聖地めぐり
ひかりの輪で行っている日本の聖地めぐりのご案内です。

2019年の聖地巡り

6月1日・2日(土・日)諏訪・戸隠聖地自然巡りー神秘の聖地を巡る

6月1日(土)~2日(日)に、長野県の諏訪大社とその神宮寺、戸隠神社の聖地・自然めぐりを行います。

今回は、諏訪湖を中心に、古代信仰や縄文文化が発達した場所である諏訪の諏訪大社4社と諏訪湖を中心に巡ります。

諏訪地方には、大自然に畏敬の念を持ち、山や岩や水などの大自然を神として大切にしてきた日本人の奥深い精神性が感じられるような場所がたくさんあります。
パワースポットとして有名な場所だけでなく、あまり一般には知られていない秘境的な聖地、大自然の中でホーリーな波動を持つ聖地を選びました。

諏訪湖を囲む山々
まん中が諏訪湖、諏訪湖の周りを八ヶ岳などの山々が囲む

●諏訪大社--4つの社からなる社


諏訪大社は、原初の祭祀形態を色濃く残す日本最古の神社の一つですが、その構成が大変特徴的です。
諏訪大社は、諏訪湖を取り囲むようにして建つ4つもの宮(①上社前宮・②上社本宮・③下社春宮・④下社秋宮)があります。4つを合わせて「諏訪大社」となっています。
諏訪湖
  諏訪湖

これほど大きな4つの大社が接近して一社となっているのはとても珍しく、日本の中では、伊勢神宮と諏訪大社のみにみられる形態なのだそうです。(伊勢神宮の場合、内宮は本殿と荒祭宮、外宮は本殿と多賀宮という4つの宮があります。)
この4つの宮の配置や、祭祀の方法・時期などが、たくみな形で「陰陽五行(いんようごぎょう)」の理論が取り入れられ、陰と陽とが偏らずにバランスをとる配置になっているそうです。

◆諏訪大社上社前宮・水眼の清流

上祐史浩

諏訪大社の中で、古来より祭祀の行われてきた聖地である諏訪大社上社の前宮は、諏訪大社が神としてお祭りしているご神体山・守矢山の麓の、豊かな自然の中にあります。

地理的にも、中央構造線とフォッサマグナという日本の二大エネルギーラインが交差する点にある真のスーパースポットといえる場所から、水眼の清流と呼ばれる清らかな湧き水が流れています。
この湧き水は、古代から禊ぎや神事に用いられてきた尊いご神水とされています。

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◆諏訪大社 上社本宮


この、諏訪大社本宮には、本殿はありません。守矢山の山自体をご神体としているために、守矢山を仰ぐ拝殿しかないのです。

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境内には、諏訪七石と呼ばれる磐座の中のいくつかがありますが、諏訪には、山(守矢山)や木(湛えの木などの諏訪七木)や岩(小袋石などの諏訪七石)などをご神体とするようなアニミズム的古代信仰が、この現代にあっても目に見えるかたちで続いている「生きた聖地」であることを感じることができます。
拝殿の敷地内には硯石と呼ばれている磐座(聖なる岩)があります。 

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◆御頭ミシャグチ総社

静かに存在するたとえようもない優しさを持つ波動のご聖木。御頭ミシャグチ総社。
素朴なたたづまいのこの社が、全国の御頭ミシャグチ総社の総本山です。縄文時代から続く古い精霊信仰があります。


 


◆小袋石--諏訪七石のひとつ

静かで神聖な波動を放つ、古代の重要な祭祀の場所で、今なお諏訪七石として大切にお祀りされている神聖なイワクラ、小袋石。





◆諏訪大社下社春宮


諏訪大社下社・春宮は、杉の木をご神木としています。
近くには、万治(まんじ)の石仏というなんとも不思議な感じがする巨石の野仏が鎮座しています。高さ2.7m長さ4mで、じつに存在感のある阿弥陀様です。



この阿弥陀様には、大宇宙のすべてを現すという太陽、雷、雲、盤座、月などの文様が刻まれています。近くには、気持ちのよい河原があります。

◆諏訪大社下社秋宮
諏訪大社下社秋宮は、出雲大社のような大きなしめ縄が印象的な社です。
イチイの木をご神木としています。


※訪問地は、状況により若干変更の可能性があります。

◆戸隠:標高1300メートルの山岳信仰の神社

戸隠は、標高1200(戸隠神社中社)~1350(奥社)メートルの高地に位置する清涼な気候の高原地帯です。避暑にも最適ですが、戸隠とそのふもとの善光寺は、聖地の多い信州(=神州)長野の中でも特級の聖地です。

戸隠は、その戸隠神社の奥社が最大の聖地です。清水が湧き、古来より水の神である龍神を祭る戸隠山の麓にある奥社の素晴らしい杉並木の参道は、霊気・生気に溢れており、歩くだけで清々しく、エネルギッシュになります。ここ数年パワースポットとして大変人気になりました。

戸隠奥社の入り口

 

杉並木の中にある随神門

戸隠山(「天の岩戸」と伝わる)

九頭龍社(水の神・九頭龍大神を祭る)

