内省法「内観」
「ひかりの輪」で、内観の世界的権威の方にご指導いただきながら実践している内省法「内観」についてのコーナーです

自己反省法「内観」とは?

感謝の心を深める内観

●内観とは?

   ひかりの輪では、「内観」という感謝の心を培う自己内省法を取り入れています。 内観とは、もともと、古くから伝わる「身調べ」という修行法からヒントを得て、宗教的な要素を取り除いて、誰もができる自己反省法として確立されたものです。

  学会(日本内観学会)があって、医療にも応用されており、海外にも広がっています。

   その方法は、至って簡単で、内観専門家の指導のもと、自分がこれまでの生涯で、両親・親族・友人知人に、
   ① 他人から、していただいたこと
   ② 他人に、して返したこと
   ③ 他人に、迷惑をかけたこと
を1つ1つ思い出していくという作業のみを、丸1日~1週間ほど集中して行なうというものです。 なお、親がいない人は、親代わりに育てくれた人を親と見て行います。

●内観の効能――現代人に重要な感謝の心

 
内観の良さは、感謝の心=愛が深まり、幸福感が増し、心が安定することです。

  また、感謝の心が深まれば、人間関係も改善します。 そして、その延長上には、仏教が説く悟り、心の解放、慈悲の体得の土台にもなります。

  逆に、心理学では、子供時代に親の愛を認識できず、感謝の心が乏しい場合は、自分の価値がわからなくなり、それを感じようと、自己中心的な傾向が生じるとも言います。 そうした人は、傲慢に見えますが、自分の価値がわからないのですから、卑屈でもあります。 そのため、逆に、他と壁を作り、内向的になり、疎外感を感じる場合もあるようです。

  しかし、現代の日本では、親を尊敬する子供は、半数に満たないという意識調査もあります。 敗戦による父権の喪失もあるでしょうが、経済成長重視の競争社会で、「もっと、もっと」という欲求が深まり、感謝よりも不満の心が生じやすくなっています。

  こうした状況の中で、感謝の心を深める内観は、非常に重要です。 親などの愛を認識し、感謝が深まれば、健全な形で自分の価値=自尊心を形成できます。 すなわち、自己と他者の双方に対する愛を育むことができるのです。

  さらに、内観が深める感謝の心は、仏陀の智恵が説いた真の幸福の道、すなわち、足るを知って、他と分かち合う道とよく合致します。 さらに、慈悲の心を持つ菩薩になる修行の道として、全ての生き物に対する感謝の心を培う教えがあります。 こうして、悟りを求める人にも、感謝・内観は重要です。

●ひかりの輪の内観セミナー

 
実際には、講義を含めて「数時間」のものから、祝日などを利用して丸1日行なう「1日内観」、さらには、2~3日のもの、1週間合宿して行なうものなどがあります。

  ひかりの輪では、祝日などを利用し、内観の国際的な権威の大学教授の方の指導の下で行なう「内観セミナー」が、各教室で定期的に行われています(基本的に一日内観)。 この貴重な機会を是非ご活用下さい。

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