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「ひかりの輪」に関する最新ニュースをお届けします。

2018年04月

  • 宗教学者2名(鎌田東二氏・大田俊寛氏)の方がひかりの輪の健全性を認める報告:長年の広範な調査研究の結果 (2018年04月18日)

    以下の通り、オウム真理教(現アレフ)とひかりの輪を専門とする優れた宗教学者の方が、長年の広範な調査研究の結果として、ひかりの輪が危険な団体ではないことを認め、ひかりの輪の観察処分を取り消した東京地裁の判決を支持し、公安調査庁の見解を否定する報告を正式に発表されていますので、ご紹介します。

    (1) 鎌田東二氏
    (上智大学グリーフケア研究所特任教授・京都大学名誉教授/宗教哲学・民俗学)

    多数の研究論文・著作・メディア出演で著名な宗教哲学者。
    長年オウム真理教研究を行い、宗教学上の魔境の概念でオウム真理教・麻原彰晃の闇をひも解いた「呪殺・魔境論」など刊行。

    ひかりの輪に関しても、その発足以来10年に渡り調査・研究。現在、優れた宗教学者多数が参加する「身心変容技法研究会」の代表研究者であり、所属する上智大学グリーフケア研究所の所長は、オウム真理教の研究でも知られ、日本の宗教学者のトップとも言われる島園進氏。
    身心変容技法研究会に関しては、http://waza-sophia.la.coocan.jp/

    鎌田教授は、以下の論文で、長年の広範な調査研究の結果として、ひかりの輪の思想の健全性を認め、ひかりの輪の観察処分を取り消した地裁判決を支持し、公安調査庁の見解を否定する論文を発表されています。

    以下は身心変容技法研究会HPにて公開中のページのリンクです。
    (研究年報「身心変容技法第7号」(科研研究年報誌『身心変容技法研究』第七号)全272頁)
    表紙(0.5MB)
    目次(0.5MB)本文(8.7MB)奥付(0.5MB)裏表紙(0.5MB)

    以下は、「身心変容技法と霊的暴力――オウム真理教とひかりの輪の身心変容技法」鎌田東二より一部抜粋です。

    「公安調査庁も公安審査委員会もそうした表現を言葉だけ、口先だけの欺瞞であると見て、観察処分の必要を主張している。
    オウム真理教とその後のアレフとそこから独立したひかりの輪のそれぞれの思想と行動と活動を仔細に吟味し、比較していく必要があるが、それについては今後も継続考察していくとして、小論を締め括るにあたって、最後に、上祐史浩とひかりの輪が辿った分派独立の過程を「麻原隠し」と見るか、「麻原離れ」と見るかについては、私は後者だと見ている。
    それがこの十年間のひかりの輪の思想表現や活動を見ての結論である


    ひかりの輪の教本に一貫して表現されているのは狂信的なカルト宗教に対する慎重な態度と距離と批判的な吟味である。
    そこにはオウム真理教事件が引き起こした諸問題を深刻かつ真剣に反省的に捉え、混迷する時代の中での一人ひとりの生き方や内省・自己省察と自然理解・自然体験をベースにした人生哲学を学ぶ場であろうとしている。
    それは一種の「人生道場」的な集いと研鑽であるが、それはオウム真理教事件後の反省に基づく抑制とバランスの取れた見方と主張であり活動である。
    それを「麻原隠し」と断定する根拠はない。

    この点で、私は東京地裁の判決を支持する。ひかりの輪を観察処分が必要な公共の安全に脅威を与える危険な団体と見なさない。
    むしろ、ひかりの輪は、教本のみならず、さまざまな活動において、思想的にオウム真理教の危険性と問題点を自己反省的・総括的に批判し、そこからの離脱と距離を繰り返し確認しようとしている。

    また行動的にもオウム真理教が陥った自己肥大・自己幻想・自我のインフレーションの陥穽に陥らないように注意深く自己観察や自己抑制することや社会的公共性や信頼性を確保することを強調している。
    その方向性と指針に従って自己抑制と自己吟味を重ねながら地道に行動し活動を続けている。そこに「公共の安全を脅かす危険性」を見出すことはできない。

    内においては聖地巡礼や修験道の実践を通して、「六根清浄、懺悔懺悔」を内観浄化し、外においては、「外部監査委員会」を設けて外部の有識者の吟味検証を定期的に受けている。(中略)
    もちろんそれが逸脱することのないように見守ることが必要であるが、本身心変容技法研究会は、「外部監査委員会」とは異なるところで、オウム真理教事件後の諸問題についてさらなる探究と吟味と情報公開を伴う社会還元を行っていきたいと考えている。」


    (2) 大田俊寛博士・埼玉大学


    新進気鋭の宗教学者であり、近年出色のオウム真理教研究とされる「オウム真理教の精神史」の著者。ひかりの輪に関しても、その教材・資料のほとんどを精査するなど、その広範な調査・研究は他の追随を許さない。東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程を修了。グノーシス主義の研究でも著名。

    大田博士は、2014年、ひかりの輪の外部監査委員会(当時の委員長は河野義行氏・元長野公安委員・松本サリン事件被害者遺族)の要請を受けて、それまでの深く広範な調査・研究に基づいて、団体の思想・活動に観察処分に値するような危険性があるか否かに関して、意見を同委員会に提出されました。

    結論として、ひかりの輪は、オウム真理教の教義・活動の中で事件の原因となった危険な要素に対して十分な対処しており、その意味で危険な団体ではないとして、公安調査庁の見解を否定しました。また、2017年にも再び、同じ趣旨の意見を発表されています。

    大田博士のひかりの輪に関する意見書(2014年11月)https://goo.gl/yyhFU2

    大田博士のひかりの輪に関する意見書追加版(2017年11月)https://goo.gl/m1MFDW

    大田博士の雑誌「宗教問題」の座談会(2017年10月)での発言メモ(2018年3月20日発表):http://gnosticthinking.nobody.jp/dialogue.html

  • 本日オピニオンサイトiRONNAに、上祐史浩手記「麻原を『不死の救世主』にしてはならない 」が掲載されました (2018年04月16日)

    本日、オピニオンサイトiRONNAに、上祐史浩手記「麻原を『不死の救世主』にしてはならない 」が掲載されました。

    麻原死刑執行が秒読みと言われる今、以下の特集記事の中の手記の一つです。
    ご一読いただけましたら幸いです。

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    「グルが神になる日」死刑執行秒読みの波紋」

    オウム真理教をめぐる一連の事件で、死刑が確定した教祖、麻原彰晃(本名・松本智津夫)ら13人の死刑執行が秒読み段階に入った。執行には慎重論も根強いが、その最たる理由は「教祖麻原の神格化」である。グルが神になる日はやって来るのか。議論の核心を読む。
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    ようやくその時が来た。
    麻原を「不死の救世主」にしてはならない (上祐史浩)

    - オピニオンサイトiRONNAhttps://ironna.jp/article/9450

    ・極めて低い報復テロの可能性
    ・麻原と同等ではない6人の子供
    ・終焉したオウムのテロ
    ・オウムは平成を象徴した宗教