聖地めぐり
ひかりの輪で行っている日本の聖地めぐりのご案内です。

2016年の聖地めぐり

7月24日(日)名古屋教室・大阪教室合同聖地巡り 「奈良:當麻寺・二上山 阿弥陀信仰と聖なる山への信仰 」のお知らせ

   7月24日(日)名古屋教室・大阪教室合同聖地巡りを行います。場所は、奈良県と大阪府の境目となる、二上山とその麓の當麻寺です。

  修験道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)が修行した二上山、そして、役行者の寄進した地に當麻寺が建てられました。
  また、二上山、當麻寺とも、西方極楽浄土:阿弥陀信仰が盛んです。二上山は大和より西にありちょうど夕陽が沈む位置にあり、阿弥陀如来が来迎する山として考えられていました。當麻寺は、中将姫伝説による「當麻曼荼羅」が本尊で、「當麻曼荼羅」は極楽浄土の様子が描かれています。

 

%E4%BA%8C%E4%B8%8A%E5%B1%B1%EF%BC%91.jpg

 

   ◆當麻寺(たいまでら)

   當麻寺は二上山(にじょうざん、ふたかみやま)の東麓にあります。奈良と大阪の境目に位置します。真言宗と浄土宗の並立寺院。二上山禅林寺が正式名称。 

%E7%95%B6%E9%BA%BB%E5%AF%BA%EF%BC%92.jpg

 

    612年、用明天皇の第3皇子である麻呂古親王(聖徳太子の異母弟)が創建した寺が、現在の地に移され當麻寺となりました。
移された地は、修験道の開祖とされる役行者(えんのぎょうじゃ)の私領で、役行者が修行していたところです。681年、役行者が土地を寄進して當麻寺の始まりとなりました。

   奈良時代建造の東塔・西塔をはじめ国宝・重文多数を所蔵されています。

 

    本尊は、元は弥勒菩薩でしたが、今は、「當麻曼荼羅」が本尊です。有名な「當麻曼荼羅」は、奈良時代に藤原家の娘である中将姫が、目の当たりにした極楽浄土の光景を表したもので、中将姫を常に守護し、導いた守り本尊「導き観音さま」とともに信仰の対象になっています。

%E7%95%B6%E9%BA%BB%E5%AF%BA%EF%BC%94.jpg

  <中将姫の伝説>
中将姫は奈良時代、藤原豊成の娘として生まれました。中将姫の受胎に関しては、観音様との縁があり、中将姫は、観音様を深く信仰しました。そして、『称讃浄土経』一千巻の写経をし、西の空に極楽浄土の様子を見、一夜のうちに、浄土の様子を織り上げられたと伝えられています。
それが「當麻曼荼羅」と言われるもので、縦4メートル、横4メートルの大きなものです。奈良時代に原本が表されて以来、多くの信仰を集め、数多く描き写されてきました。

%E7%95%B6%E9%BA%BB%E5%AF%BA%EF%BC%93.jpg

  最盛期の平安時代には奈良時代の白鳳・天平様式の伽藍堂塔と四十余房もの僧坊をもつ大寺院として発展しました。江戸時代にも三十一房の僧坊、現在も13の僧坊を残す大和の伝統寺院です。

 

 ◆二上山(にじょうざん、ふたがみやま)

   雄岳(517m)と雌岳(474m)の2つの山頂がある双耳峰です。この2つの頂の間に夕陽が沈むことから、神聖な山として崇めていました。万葉集にも度々登場する双耳峰の美しい山容を持つ山です。また、石器に使われた讃岐岩(サヌカイト)の産地でもあります。

   雄岳には、大津皇子の墓があります。大津皇子は、天武天皇の皇子で、天武天皇の死後、謀反の罪をきせられ、自害しました。若くして自死した悲劇の皇子とされています。

KIMG0522%20%28800x600%29.jpg

           當麻寺の當麻曼荼羅が中将姫によって織られたという伝説のある岩屋もあります。

%E4%BA%8C%E4%B8%8A%E5%B1%B1%EF%BC%95.jpg

           當麻寺側からの登山ルートは、渓流が流れ、気持ちの良い山道が続きます。

%E4%BA%8C%E4%B8%8A%E5%B1%B1%EF%BC%92.jpg

 

