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社会的取り組み

地下鉄サリン事件から24年目を迎えて
(2019年03月19日)

                      2019年3月20日
                      ひかりの輪元オウム信者一同

 本日で地下鉄サリン事件から24年目を迎えるにあたり、ひかりの輪会員のうち事件当時オウム信者だった私たち一同は、事件で犠牲になられた13名の皆様のご冥福をお祈りするとともに、心身に傷を負われた多くの方々が1日も早く癒されるよう祈念し、当時のオウム教団に関わった者として、あらためて皆様に深くお詫び申し上げます。

 昨年は、麻原をはじめとするオウム事件死刑確定囚13名の死刑が執行され、大きな節目の年になりました。
 麻原への死刑執行は、事件再発防止のための確実な措置になったと考えております。しかし、それでも被害者の皆様の傷が癒されるものではないことは、さる16日の被害者の皆様の会合で「風化はない」とのお声が出たと報じられたことからも、お察し申し上げる次第です。
 
 私たちは、被害者の皆様に多大な苦しみを与えてしまったオウム教団を、かつて物心両面で支えていたのであり、一つ間違えれば、死刑執行された元死刑囚らと同じ罪を犯す恐れがあったという意味では、彼らに等しく反省と償いを深めていかなければならない立場にあると考えております。

 そのためにも、これまで被害者の皆様が解明しようとされてきた、事件に至るオウム信者の心情や、その根拠となった思想・教義にまで立ち返ってオウムの総括を進めて、公表してまいります。また、麻原の実態を知らない若者がその教えを信じてアレフ(Aleph)に入会してしまうといった過ちが繰り返されないようにするための多方面の取り組みを行うことも、私たちのなさなければならない償いであると思っております。

 そして、事件を振り返り犠牲者の皆様の追悼等を行う慰霊行事等にとどまらず、あらゆる機会を通じて事件のことを想起し、胸に刻み続け、微力ながら被害者賠償契約に基づく賠償金のお支払いに努めさせていただくことも、私たちの責務であることは申し上げるまでもありません。

 このような当団体の取り組みは、複数の研究者の方々のご見解などのように、徐々にご理解をいただきつつあるとは思いますが、今後もより一層の努力を深め続けていくことをお誓いするとともに、事件で被害を受けられたすべての皆様に、あらためて心からお詫び申し上げます。

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