初めての方へ
初めての方は、まずは、こちらのページをご覧ください。「ひかりの輪」とは何かご紹介しています。

■「ひかりの輪」の法令遵守(コンプライアンス)

違法行為禁止規定

                       ひかりの輪 役員会
                        2007年6月19日制定
                        2018年3月23日改正

1,当団体の会員は、法令を遵守し、いかなる違法行為も犯さないように努めなければならない(※下記「法令遵守の手引き」を参照のこと)。

2,当団体の専従会員は、当団体の活動と無関係な非専従会員の私的な活動においても、違法行為が行われないよう、指導または助言に努めなければならない。

3,前項までの規定の趣旨を実現するための当団体会員の相談窓口として、当団体に、法務担当役員を置く。法務担当役員は、当団体会員からの相談に対して、必要に応じて弁護士等の専門家の助言を仰ぎつつ、法令に則った適切な指導または助言をしなければならない。

   ―――――――――――――――――――――――――
           法令遵守の手引き
   ―――――――――――――――――――――――――

 以下に、主に、1996年以降、オウム真理教やアレフ、当団体(ひかりの輪)に対して強制捜査(逮捕や捜索差押等)された事件の例を挙げていく(必ずしも起訴され有罪となったものに限らず、不起訴で終わったものも多々含まれている)。
 また、強制捜査を受けたわけではないが、注意を要すべき法令違反の事例も一部に挙げている。
 わずかな不注意で犯してしまいがちな違法行為も多々あるので、過去の反省を生かして、今後も十分に注意されたい。


 まずは、(1)~(10)で、当団体において特に注意を要する事例を挙げる。

(1)旅行業法について

 旅行業に該当する行為をしないこと。
 旅行業とは、報酬を得て、事業として、旅行者のために、「運送」または「宿泊」のサービスの提供を受けることについて、代理して契約を締結したり、媒介したり、取り次ぎしたりする行為等を指す。

(2)道路交通法について

 運転免許証の失効(有効期限の超過等)には十分注意し、もし失効した場合は当然に運転しない・させないこと。

(3)道路運送法について

 自家用自動車(白ナンバー車)は、有償で人の運送に使用しないこと。名目の如何をとわず、謝礼はもとより、レンタカー代、ガソリン代、高速代などの運送に関する費用は一切徴収しないこと。

(4)道路運送車両法について

 同法第12条は、「所有者の氏名若しくは名称若しくは住所又は使用の本拠の位置に変更があつたときは、その事由があつた日から15日以内に……変更登録の申請をしなければならない」としているので、引っ越し等で車の所有者の住所等が変わった場合は、15日以内に変更登録をすること。
 車検切れの車を運転した場合も、同法によって罰せられるので、車検切れには注意すること。
 関連する車庫法(車の保管場所の変更に関係する)についても注意すること。

(5)医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(略称:医薬品医療機器等法)〈旧・薬事法〉について

 医薬品としての許可を得ていないものについては、医薬品と誤認されるような効能効果を表示・広告しないこと。たとえ、口頭で暗示的に行う場合でも違法である。
 この件で、当団体が強制捜査を受けたことはないが、過去に、当団体のホームページ上に掲載した輸入品の線香の解説文(原文の英文をそのまま和訳したもの)で同法に抵触する誤解を招く表現があり、改めたことがあるので、注意を要する。

(6)所得税法等の税務関係法令について

 所得税については、正しく確定申告をして、納付すること。申告を誤った場合は、必ず修正申告をすること。
 また、贈与税(会員等からの寄付に関わる)や関税(仏教法具などの輸入品に関わる)についても、確実に納付すること。
 これらに誤りが生じないようにするため、当団体及び収入の多い当団体会員は、相談役として特定の税理士を付すること。