  そして、その参道から少し離れたところにある宝篋印塔(ほうきょういんとう)と霊威に満ちた御神木の空間が、奥社の中でも最高の聖地。ここは、いまだ訪れる人の少ない秘境の聖地で、瞑想するにも最高の場所です。



 歴史的には、この戸隠は、9世紀から修験道が栄え、かつては比叡山に並ぶほどの(!)一大修行場であった神仏習合の修行場として栄えた地です。その名残を、仏教史跡や点在する宿坊から偲ぶことができます。

戸隠山の麓にある鏡池

◆善光寺(国宝)

 「遠くとも一度は詣れ善光寺」と名高き善光寺。古来、霊験あらたかとされる、その「日本最古の秘仏」の前での瞑想は静かな時間を経験することが出来るでしょう。

  伝説によれば、善光寺は、6世紀半ばに朝鮮半島からもたらされた日本最古級の仏像である、阿弥陀如来像をご本尊としているとされ、古代から篤い信仰を集めてきました。

  全国一といわれる門前町の賑やかさは、信仰の広さを感じさせられます。

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◆戸隠と善光寺

今回は、戸隠と善光寺をセットでお参りいたしますが、戸隠と善光寺の信仰の関係について、興味深い資料がありますのでご紹介します。
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「善光寺には、日本人が抱いてきたさまざまな信仰が取り込まれている。仏教伝来以前の自然信仰に、古代・中世の戸隠山や飯縄山につながる山岳信仰、神仏習合時代以来の八幡信仰や諏訪信仰、そして多くの民間信仰......。

長い時の流れの中で、幾つもの層が積み重なるように形成された善光寺信仰の世界観を示すものの一つに、(中略)『善光寺参詣曼荼羅』がある。一番上が戸隠山、一番下に犀川(さいかわ)、そして中心に置かれた善光寺。山も川も、あの世へとつながる存在であり、善光寺はあの世の入り口と考えられていた。

「小さく善光寺だけを見るのではなく、もう少し大きなスケールでこの地をとらえると、日本人が抱いてきた宗教的な世界、神仏に接することができる世界が見えてきます」と信州大学文学部教授の笹本正治氏は言う。(雑誌『トランヴェール』4月号)
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■日程

2019年6月1日(土)~2日(日)

■参加料金(東京からご参加の場合)

2日間参加:24000円
日帰りの場合:13000円

※参加料金は、学習指導代に加え、食事代・参拝代・旅行保険代は含みますが、宿泊代、温泉代は含まれませんので、ご注意ください(宿泊代、温泉代は、当日参加者ご自身から直接当該業者にお支払いいただきます)。
※心身障碍者・経済上の理由等がおありの方には、別コースや割引料金の用意がありますので、ご相談ください。


■キャンセル代

1.7日前~3日前までのキャンセルは、参加料金の50パーセント
2.3日前から当日のキャンセルは、参加料金の100パーセントとなります。

■当日ご自身でお支払いいただく費用

温泉代、宿泊費は、当日ご自身で各業者に直接お支払いいただきます。

温泉代は、温泉入浴を希望される方とされない方がいらっしゃいますので、参加料金には含まれませんのでご注意下さい。

■参加者の無償奉仕による運送のお知らせ

1.出発時に各教室に集合する方は、他の参加者が運転する車両に同乗することができます。

2.これは、参加者の無償の奉仕であり、団体による運送サービスではありません。

3.これを利用されず、マイカーでのご参加も可能ですが、参加料金は減額されません。
出発する教室によって料金が異なる場合は、運送料ではなく、引率・指導の経費のためです。

4.現地に集合した後の利用も可能ですが、人数に限りがあり、事前にお申し込みください。

■ご注意

1.あらゆる関連法規を順守して行います(関連法令の解釈は関係官庁の指導に基づきます)。
当団体は、宿泊施設や運送会社を手配する旅行業務や、車両による有償の運送業務は行ないません。運転は個々の参加者の奉仕活動であり、経費も個人の寄付で賄われています。そのため、一部ボランティアの方のご協力をいただきますので、ご了解下さい。

2.参加者の皆さんの安全の確保に最善を尽くします。
奉仕活動の運転の安全確保のため、車両点検・健康管理・法令順守等の確認を行いますので、スタッフにご協力ください。また、事故・怪我・疾患に関しても、スタッフが予防努力を行うと共に、旅行保険に加入しますので、ご協力ください(費用は参加料金に含まれていますが、直前のお申し込みの場合は加入が間に合いませんので、ご了解ください)。

3.一般の方も参加できますが、目的にご注意ください。
ひかりの輪の聖地めぐりは、会員ではなく、一般の方も参加できますが、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。

■お問い合わせ先

●東京本部教室(関東・甲信越):細川美香
担当者携帯電話:080-2273-3588
メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net

●名古屋支部教室:山口雅彦
担当者携帯電話:090-6852-4929
メールアドレス:nagoya@hikarinowa.net

●大阪支部教室(関西・中国地区)担当:田渕智子・山口雅彦
担当者携帯電話:080-2513-6017(田渕)
090-6852-4929(山口)
窓口電話:0729-47-9071
メールアドレス:osaka@hikarinowa.net

 

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