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著名人との対談など

2013/1/22 上祐史浩・著『オウム事件17年目の告白』出版報告トークライブ」写真レポート

2013年1月22日(火)19時30分から、上祐代表は、『オウム事件 17年目の告白』(扶桑社)の刊行にあわせて、東京新宿のトークライブハウス「ロフトプラスワン」において、出版報告トークライブを行いました。
掲載が遅れてしまいましたが、写真レポートをお届けします。

会場には、約130名のお客様が詰めかけ、大入り満員の熱気に包まれました。

この日は、上祐代表とゲストの方との対談が5回に分けて行われました。

ゲストは、

・政治活動家、新右翼団体「一水会」顧問の鈴木邦男氏・「やや日刊カルト新聞社」主筆の藤倉善郎氏・真宗大谷派玄照寺住職で脱カルト協会理事の瓜生崇氏・元オウム真理教幹部で元アレフ代表の野田成人氏
そして、
上祐の担当編集者の扶桑社・Iさんも登壇され、
・急きょ、参議院議員でジャーナリストの有田芳生氏もご登壇してくださいました。

 


◆扶桑社の担当編集者I氏ご登場

最初に上祐代表と対談したのは、『オウム事件 17年目の告白』の刊行を担当された扶桑社の編集者のI氏でした。
I氏によれば、当初、上祐代表から原稿を受け取った扶桑社の皆さんは、この重大な作業を自分たちだけでやっていいのかと思い、オウム事件に詳しいジャーナリストで参議院議員の有田芳生氏に原稿の検証を依頼しました。

原稿を見た有田氏は「上祐氏はここまで変わったのか」と驚き、高い評価を与えてくださったことから、有田さんの検証協力を経て、社会的意義のある本に仕上がったと、さまざまなエピソードを交えて、I氏はお話しになっていました。

◆鈴木邦男氏・野田成人氏と3人での対談

次に上祐代表と対談したのは、新右翼団体「一水会」最高顧問で政治活動家・作家の鈴木邦男氏と、元アレフ代表の野田成人氏でした。

 

野田氏からは、上祐代表やひかりの輪がオウム問題の根底にあった親子問題について探究していることについて、ご自分の研究テーマとも重なり合っていることから、高い関心を示す発言がありました。

 

また、鈴木氏からは、ご自分の経験に照らして、社会改革に注いだ情熱や、社会改革の観点から見たオウム事件についての思いが語られました。
そして、オウムに深くはまり込み、失敗した体験から抜け出してきた上祐代表のような人が、こうした教訓を語り継いでいく必要があることをお話しされていました。
これに対して、上祐代表は、自らの反省に基づき、できることならば、深くはまり込まずに抜け出せる智慧があるのが望ましいという考えを示しました。

◆有田芳生氏、急きょ登壇

途中、有田氏もお忙しい中ご来場いただき、急きょ壇上で対談となりました。

 

17年前の事件当時の有田氏と上祐とのやりとりのエピソードなどが語られた後、「このことは話しておかないといけないので」と、本には掲載されなかった国松長官狙撃事件について、非常に重要かつ残念なお話をされていました。
先日、東京地裁で東京都にアレフに対しての名誉棄損での賠償命令がくだったというニュースがありましたが、警視庁の捜査の中で、内部の意見の違いからオウム説と他者説の二つがあったものの、オウム説が主流となったことで、結局、真実を立件できなかったことについての捜査に関する詳細なお話でした。
上祐のほうも、ブログにも掲載していますが、2010年に警視庁の発表がなされた時から、こうした無理な断定的な発表は、長官狙撃事件だけでなく、サリン事件を含めてオウム事件を陰謀であると主張して、布教しているアレフを逆に利することになるのではという危惧あったという話がなされ、この事実について確認することとなりました。

◆藤倉善郎氏・瓜生崇氏

その後、カルトや宗教の問題提起を行う「やや日刊カルト新聞」主筆の藤倉善郎氏や、脱カルトの活動をなさっている浄土真宗の住職・瓜生崇氏との対談となりました。

 

藤倉氏は、『オウム事件 17年目の告白』について、上層部にいた者から見た事実が興味深く面白かったと語られた後、ひかりの輪という組織のあり方や社会とのつきあい方について、貴重な苦言を呈してくださいました。上祐のほうは、オウムを抜け出し今に至るまで行ってきた、いくつかの選択の経緯について、自分たちなりに必然的な行動だったことや、厳しい現実について語らせていただきました。
瓜生氏は、元親鸞会というカルトに属して抜け出した経歴をお持ちで、宗教や救いについての対談となりました。
お二人とのやりとりは以下の記事に紹介されていましたのでご参考まで。
参考:やや日刊カルト新聞記事「本紙主筆ら、元オウム・上祐史浩氏をいじる

トークショーの最後は、再度、参加者全員でまとめの対談が行われ、その中で上祐は、これからも大切なこととして、苦言を呈して下さるみなさま方を、オウムのように敵対するのではなく、貴重な助言として尊重し学ばせていただき続けたいと語りました。

 

遠路はるばるお越しいただいた方もいらしたと思います。ご参加いただきありがとうございました。
今後も、できる限り機会を見つけて、オウムの教訓についてお話しさせていただき、多くの方と交流させていただきたいと考えております。

◆関連の記事

鈴木邦男をぶっとばせ!ブログ「危機の時代」。強い人とは何か

やや日刊カルト新聞記事「本紙主筆ら、元オウム・上祐史浩氏をいじる


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