(7)労働関係法令について

 当団体や関連事業体から給与を受けている者に対しては、労働条件・給与明細書を提示すること。
 必要な労働保険料についても、確実に納付すること。

(8)旅館業法について

 旅館業にあたるようなことをしないこと。すなわち、不特定多数を対象とした募集を行って、宿泊料を徴収して人を宿泊させるようなことはしないこと。

(9)詐欺罪について

 実際に使用する者ではない者の名義で銀行口座を開設(そして使用)したり、クレジットカードを作成(そして使用)したりすることは、銀行・金融機関をだまして利益を得る行為として、詐欺罪に当たる可能性がある。実際に紛失していないのに紛失したと偽って二枚目の通帳・カードを取得することも、同様である。

(10)立入検査拒否等の罪について

 公安調査庁による立入検査については、検査を拒み、妨げ、又は忌避した場合、この罪に問われるので、誤解されるような行為はしないこと。


 次に、(11)~(35)で、これまで実際にオウム真理教及びアレフに対して行われた強制捜査の事例を挙げる。

(11)住居侵入罪

・アパート、マンション内に無断で立ち入りビラを配った疑い。
〔少なくとも立入禁止の掲示等があるにかかわらず立ち入ることは、「居住者の意思に反する立ち入り」として処罰の対象となりうる。たとえ掲示がなくとも、オウム信者の立ち入りは住民の“推定的意思“に反するという説もある〕

  →当面、団体としてのビラ配りはしないこと。

(12)電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪

・住んでいないところに住民登録した疑い。
〔住んでいないにもかかわらず実家、在家信徒宅、倉庫等に住民登録した例で検挙された例が多い。なお、以前実際に住んでいたところに住民登録をしたまま残しておくことは、住民基本台帳法違反にはなるが、過料に処せられるのみであり、警察の強制捜査の対象にはならないものの、誤解を招かないよう正確を期するべきである〕

  →居住地に正確に住民登録すること。

・自動車を他人名義で虚偽登録した疑い。
〔教団(支部道場)の車であるにかかわらず、在家信徒名義で登録して検挙された例がある〕

  →実際の名義人で自動車登録すること。

・実態のないコンピューター販売会社を設立登記した疑い。
・虚偽の役員会議事録によって役員変更した疑い。
 
  →会社関係の登記には十分注意すること。

(13)道路交通法違反

・スピード違反、信号無視、駐車違反した疑い。
〔実行者は不明だが車両だけ判明していたため、車両の所有者宅(道場)に強制捜査が入ったケースがある〕

  →交通法規は守ること。

(14)著作権法違反

・海賊版ビデオを販売した疑い。

  →違法コピーはむろん、教材の素材の著作権にも注意すること。

(15)公務執行妨害罪

・警察官に暴行して公務を妨害した疑い。
〔1995年の強制捜査頻発当時、逮捕の理由として、警察官に少し体が当たっただけなのに検挙された事例が多い〕

  →公務中の警察官等に体が触れないよう注意すること。


(16)銃砲刀剣類所持等取締法違反、軽犯罪法違反

・正当な理由なくナイフを携帯していた疑い。
〔正当な理由なく刃渡り6センチを超える刃物を携帯した場合は銃砲刀剣類所持等取締法違反、それ以下の刃物の場合は軽犯罪法違反になる。主に逮捕の理由として1995年当初はよく適用された〕

  →正当な理由もないのに刃物を携帯しないこと。

(17)監禁罪

・建物内へ信者を監禁した疑い。
〔長野県木曽福島町(現・木曽町)の施設において、「ここから出たい」「やはりいたい」などと言うことが転変する精神疾患の信者の面倒を見ていたが、自殺を試みたため保護する等したところ、監禁に問われた事例〕

  →監禁と誤解を受けるような修行の形態はとらないこと。
   (たとえば施設や個室に外鍵をかけるなどして出入りの自由を制限しないこと)
   精神的に不調の人の修行については特に留意すること。

(18)私印不正使用罪

・架空の名前を記した名刺を使用した疑い。
〔架空の会社や人物の名前を記した名刺を使ったという事例。一部法解釈には争いがあるが、無用の誤解を与えることになるので要注意〕

