QA 一覧
私と一般の方々との意見交換の中から、Q&A方式にしてご紹介します

Q&A 対人関係

嫌悪の増大する相手にどうしたらいい?

Q:嫌悪の増大する相手がいるのですが、
嫌悪しなくするには、どうしたらいいでしょうか?
A
いくつかの方法があります。
一つ目は、自分を守る心があるから嫌だと思うのです。
だから、結局、どんどんどんどん
自分というものにとらわれないようにしていくのです。

そのためには、他をできるだけ愛する実践をします。
仏教でいう慈悲の実践です。
そういった心の訓練をするということが一つです。

もう一つは、嫌な人で、それと同じ要素が自分にもある
ということを認識すれば、怒りというか嫌悪は収まっていきます。

嫌悪というのは、自分と他人が全く違うんだ
と思うことから生じます。
両者が違うんだと錯覚しているわけです。

しかし、本当に智慧のある人は、そうではないことに気付きます。

人間関係において縁のある人というのは、
自分では気付かないことが多いけれども、
非常に多くの共通点があります。

このように考えて他人を嫌悪せず、
他人の悪いところが自分にもないか考えて
自省の機会に使うことを、カルマ・ヨーガといいます。

そうすると、いい人も悪い人も皆、
あなたの成長に役立つことになります。
すべての人が師になります。

これについては、カルマの法則で考えてもいいのです。
自分が過去に他になしたから、
今、自分が他に嫌なことをされると。
だから、怒らないようにしようと。

こうして人は、実は、
自分にある要素を見て嫌悪している部分があります。
自分にもあるけど、
自分は我慢しているつもりのことを
他人がやっているのを見ると、特に頭に来るわけです。
でも、自分が完全なわけでもありません。

これに気付けば、嫌悪、怒りは一切消えます。

ではどうしたら気付けるかというと、
これまでの人生で、自分が他人や他の生き物になした悪いことを、
懺悔のつもりでノートにたくさん書き出します。

これは厳しくやらなければなりません。
というのは、人は自分に甘く、他人に厳しいものだからです。
特に嫌悪の強い人はそうです。

そうすると、自分が嫌だと思っている他人と、
似たことをした自分が見つかります。

そうすると、嫌悪が氷解していきます。
「ああ、自分も同じところがある」と。
つまり、他になしたことが自分に返ってきているということです。

この二つの方法は、本当は同じ一つの真理です。
自分と他人を区別して、自分だけを愛して
他人に対して嫌悪が生じるから、これをなくそう。
他を自分と同じように愛そう。
これが一つ目でした。

そして二つ目も、自分と他人を区別をなくそう
という点については同じです。
他人の嫌な部分を自分にも見つけるのですから。

この二つの方法のどちらでもいいですから、
自と他の区別、これをなくしてしまえば、
嫌悪というのは消えますね。

もちろん、これ以外にもいろいろな方法があります。
仏教的には、四念処の瞑想とか、
カルマ落としを喜ぶ逆の瞑想とか、
それから、身体的な操作で、
心と連動している気の流れをよくすることによって
間接的に嫌悪・怒りを消す、
ヨーガ的・密教的な行法・秘儀もあります。

でも、今日は初歩的な簡単な二つを紹介しました。

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