オウムの清算
オウム時代の清算についてのコーナーです

ひかりの輪がオウムではない事実〈裁判資料から〉

【7】当団体が麻原の死刑執行に賛同し、執行後は危険性がないことを政府も認めている事実
(2019年02月28日)

当団体は、当団体発足前のアレフ代表派(M派)時代から現在に至るまで一貫して、麻原への死刑執行に賛同してきました。そして、死刑執行後、ますます当団体に対する観察処分の必要性が低下していることを政府も事実上認めていることが報道されています。

これらのことを、当団体は、観察処分取消しを求めて裁判所に提出した書面で主張してきましたので、複数の書面から該当部分を抜粋して以下に引用します(一部、個人名を伏せたり、わかりやすく訂正したりしている箇所があります)。

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【7】当団体が麻原の死刑執行に賛同し、執行後は危険性がないことを政府も認めている事実


●2006年9月15日 麻原の死刑判決が確定し、上祐らM派が死刑判決は当然などと報道各社にコメントした。

麻原の死刑判決確定に対して、上祐らM派(アレフ代表派・上祐派)は、以下の通りコメントした(いずれも2006年9月15日の報道からの抜粋)。その際に、麻原の死刑を当然のものとしたM派の者たちの言動は、日本の王となるという麻原の予言の明確な否定・破棄であって、言い換えれば、公安調査庁等が主張する本件の政治上の主義の明確な否定でもあった。

◎日経速報ニュース:上祐代表、死刑「当然」
オウム真理教(アーレフ)の上祐史浩代表(43)は15日、東京都内で記者会見し、「(死刑確定の)結果は当然。元代表が裁かれただけでなく信者が元代表を神格化したことにも問題があり、信者も同罪と反省して新しい道を歩むべきだ。依存からの脱却を加速させたい」と、松本智津夫死刑囚との決別を強調した。(後略)

◎朝日新聞速報ニュース:教団、ぬぐえぬ影響 松本被告死刑確定
(前略)「死んでゆくものは仕方がない」。上祐代表はセミナーで、こんな発言もした。これは、松本被告を指すのか、教団の将来を言うのか。(後略)

◎NNN:オウム松本被告の死刑確定 教団がコメント

オウム真理教・松本智津夫被告の死刑判決が確定したことについて、教団は15日午後、コメントを出した。 現在、教団は内部分裂状態にあり、東京・世田谷区の教団施設でも上祐代表を支持する信者と反上祐グループの信者が別の建物に住んでいる。また、セミナーなどの宗教活動も別々に行われている。 松本被告の死刑を受けて15日午後、上祐派・広末法務部長は「人である教祖を神としたことが事件の原因になった点では、元代表に限らず、多くの信者に責任があることを深く反省し、今後は真実の道を切り開いていきたいと思います」とコメントした。(後略)

◎MBS(TBS系):麻原被告死刑確定 大阪の上裕派信者の反応は...

オウム真理教・松本智津夫被告(51)の死刑が確定しました。アーレフと名前を変えた教団で今も信仰を続ける大阪の信者は、「当然のこと」とあっさりとした反応です。(中略)「当然じゃないですか。ある意味死刑では足りないかもしれないですね」(アーレフ大阪道場・◎◎◎◎広報担当) アーレフ大阪道場では7人の信者が集団生活していますが、特に反応はなかったということです。

以上のとおり、麻原が起こしたオウム事件を直視し、その誤りを総括し、麻原への絶対視をやめていた上祐及びM派にとっては、麻原の死刑判決確定は当然のものとして、冷静に受け止められていたのである。

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●麻原の死刑執行への賛意表明

麻原の死刑執行への賛意を改めて示した。「ひかりの輪」は麻原の意思に従う意思など毛頭なく、逆に麻原の早期死刑執行を訴えているが、麻原の死刑執行にメディアも注目する中で、代表の上祐は、「週刊現代」(2018年1月20日号)において、心神喪失状態であるとして死刑を反対する一部の声があることに対して、死刑を執行しない場合は、Aleph信者の麻原への信仰が深まる特殊な事情があることを指摘して、麻原の死刑が必要な理由を改めて明確に語っている。
上祐は同紙で次のように述べている。

私はきっちり(死刑執行を)やったほうがいいと思っています。麻原を死刑執行しないと国民感情と折り合いがつかない。死刑執行が行われないかぎり、麻原が『処刑されない救世主』として、アレフはさらなる信者を増やしてしまうことになる

なお、この社会一般がよく知らない事情とは、麻原が獄中メッセージで、自分は(自由自在であり、死刑をも超越することができる)神のごとき身体(陽神)を作るなどと主張したことや、オウム裁判がほぼ終結し麻原の死刑執行の可能性が高まってきた2011年11月以降、アレフ内部では、麻原の延命祈願を行っていたところ、その翌月に逃走被疑者の平田信が出頭したということがあったが、死刑執行が長引けば、Aleph内部で、麻原への延命祈願を行った自分たちの麻原への帰依が麻原に届いて、麻原の超能力によって平田が出頭したと思い込む恐れなど、これまでも繰り返しメディアで告発してきた内容である。
以下、上祐がこの件についてマスコミに訴えてきた一例である。