  →名刺に偽名を用いないこと。
  (ペンネーム、ハンドルネーム、宗教名、芸名等の記載があるなら別)。

(19)詐欺罪

・教団施設にすることを隠して個人住居と偽って不動産物件を借りた疑い。
〔信者であることを隠すのが問題なのではなく、教団施設としての用途を隠すという点が問題とされる〕

  →教室使用目的で不動産物件を賃借する際は、その目的を隠して賃借しないこと。
  →契約締結時に収入額を偽るのも詐欺にあたるので、行わないこと。

・働いているにもかかわらず失業保険を不正に受けとった疑い。

  →働いていたら失業保険を受給しないこと。

・クレジットカードの申請時に職業や収入を偽って記載した疑い。

  →申請時に虚偽の記入をしないこと。

(20)有印私文書偽造・同行使罪

・ホテルに偽名で宿泊した疑い。
〔旅館業法違反に問われる場合もある〕

  →ホテルや旅館等で宿泊者名簿に記名するときは、きちんと実名を記すこと。

・偽名で集会場を借りた疑い。

  →偽の個人名や団体名で施設を借りないこと。
   (施設の使用契約も、あわせて確認すること)

(21)公正証書原本不実記録・同供用罪

・他人になりすまして不動産物件を取得し登記した疑い。

  →他人になりすますことはむろん、登記事項に虚偽を含めないこと。

(22)業務上横領罪

・アムウェイの傘下販売員からの預かり金を着服した疑い。

  →そのような誤解を招く行動をしないこと。

(23)暴力行為等処罰に関する法律違反

・アレフ教団の口座開設を断った銀行員を「右翼の街宣車を回す」などと脅した疑い。
〔同法第1条は、「団体もしくは多衆の威力を示し、団体もしくは多衆を仮装して威力を示し」て脅迫等をすることを禁じている。よって、脅迫の際に右翼団体や暴力団の名をちらつかせることはむろん、場合によっては教団名・団体名を出すことも該当するかもしれない〕

  →右翼団体等の名前を出して人を脅迫したりしないこと。

(24)地方税法違反

・従業員の給与支払報告書を市町村に提出していなかった疑い。

  →きちんと提出すること。

(25)薬事法違反

・無許可で薬品を製造、販売した疑い。

  →このような疑いを招きかねない物品の製造・販売にあたっては、きちんと専門家に事前に相談すること。

(26)職業安定法違反

・無許可で労働者の派遣(労働者供給事業)をした疑い。
〔教団設立のコンピューター会社から信者を派遣し派遣料を受け取っていた件について、支配下にある信徒と雇用契約を結ばないまま民間企業に派遣するのは職安法違反にあたるとされ、判決では「信者の賃金振込口座を管理し、教団が全額を自動的に受け取る行為は中間搾取と言え、悪質だ」とされた〕

  →派遣業を行う際は厚生労働省に問い合わせる等して要件を満たすようにすること。

・無許可で就職の斡旋をした疑い。
〔都内のコンピューター専門学校生二人に対して東京都港区と杉並区のソフト開発会社への就職を無料で斡旋した疑い〕

  →無料であっても職業斡旋を無許可でしないこと。

(27)貸金業規制法違反

・貸金業の事務所の所在地を偽って登録した疑い。

  →そのようなことはしないこと。

(28)医師法違反

・無許可でヨーガを利用した医療行為をした疑い。
〔「アトピーが治る」などと説明してガージャカラニーを指導、人体に危害を及ぼす恐れのある治療行為を行った疑い、とされる。
 医師法第17条には「医師でなければ、医業をなしてはならない」とある。
 どのような行為が「医業」に当たるのか法律には具体的に規定されてないが、一般に「医学的知識をもった医者でなければ人体に危害を及ぼすおそれがある行為」であって、「反復継続する行為」となる。
 報道によれば「(愛知)県警は厚生労働省と協議を重ね、医師が治療にあたった場合は問題ないが、医師免許を持たない高橋容疑者(被疑者とされたオウムの出家信者)らが行えば医師法に違反すると判断した」として、ガージャカラニーの指導を危険視して関係者の逮捕に踏み切ったが、処分保留とした検察庁は「危険性は低い」等と判断しており、評価は確定していない〕

