2022年06月
第485回『呼吸瞑想とシンボル瞑想:心身の健康の秘訣』(2022年6月26日 東京 57min) (2022年06月29日)
この講義は、6月26日の東京セミナーでの上祐代表の講義です。
講義の中では実際に呼吸法、そして呼吸瞑想を行い、第2部としてシンボル瞑想についての解説、およびシンボル(自然の映像)を見ながら瞑想実践を行いました。※下記は講義のレジメ資料です。ご参考までにご覧ください。
1)瞑想の基本1.瞑想:英語のmeditation/contemplationの訳語:冥想とも
2.禅定:仏教用語。ヨーガの梵語のディアーナ(禅)・サマディ(定)の複合語
3.瞑想・禅定の定義:心の安定と集中のための修習(繰り返し行うこと)
4.瞑想に形はない。座禅・立禅・歩行禅 24時間が瞑想との思想も
5.ヨーガ:心の制御・心の働きの止滅=意味は瞑想に近い
6.ヨーガは体操ではない
7.ヨーガ体操は、ヨーガではアーサナ(座法・体位法)→瞑想時の姿勢に関係
2)身体操作を伴う瞑想1.姿勢が大切:背筋を伸ばし肩の力を抜く
2.姿勢などの体の使い方と心の関係:身体心理学
背筋が伸びると心も真直ぐに立つ。閉じた(緊張の)姿勢→開かれた(受容の)姿勢に
3.姿勢と筋肉と呼吸の関係:猫背の悪い姿勢→筋肉の緊張→腹部の圧迫→浅い呼吸
背筋が伸びた良い姿勢→筋肉の弛緩→深い呼吸
4.筋肉の弛緩→心もリラックス:筋肉と心の関係:肩・首・腕・上半身をほぐし力を抜く
5.筋肉の弛緩の方法:動かす・ほぐす、一度緊張後に弛緩
6.長生き呼吸法:鼻から4秒吸って、口から8秒出す。手や視線に注意
7.呼吸と心の関係:吐く→リラックス、止める→集中
8.呼吸法をしながらの体操:体操も呼吸法も瞑想
9.歩行瞑想:体操し筋肉をほぐした後、正しい姿勢で呼吸法とともに。自然の中がベスト
3)シンボル瞑想1.聖なるシンボル:シンボル=見たり聞いたりすると良い心(瞑想)の状態を引き出す
①宗教とシンボル:宗教芸術:宗教は崇拝対象のイメージを現わす芸術品が多い
②シンボルは崇拝対象ではない。あくまで人の心の良い状態を引き出すもの
③各種のシンボル:視覚的なシンボル(イメージ)、聴覚的なシンボルなど2. 全ての宗教に共通したシンボル:光輪(英語でhalo)
①宗教画で仏・神・天使・聖人の背後や頭上に。日本語でハロ、仏教で後光・光背とも
②haloと呼ばれる大気光学現象:日本語ではハロ・日暈など
③グローリー(光輪)・ブロッケン現象と呼ばれる大気光学現象
日本で仏とその後光と見なされる(ご来迎とも)。釈迦教団でも仏と見なされた故事も
④人類普遍のシンボルの研究:心理学者カール・ユング。マンダラ(円=輪)シンボル
太陽・月・星の周りに輪。スポーク等があることも。仏教の曼荼羅・円相にも通じる3.雄大な自然のシンボル(Awe体験)
①Awe体験:雄大な大自然の中での心身の体験:Awe(畏敬の念)
②大自然に畏敬の念→深い敬意・謙虚さ・感謝・愛と結びつく。大自然に生きた古代人は大自然に神仏を見た。アミニズム。命は神が与える、神は命を与えるもの
③Awe体験の詳細:自分達人間が小さな存在・謙虚な意識・驕り・エゴの減少、
大自然の支えへの感謝・愛。意識・心の広がり、幸福感、リラクセーション、
脳活動の活性化、免疫力の向上、刹那的な欲求の抑制=長期的な価値観の強化
④視野の広がりは心の広がりと連動。仏陀は宇宙の全時空間に意識が合一とも
⑤神・仏の特性:万物を知り、万物を愛する。神の全知と博愛、仏陀の智慧と大慈悲、
広く長い視野・意識と大きな心(大きな愛)
⑥仏画にある大自然とハロ。仏陀の背景にハロと自然が描かれていることが多い4.マントラ:言葉・音のシンボル
①マントラ:聖なる言葉:仏教用語で真言
②発声する音と心の関係(身体心理学):アー音、m音が心の安定・解放の効果
緊張せずに発声可能。最初に覚える言葉もママ。ひらがな50音、アルファベット、
梵語(寺社の狛犬の阿吽は梵語の最初と最後の音)。アーメン、アラー、ブッダ
③マントラ瞑想(発声瞑想):身・口・意の三密加持→姿勢・言葉(発声)・意識
意識はシンボルを意識する(仏教では念仏)
第484回「悪い考え方の癖を取りのぞく&なんでもQ&A」(2022年6月17日 77min) (2022年06月27日)
これは、2022年6月17日 に東京教室で行われた上祐代表のYoutube公開ライブによる講義と質疑の動画です。
苦しみ、ストレス、鬱の原因となる悪い考え方の癖。
知らぬ間に生じて人を苦しめる自動思考と自動感情。
そのパターンは?気づき方は?乗り越え方について、視聴者の方からのご質問にお答えする「なんでもQ&A」の内容となっております。1.上祐さんは普段どんな書籍を読むのか
2.日本には禅浄双修という文化はないのか
3.キリスト教の牧師や仏教のお坊さんになるには?
