、その根本は物事を正しく見ることができない「無智」であると説いた。そして、その無智を解消した智慧の状態に至るには、心が安定して集中した状態が必要であると説いた。心が不安定で集中を欠いた状態が苦の原因である。

3.心の安定・集中のための瞑想とその主な種類

  智慧を得る直接的な手段が、瞑想による心の安定・集中(禅定)である。禅定を深めるには、心が静まるように日常の言動を改善し(善行・戒律)、瞑想・行法を行う。瞑想の種類は、上祐代表の分析・分類では主に以下の四つである。

1.一点に集中する瞑想:呼吸・歩行動作など
2.心が静まる思索の瞑想:四念処・四無量心
3.神聖な象徴物の瞑想:仏画・仏像・曼荼羅・真言(マントラ)他
4.気の流れを制御する瞑想・行法:密教の究境次第・ヨガのハタヨガ

 

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