  →病気治療を目的としたガージャカラニーの指導については違法との指摘を受けるおそれがあるので、行わないこと。その他、危険性があると思われるものも同じく行わないこと。

(29)準詐欺罪

・心神耗弱状態で物事の判断能力が衰えた信徒から、その障害に乗じて本やパソコンをだましとった疑い。
〔アレフ教団においていわゆる「魔境」とされていた状態の在家信徒が持っていた他宗教の本などを、当該信徒の合意を得て売却・換金し、それを教団に布施させた。当該信徒が、後になって金銭を返還してほしい旨教団に要求したが、教団が無視したため、当局が立件した事例〕

  →特に精神的に不調の会員等からの寄付を受ける際は、注意すること。

(30)免状不実記載罪

・運転免許証に虚偽の住所を記載させた疑い。
〔虚偽の住民登録と同様、実家などの居住実態のない場所を住所として免許証に記載させた事例が見られる〕

  →住んでいない住所(実家等)を免許証に記載させないこと。

(31)背任罪

・勤務先で保守・管理を担当していたコンピューターシステムソフトをコピーして勝手に持ち出した疑い。
〔NTTコミュニケーションズがみずほグループから受注していた顧客関連の資金決済システムに関する機密資料を、教団のソフト開発業務に利用する目的で、教団関連施設に持ち出したとされ、それがシステムの侵入防止装置の変更などの点で、会社側の業務に支障を与え、財産上の損害をもたらしたと判断、背任容疑を適用〕

  →会社業務に支障を来す可能性のある形態でデータを持ち帰ったりしないこと。

(32)特定商取引法違反

・浄水器の通信販売に際して、ホームページに「単分子水」ができるという虚偽の宣伝(誇大広告)をした疑い。

  →物品の販売の際(特に通信販売の際)は誇大広告を作らないように注意すること。

(33)食品衛生法違反

・飲食店の開設にあたって許可を得なかった疑い。

  →飲食店の開設には許可を得るようにすること。

(34)道路運送車両法違反

・規定期間内に自動車の変更登録を怠った疑い。
〔同法第12条は、「所有者の氏名若しくは名称若しくは住所又は使用の本拠の位置に変更があつたときは、その事由があつた日から15日以内に……変更登録の申請をしなければならない」としている〕

  →引っ越し等で車の所有者の住所等が変わった場合は、15日以内に変更登録をすること。

・車のナンバープレートにガムテープを貼り付けた疑い。

  →ナンバープレートは見えやすくしておくこと。

(35)立入検査拒否等の罪

・立入検査実施中に、検査対象物である書類を破棄(シュレッダー)した疑い。

  →立入検査を拒み、妨げ、又は忌避した場合、この罪に問われるので、誤解されるような行為はしないこと。

                             以 上

<<< 前へ【法令遵守のための警察当局への指導要請について】

次へ【当団体会員等への法令遵守の要請】 >>>

  • ■ひかりの輪とは

  • ■初めての方に――ひかりの輪の思想と活動

  • ■学習・修行方法と教材紹介

  • ■団体規約と外部監査制度など

  • ■「ひかりの輪」の法令遵守(コンプライアンス)

  • ■オウムの脱却・払拭――「脱麻原」「反麻原」の改革

  • ■よくある質問や誤解について

    ひかりの輪ポータルサイト
    一般の方のために
    ひかりの輪の広場
    活動に参加された方の体験談
    水野愛子のブログ「つれづれ草」
    水野副代表のブログ
    広末晃敏のブログ「和の精神を求めて」
    広末副代表のブログ
    ひかりの輪YouTubeチャンネル
    ひかりの輪ネット教室
    ひかりの輪ネットショップ
    著作関係
    外部監査委員会
    アレフ問題の告発と対策
    地域社会の皆様へ