4.功徳とは何か
5.どんな音楽を聴くのか
6.感情をコントロールする方法とは
7.なぜこの世界には美しいもの以外に憎悪するものが存在するのか
8.反撃で楽になった場合でも三毒(仏教用語で、「怒り、貪り、無智」)に入る怒る事は悪い事か
9.旧約聖書の時代にアルマゲドンの戦いは終わったという見解もあるが
10.今、求職中だが、働くにあたり精神疾患の再燃が不安、今後、いかに生きていけばいいのか
11.遺伝子は時間を飛び越えてまで何を目的にしているのか
12.過去のトラウマ(人間関係、吃音、醜形恐怖症、離婚、発達障害)から、自分に自信をなくしてしまった
13.嫁ぎ先のお寺(浄土真宗)とのお付き合いが辛い
14.天然石、パワーストーンは興味あるか
15.上祐さんは邪気の存在を信じるのか。精神科の先生が邪気の存在が精神に影響を与えているというが
16.30代で経験しておいた方が良いことがあれば教えて欲しい
17.仏教用語の三毒(瞋り(いかり)、貪り、無智)の貪りについて
第483回『身体操作を伴う瞑想:呼吸・体操(姿勢)・歩行と瞑想』(2022年4月30日 東京 31min) (2022年06月26日)
この講義は、ひかりの輪の東京本部教室で開催されたGWセミナーでの上祐代表の講義です。この講義は「瞑想法の総合解説:心身の健康から悟りの境地まで」と題された同セミナーの特別教本の「第2章 身体操作を伴う瞑想:呼吸・体操(姿勢)・歩行と瞑想」に基づいて、その教本を読み上げながら、さらに上祐代表が口頭で解説したり、質疑応答する形で行われました。
参考までに、第2章の目次は以下の通りです。
身体操作を伴う瞑想:呼吸・体操(姿勢)・歩行と瞑想
1.はじめに
2.ヨーガや仏教の瞑想とは、心の安定(集中)をもたらす修習
3.瞑想には形がない:座るだけでなく立位・歩行状態も
4.長生き呼吸法:ゆっくりと吐く腹式呼吸の深呼吸
5.呼吸法のさまざまなメリット
6.呼吸法がもたらす心の安定と集中
7.仏教の呼吸を使った瞑想法
8.ヨーガの基本呼吸法:集中力を高める
9.呼吸法と瞑想を伴うヨーガ体操(体操と呼吸法と瞑想の融合)
10.歩行を伴う瞑想(歩行禅・歩行瞑想・経行・ウォーキング)
11.ひかりの輪の提唱する歩行瞑想
12.歩行瞑想中での瞑想
《参考資料1》アーナーパーナ・サティ
《参考資料2》ヨーガのアーサナ
《参考資料3》ウォーキング・セラピー
第482回『ウォーキング・セラピー:歩行瞑想の仕方と、なんでもQ&A』(2022年5月27日YouTubeライブ 76min) (2022年06月26日)
これは、2022年5月27日 に東京教室で行われた上祐代表のYoutube公開ライブによる講義と質疑の動画です。
上祐代表が様々な日常の悩みに答える「なんでもQ&A」のコーナーの中で、以下のような質疑応答が収録されています。
1.趣味でお寺巡りをしていますが、関東近郊でのお勧めスポットは
2.仕事が辛いです。希望しない部署に配属されて、仕事がつまらない
3.上祐さんのスマホなどの待ち受け画面はなにか?
4.20代後半ですが、最近何をしてもすぐ疲れるようになってしまったが
5.ディベート上達のためのお勧め書籍はなんですか?
6.うつ病の方との接し方とは?
7.マスクで肌荒れが辛いのですが
8.人生とは無意味だと思ってるのですが・・・
9.もし上祐さんがプーチン大統領の側近だったら?
10.思い込みを変える、信心を変える為の効果的な方法とは
11.職場の苦手な人と同じプロジェクトを進めるための心構えは?
12.好きな事等を制限したりする行動って「努力」した事になるのか
13.苦難の時は、どのような心持ちで過ごしたらいいのか
14.精神的な障害があるのでバイトできるか心配
15.自分を愛してはいけないのか、自分を愛した方がいいのか
16.猫背はどう直せばいいのか
17.同じ間違いを10回も20回もする人がいるがどう対応したらいいのか
18.自分が決めた選択に自信が持てない
19.日本人はなぜ無宗教か?