  ・・・・・・・ 香芝市HPより・・・・・・・・・・・・・・・
二上山は古代から聖なる山、あの世とこの世の境目として信仰の対象となっていたといわれています。西方の山である二上山には落日が見られ、翌日になると東から再び日が昇るということから、再生つまり死者の魂の甦りが信じられ、優美な姿の二上山への篤い信仰が人々の心に息づいてきたのでしょう。
平安時代になって、末法思想の影響が大きくなると、西方には極楽浄土の地があるという浄土思想が人々の間に広がっていきました。そして、二上山は西方にある山、つまり浄土の山としても信仰されるようになったようです。
このような浄土信仰を確立したといわれているのが、「往生要集」を著した恵心僧都源信です。源信は香芝市の良福寺・狐井の地に生まれ、二上山の落日を見たことから、阿弥陀如来が大衆を救うためにお迎えに来られるという来迎思想を感得したと伝えられています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「山越え阿弥陀図」という阿弥陀如来が山越に来迎する絵がありますが、それは二上山と考えられます。

NHKで放送されたそうですが、奈良県の箸墓を中心に西は淡路島から東は伊勢までの北緯34度32分の線上に太陽崇拝、山岳信仰とつながりのある古代祭祀遺跡がならんでいるという事実があるということで、この東西のラインを「太陽の道」と呼ぶそうです。雌岳の頂上もそのライン上にあるということです。

%E4%BA%8C%E4%B8%8A%E5%B1%B1%EF%BC%96.jpg

          雌岳頂上の日時計

 

◆参加費 1万円

◆団体等の車両による無償奉仕の運送
出発時に各教室に集合する方は、団体や会員等の車両で、全行程を運送します。
これは、団体・会員等の無償の奉仕として行うもので、現地からご参加の方にもご利用いただけますが、人数に限りがありますので、事前にお申し込みください。
なお、これは無償奉仕の活動のため、これをご利用にならずに、ご自身の車両等で参加される場合でも、参加料金に変わりはありません(減額されません)。

◆キャンセル代

1.7日前~2日前までのキャンセルは、参加料金の50パーセント
2.1日前(前日)から当日のキャンセルは、参加料金の100パーセント

◆ご注意

1.あらゆる関連法規を順守して行いますのでご協力ください。

ひかりの輪は、聖地巡りの実施形態に関連する法令の解釈について、関係官庁の指導に基づき、適法に聖地巡りを実行いたします。
つきましては、当団体が、参加者の方のために、外部の宿泊施設や運送会社を手配するいわゆる旅行業務を行ったり、車両による有償の運送を行ったりすることはなく、ボランティアの方や参加される皆様のご協力をいただく等しておりますので、何とぞご理解とご協力のほどお願い申し上げます。

2、一般の方も参加できますが、目的にご注意ください。

ひかりの輪の聖地めぐりは、会員ではなく、一般の方も参加できますが、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。

◆お問い合わせ先

名古屋支部教室
担当:山口雅彦
住所:愛知県豊明市栄町上姥子6-139
携帯電話:090-6852-4929
窓口電話 :0562-74-5953
メールアドレス:nagoya@hikarinowa.net
名古屋・ブログご紹介ページ(写真・地図あり)へ

●大阪教室
窓口電話 :072-947-9071
メールアドレス::osaka@hikarinowa.net

ひかりの輪
 👆参加ご希望の方はこちら
一般の方のために
上祐史浩・ひかりの輪YouTubeチャンネル
ひかりの輪の広場
活動に参加された方の体験談
ひかりの輪ネット教室
ひかりの輪ネットショップ
著作関係
テーマ別動画

テーマ別の動画サイトです

 

 

水野愛子のブログ「つれづれ草」
水野副代表のブログ
広末晃敏のブログ「和の精神を求めて」
広末副代表のブログ
外部監査委員会
アレフ問題の告発と対策
地域社会の皆様へ