NEWS
「ひかりの輪」に関する最新ニュースをお届けします。

2018年06月

  • 松本サリン事件から24年目を迎えて (2018年06月27日)

                        ひかりの輪元オウム真理教信者一同
                        2018年6月27日

     本日で1994年6月27日に発生した松本サリン事件から24年目を迎えるにあたり、ひかりの輪会員のうち、事件当時オウム真理教の信者だった私たち一同は、事件で犠牲になられた8名の皆様、負傷をされた600名以上の皆様、そして被害を受けられたすべての皆様に対して、当時のオウム教団に所属した者として、あらためて深くお詫びを申し上げます。

     当団体の中には、松本サリン事件に関与した者は一人もおりませんが、私たちは、被害者の皆様に多大な苦しみを与えてしまったオウム教団を、かつて物心両面で支えていたのであり、一つ間違えれば死刑囚らと同じ罪を犯す恐れがあったという意味では、死刑囚らと共に、反省と償いを深めていかなければならない立場にあると考えております。 当団体では3ヶ月ごとに慰霊行事を執り行ってまいりましたが、 本日夜にも慰霊行事を執り行い、松本サリン事件に思いをはせ、償いの決意を新たにさせていただく所存です。  

     本年は、オウム事件に関して大きな節目の年になることが予想されます。
     オウム裁判が本年1月で全て終結したことに続いて、3月には、麻原をはじめとするオウム事件の死刑確定囚らが全国の刑事施設に分散移送され、死刑執行が間近に迫っているといわれています。麻原への死刑執行は、事件再発防止のための確実な措置になるものと考えておりますが、たとえ執行がなされたとしても、被害者の皆様の傷が完全に癒されるものではないことも、また事実といわざるをえません。

     微力ながら、私たちの償いといたしまして、被害者の皆様が解明しようとされてきた、事件に至るオウム信者の心情や、その根拠となった思想・教義にまで立ち返ってオウムの総括を進めて、公表してまいります。また、麻原の実態を知らない若者がその教えを信じてアレフ(Aleph)に入会してしまうといった過ちが繰り返されないようにするための多方面の取り組みを、引き続き行ってまいります。そして、継続して被害者賠償契約に基づく賠償金のお支払いに努めさせていただく所存です。

     このような当団体の取り組みは、昨年(2017年)9月の東京地方裁判所による当団体に対する観察処分の取消判決や、複数の著名な宗教学者による当団体への評価などのように、徐々にご理解をいただきつつあるとは思いますが、今後もより一層の努力を深め続けていくことをお誓いいたします。

     もとより、いかなる活動をもってしても、亡くなられた方々が戻ってこられるわけでもなく、失われた時間が取り戻せるものでもない以上、とうてい償いを尽くせるものではございませんが、せめて二度と同様の事件が起きることのないよう、微力ながら尽力してまいりたいと考えております。

     最後に、あらためて、犠牲者の皆様のご冥福をお祈りし、心身に傷を負われた方々が1日も早く癒されますよう、お祈り申し上げます。

  • 札幌における「ひかりの輪」の活動に関して (2018年06月11日)

     ひかりの輪は、1カ月に1回ほど、札幌で勉強会を開催してきました。そして、この6月から、ひかりの輪の専従スタッフの女性(60代・元教員)1名が、札幌市内でマンションを賃借し、居住しています。近隣には迷惑をかけないように努めるつもりです。このマンションは、月1回ほど、アレフ信者の脱会支援を含めた、ひかりの輪の関係の少人数の集いに使う予定ですが、団体が賃借したのではなく、個人が賃借したものです。

     札幌を含めた北海道には、ひかりの輪の一般会員はほとんどおりません(1名のみ)。また、ひかりの輪は、依然として麻原を絶対視するアレフとは全く異なって、仏教・心理学などの思想哲学の学習教室であり、宗教団体ではありません(よって、後記の通り「会員」はおりますが、「信者」はおりません)。

     ひかりの輪は、オウム事件を反省・謝罪し被害者団体に賠償しており、アレフ信者の脱会支援を行うなど、アレフとは大きな違いがあります。そして、会員制度はありますが、会員ではない一般の方で通ってくる方が一定数いらっしゃるという状態です。

     札幌にはアレフの最大の拠点があることから、ひかりの輪は発足以来10年以上、アレフ信者の脱却支援を行っており、全国で150名以上、札幌だけでも数十名の方の脱却をこれまでに支援してきました(なお、札幌で脱却支援した方の中で、ひかりの輪の会員になった方はいません)。

     なお、公安調査庁は、ひかりの輪に対して観察処分を行っていますが、昨年(2017年)9月に東京地裁は、アレフに対する観察処分は認める一方で、ひかりの輪については、アレフとは対立関係の別団体であって、麻原への帰依を否定し、麻原を主宰者・代表者としていないとの事実を認め、観察処分を違法として取り消す公正な判決を下しています。その後、国側がこの判決を不服として控訴しており、東京高裁で訴訟が係属中であることから、まだ観察処分が執行されていますが、同判決が確定すれば無効となります。