アレフはこのままだと、「自分たちの信仰が奇跡を起こした」という盲信の絶頂に至る恐れがある訳です。 彼らがそう考えているとしたら、社会がやるべき事は何か。
それは当然、麻原の死刑をキッチリ勇気を持って執行することでしょう。しかしアレフの密かな盛り上がりを理解できず、法務大臣・法務省が細かい事に拘って死刑をためらうと、それはアレフを利する事になります。平田の出頭が教団の指示かどうかについては操作を見守るしかないです。でも私の想像というか、当時の状況を考えれば、教団が陰で支えていた証拠は出てこないと思います。でもよく落ち着いて考えれば、出頭が死刑の遅延に繋がるとしたら、その前にビシッと執行しなかったからですよね。それに事件について平田との直接の関係は麻原ではなく、井上です。だから今だって麻原の死刑はできる。後は法務大臣が勇気を持ってやればよいと思います。 結局、法務省が毅然とした態度をとれば問題は解消する。平田が、誰かの指示で出頭したのかしてないのか、証拠もなしに議論しても仕方ない。私は法務省・法務大臣を信じる立場なので、しばらくすると、死刑執行になるのではないかと思っています。『日本のタブー The Max』(ミリオン出版)〈2013年5月27日〉。


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●麻原の死刑執行に賛同する上祐の言動


本年7月6日の麻原への死刑執行以前から、麻原への死刑執行は速やかに行われるべきであると上祐がマスメディアで繰り返し主張してきたことは、すでに立証したとおりである。

上祐は、同様の主張を公開トークイベントの場でも行い、会場にいた麻原の次女から「父を早く殺してほしいという願いが言葉の端々からにじみ出ている」と強い反発を受けていたほどである。
そして、死刑執行当日の上祐は、東京高等裁判所内の司法記者クラブで記者会見を開き、自らが麻原から離反し、批判し、裏切り者であったことから、執行に安堵した旨を述べ、執行への賛意をあらためて表明した。

さらに、麻原の遺骨が、麻原への崇拝に悪用されないようにするために、「海への散骨」にも賛同している。

以上のとおり、上祐は、麻原の死刑執行前も執行後も、そして将来のことにわたっても、一貫して、麻原への個人崇拝を否定し、阻止するための活動に努めていることが明らかである。
(中略)
上祐は、麻原への死刑執行を受けて、記者会見及びマスメディアの取材の場において、次の趣旨のことを公に述べている。

1,Alephの拡大抑止に努めていきたい。
2,Alephは麻原を絶対視し、無罪となって帰ってくるとか、不死の救世主として復帰する等の妄想の中にいたが、これで目が覚めるだろう。麻原の死刑執行はAlephの拡大抑止につながる。
3,麻原の死により、麻原に著作権が帰属した麻原の説法等のAlephの教材をAlephは利用しにくくなり、Alephの拡大抑止につながる。
4,Alephは死刑執行を受け止め、事件関与を認め、反省・謝罪して、被害者賠償の実行をすべきである。

以上のとおり、上祐は、死刑執行を機に、Alephをいっそう強く批判するとともに、執行がAlephの拡大抑止につながることに期待を寄せ、自らもAleph拡大抑止に努めていくと明言している。
このことからも、ひかりの輪が、Alephと激しく対立しており、Alephと「一つの結合体として意思決定をすること」など到底不可能であって(それは麻原を信奉する麻原の次女から上祐が激しい反発を受けていることからも類推できる)、Alephと一つの団体とはいえないことが明らかである。
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●新聞・雑誌インタビューにおける麻原死刑執行への評価


本年7月6日の麻原への死刑執行後に、上祐が、執行を評価する旨をマスコミの取材に応えてコメントしていることは、すでに立証済みであるが、以下の通り、上祐以外のひかりの輪の役員も、同様のコメントをマスコミに対して行っている。

(1)『中外日報』2018年7月11日

   ひかりの輪副代表役員の廣末晃敏が、「無責任な戦犯」と題する記事において、「死刑が実際に執行されたことで、麻原も普通の人間だったのかと冷め、意気消沈する人(Aleph信者)もいるのではないか」と死刑執行を評価するとともに、麻原については、「自分にとって麻原は反面教師であり、反省・総括の対象」「事件の主導者である麻原が、弟子に責任を押し付けたまま死んでしまったことについては無責任だと思う」等と批判している。

(2)『週刊アサヒ芸能』2018年7月26日号
   ひかりの輪役員の宗形真紀子が、「麻原こそがアレフ信者の帰依の対象です。よって、やはり今回死刑が執行されたことで、これがアレフ信者が妄信をやめる大きなきっかけになることは間違いないと思っています」と述べて、死刑執行を評価している。

3)『中日新聞(長野版)』2018年7月27日
   同じく宗形が、死刑執行について「被害に遭われた方々の心情を考えるとあまりに遅すぎたが、テロの危険がなくなり、ホッとしている」と評価するとともに、麻原が起こしたオウム事件について、「松本元死刑囚の誇大妄想的で独善的な発想によって引き起こされた」と批判している。
なお、外部監査委員も、ひかりの輪内部において、麻原への死刑執行が肯定的に評価されていることを確認している。

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●政府もひかりの輪がテロをするとは考えておらず、公安調査庁の縮小を検討していること


これまで述べてきたようなひかりの輪による一連の「脱麻原」「反麻原」の取り組みからも、ひかりの輪が無差別大量殺人行為等のテロ行為に及ぶ可能性が皆無であることは明らかであるが、それは政府当局者も認めるところとなっており、現に公安調査庁の縮小・廃止論が本格化していると報道されている。

すなわち、「政府関係者やマスコミからも、『今時、オウム真理教や共産党がテロ行為を行うと考えるのはナンセンス。ここを監視するのに予算を使っているのであれば、民主党が廃止候補に挙げたのもうなづける』との声が出るほどだ」と報じられ、また、「麻原彰晃(松本智津夫)らオウム事件首謀者らの死刑執行がなされたことで公安庁は節目を迎えた」として、「法務省の外局・公安調査庁を内局の『公安調査局』へと格下げすることを首相官邸が検討している」ことを政府関係者が明らかにしたと報じられている。

このことからも、少なくともひかりの輪に対する観察処分が不要であることは明らかであり、原判決は、そのことを的確に示すものであったともいえる。

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